格安セット2016/02/24 09:39

格安セットで、アナログレコードを楽しむ。
レコードプレイヤーは、オーディオテクニカ(中古品)
SACDプレイヤー(SONY製、中古品)
MDデッキ(TEAC 中古品)
カセットデッキ(マランツ3HEAD)
時代物のテクニクスのプリメイン(太古品、プリアンプに改造)
6BQ5シングル(写真には写っていないが、メインのアンプ)
SPシステム(テクニクスのミニコンについていたもの)
おそらく最低ランクだと思うけれど、自作真空管アンプを接続してハイドンの交響曲を楽しんでいる。

1926年の録音、音はさすがに悪いなあ。2015/07/27 14:09

以前、このブログでも取り上げたフルヴェンの1926年の運命、NAXOS盤を今、聴いている。ライトレイ方式の録音ということで、音は、ラッパに吹き込まれ、機械的な振動を経て、光信号として記録され、それを、トーキー映画と同じ方法で記録されるという。トーキー用の信号で読み取った音楽信号をSP盤にカッティングされている。これは、ウェステイングハウス社の発明によるもの。同じ頃、ウエスタンエレクトリック社が開発した方法は、マイクロフォンの信号を真空管で増幅して、直接、SP盤にカッティングする方式でこちらの方に最終的には軍配が上がったみたい。ライトレイ方式のメリットは、フィルムに音楽が記録されるので、長い音楽も記録が可能であるということ。一度、フィルムに記録された信号を何度もカッティング出来るので、リカッティングが必要な場合にメリットがあることなど。ライトレイは、機械振動が光信号に変換されるので、
その過程で音質のロスがある。マイクに比べて感度が低いので微細な信号の記録にはむいていない。

しかし、このレコードのベルリンフィルは、ピアティゴルスキーやヘンリーホルストと言った一流の演奏家の音が収録されている筈である。

以下のクリストファー野澤氏による解説が引用されたページ

http://www.geocities.jp/furtwanglercdreview/beet5.html#no101

アナログな毎日2014/12/21 09:35

FACEBOOKでアナログ盤のファンのグループに入って活動しているので、アナログレコードを聴く機会が多くなった。
自作の真空管式イコライザーアンプやクリスキットのイコライザーアンプを使って聴いている(実家の場合)
クリスキットのイコライザーアンプは、ノイズが少なくSN比が高いのでいいと思う。MARK8Dには、イコライザーがついていないので、その前のバージョンのMARK8(UNIVERSAL)を接続している。
神戸の家には、その前々バージョンの真空管式のMARKⅥがあり、テレフンケンの12AX7Aが6本刺さっているが、それよりもトランジスター式の方が、クリスキットに関しては、音質が改善されていると思う。

MALKⅥ+P-35Ⅲ+SE120(ダイヤトーンフルレンジのP610MB)2014/08/16 20:26

神戸の家に引っ越してきて、徐々にオーディオ装置も増えてきた。
といっても実家から持ってきたものばかりだが。

オークションで落札したクリスキットのMALKⅥに、エレキットのTU870をつなげて聴いていたが、TU870が先日の台風の被害で壊れたので、実家に余っていたChriskit P-35Ⅲをショルダーバックに入れて、エッチラオッチラとこちらに持って来て接続して驚いた。

キットを購入して組み立てて以来、MALK8Dに接続してこれまで楽しんできたが、どうしても高域が強まりすぎて、低音が出ない。専用のクリスキットのエンクロージャーSE-120に接続して聴いても低音が頼りない、高音がキンキンする状況であったが、MALKⅥ+P-35Ⅲ+SE120(ダイヤトーンフルレンジのP610MB)の組み合わせでベストマッチングというか、若干、低音が響きすぎる位の状態になった。それで、低音のカットオフ周波数を150HZに変更したら(MALKⅥはこうした設定が簡単にできる)ベストバランスになった。

こうして聴いてみると、 P-35Ⅲは、MALKⅥに合わせて音のバランスなどが設計されているパワーアンプなのだなと納得した。非常に豊かな音で、レコードやCDが楽しめて至福のひとときを過ごしました。

NHKFMでザルツブルク音楽祭の放送が開始2013/02/19 10:11

今週からNHKFMでザルツブルク音楽祭の放送が開始となった。
インターネット放送のらじるらじるで、高音質で楽しんでいる。

超録というソフトで、WAVファイルで収録し、CDやMDに焼いて保存している。長期保存は、MDが多い。MDがパソコンなしで気楽に楽しめるが、ディスクメディアがゴロゴロするのが困る。

30年位前のSONYのAHFのテープをかけてみる2013/01/16 13:55

仕事しながらミニコンポでカセットを聴くことが多い。

CD、MD、Itune、インターネットラジオ、どれも音が鮮明過ぎて、聞き流し出来ない。

カセットは、ずっと流していても聴き疲れしないのでよい。
でも、最近のカセットは品質が悪い。特にダイソーのものは酷い。最初は、コンポのデッキの具合が悪いと思っていたけれど、そうではないようだ。

30年位前のSONYのAHFのテープをかけてみる。
唖然とする程、音が鮮明でなめらか。

もう、とっくに劣化している筈の、クラウス・テンシュテットのマーラー5番のFM生中継を録音したテープが、鮮明な音で鳴り響く。

SONYって未だに、クオリティの高いテープ出しているのだろうか。
安物からメタル高級品まで、多いときには,100種類以上も販売されていたカセット全盛時代が懐かしい。

