俳句って楽しい????2011/01/02 22:09

 童子1月号が届いた。内容については、WEBを参照して欲しい。
http://www10.ocn.ne.jp/~douji/

 今年から表紙絵が、辻桃子先生が子供の頃に書いた母親の絵になっている。今年も、ヌードを期待していたのに、残念。

 例の花童子に掲載句は、次の通り。
 
×帯広の街モノクロに秋時雨

○旧獄舎紅葉に染まる煉瓦塀
 (旧獄舎紅葉染めたる煉瓦塀)

○微睡みぬ子栗鼠ひもじき栗一つ

×白樺の幹数え行く紅葉道

○念仏の声の途絶えて山時雨

 結局、3勝2敗で散々。しかも、念仏の句は、
投句する時に「禿げ鷲の老いを数えし秋日暮れ
」に換えて俄に適当な句を作った。

 嘘俳句なので、それが○になるなんて、吟行とか写生とかなくて、当たり前のカタチの句を作っておれば、採用されるということになり、そんな当たり前の俳句を作っていても、僕には、くだらない。

 今後もこの路線を変えずに、投句を続けて、来月には、たった2句、あるいは1句、あるいは、採用無しになってもそれはそれで良いと思っている。

 句会も当たり前の句を出して、討論してもツマラナイと思うので、辞めて置こうかと思っている。

 「俳句って楽しい!」というのがキャッチフレーズだが、この会に入ってみて、「俳句ってつまらん・・」というのが、印象になってしまう。

 結局、この同人は伝統俳句の会なので、この会を選んだこと自体が間違っていたのかもしれない。

 「伝統」なんて、なんの意味があるのかしら。
 春夏秋冬の季語なんて、とうに、ナンセンス化しているのに。

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