実践住居社会学 ― 2007/03/28 12:50

以前、佛大通信教育の社会学部応用社会学科に在籍していた時に特に印象を受けたスクーリングは、伊東康子先生の生活文化特殊研究であった。
私達が現在、居住しているモダンスタイルの住居の形態がイギリスでどの様に誕生したか、また、アメリカの郊外型住宅、そして、日本の昭和初期の電鉄会社の住宅開発で初めてモダンスタイルの間取り形式を持つ洋式住宅が産まれた事、戦後のニュータウンでの生活形態等住居史の変遷の講義が中心であった。
膨大のスライドで間取りが紹介されていくのであるが、建築には疎い私の事であるから間取りから生活空間がどの様に展開されているのかの想像が困難であった。
こうしたところに先週、ヨドバシカメラで3Dホームデザイナー(体験版)が配布されていたので、早速、帰宅してからインストールして見た。メガソフトの製品である。
メガソフトの名前を聞いてピーンと来た人は、シム・ピープル等のシュミレーションソフトに嵌っている人だろう。
3Dホームデザイナーは、最初、建坪率や占有率等を決定し、敷地の図面を書いて、その上に間取りを決定し、建具類の規格ページからドラッグして配置していくとアッと言う間に間取り完成、立面図ボタンを押すと建築完成予想図の出来上がりと言う簡単なもの。
実際に、シム・ピープルシリーズと操作が似ているので、1時間もすれば、簡単な図面が出来上がる。その画面が上図である。
私は、貧乏なので、住宅を建てるつもりはないので体験版に終わりそう。でも、住居社会学等を勉強している人は、資料の平面図を入れると簡単に生活空間がシミュレート出来るので、お勧めかも。
今日の月 ― 2007/03/28 23:41

本日は、天頂付近に土星と月が綺麗に輝いていたので、写真を撮影した。機材は、114㍉反射経緯台、PL20㍉、パナソニックのLUMIXFZ7、ビクセンのカメラアダプターで撮影した。
LUMIXの手振れ補正機能がどの程度、天体写真に効くかであるが、手振れ補正を外して撮影したものと、手振れ補正1、手振れ補正2を比較すると、手振れ補正2のモードは一番ブレが少なく撮れる。
特に拡大の場合は、経緯台で自動追尾装置がついていないので、月面が移動する為にどうしても遅いシャッター(1/15以下)を切るとブレテしまうが、手振れ補正では、この影響がかなり軽減されると思う。
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