パナソニックの中古のミニコン、今でも大変な人気商品2012/11/17 15:49

パナソニックの中古のミニコン、今でも大変な人気商品。
ONKYOと同じ位かな。
ONKYOは、現行製品で販売されているが、カセットデッキはついていない。

実際、壊れた奴をゲットして聴いていても、MDの再生の安定性や音質、あるいは、USBモードによるPCの音声のクリアさ、バイアンプ構成で、1つの音楽信号が、高音部と低音部にチャンネルデバイドされており、別々のスピーカー端子が出ているのは、今のハイエンドオーディオにもない。

マルチアンプ構成で再生されているクリスキットの場合は、プリアンプ、チャンネルデバイダー、パワーアンプ2台で、ホーンスピーカーとウーハーを別々に鳴らす仕組みだが、パナソニックのミニコンは、これ一台で、ウーハーとホーンを分けて鳴らすことが出来る。当然、クリスキットの様に自在にクロスオーバー周波数を変更すること等は出来ないが、ネットワークシステムによる音の悪影響を考えると、理にかなった構成である。

つまり、このミニコンをパソコンにUSB接続して使用すれば、マルチチャンネルDAC変換されたクリア音質で、PC音声の再生が可能になるということ。

PCにウーハー部とホーンを接続するなんて、どう考えてもクレージーだが、マニア心がくすぐられる。

カセットデッキ部は、さすがにラジカセ並みの機構しかなく、現状稼働している機種でもヘッドの劣化等の影響が免れないが、それでもカセット、MD、CD(5連続チェンジャー)の構成は、こういったカテゴリーの家電製品では、全盛期なのでは。

2000年代の前半を中心に発売されたが、MDが早くから廃れて、IPODやmp3が中心になってからは、急速にこの手のミニコンが廃れてしまった。

それでもヤフオクなんかみても、僕も完動品を落札しようとしてもこれまで2回も競り負けた。落札価格は、1万円に近い価格。作られて10年前後も経過した中古品につけられたミニコンとしては、破格だと思う。

ミニコンは、やはり、「時限爆弾」仕様で、パナソニック等はマシだが、耐久性等については、犠牲にしても、機能のてんこ盛りを目指しているもの。それが、耐用年数が過ぎた商品で、こんなに高額の値段がつくなんて、凄いと思う。

現行製品でSONYがミニコンで、カセット、MD、CD対応のものを出しているが、もちろんUSBスピーカー機能もついておらず、みかけも内容も、パナソニックのこの手のミニコンの現役時代の製品に比べて見劣りすることは否めない。

どうしても欲しいと思うけれど、おそらくは無理だろうな。
カセットとCD再生が逝かれた、今、使用しているパナソニックのこのコンポで我慢した方がよいかも。

最近、気になるのは、やはり、USB直結のデジタルパワーアンプであり、これには、デジタル入力端子、アナログ入力端子がある。つまり、MDやカセットに関しては、単品のコンポを接続して使うという手もある。ラジオは必要ない。最近では、NHKも民放もデジタルラジオが主流になっており、音も高音質であるから。

ソニーの経営危機はMDの危機2012/11/12 15:03

またMDを聴いている。CDに比べて気を使うこともないし、iPodの様に選曲の煩わしい操作も要らない。ましてやiTunesのような操作性の悪いソフトをノロノロ起動させることなくカチャとミニコンの挿入口に入れるだけ。
何時も聴く曲は二三曲程度なのでデジタルコピーを一度すれば耳タコで聞ける。
音質がどうもと言う人もいるがSPモードであればMP3より音質がましのような気も。ヤフオクで落札したアニフィスの朝比奈ブラ1を聴いている。
俄仕立てのオケなのに演奏は緻密で緊張感に溢れている。
残念ながらMDが聴けるコンポが殆どなくなってしまったのでソニーのおそらく最期の機種を買うかどうか迷っている。
ソニーも危機的な経営状態なのでこういった時代から取り残された機種から廃止されて行くだろう。デジカメやマイナーな家電シェアが低いウォークマン等も危ないだろう。
まさに悪貨良貨を駆逐するである。

クリスキットMalkⅥ2012/11/03 11:17

クリスキットMalkⅥ管球プリ。

神戸の出品者のお店で、丁寧に整備されていたので、電解コンデンサ等も全て交換されており、雑音もなく、順調に動いている。

フォノイコライザは、購入当初は、少し硬い目でレンジが狭かったのが、毎日LPレコードをかけていると、音に柔らかさが出てきてレンジも広がり、バランスの良い音となる。

CDの音は、管球ラインアンプ経由となるが、柔らかく、それでいて透明度の高い音、ハイカット、ローブーストがついているが、ハイカットを12KhzでかけるとCDの音もまったりとした音に変わってよくなる。

パワーアンプは、2A3シングルの無帰還であるが、クリスキットのプリでは、ゲインがやや不足。ボリウムを2時位で通常再生音量となる。ゲインを調整すればよいのだが、筐体を開ける気にはなれない。

真空管特有の良い匂いが点火してしばらくするとしてくる。
この匂いを嗅ぐのが好きである。

自作のプリと切り替えできる様にしてある。
居住環境からあまり、大きな音で再生出来ないので、このプリの再生音程度がちょうどかな。

レコードを聴くのが楽しくなった。

死滅メディア 哀しきロンサムジョージ2012/10/24 20:39

最近、凄まじい勢いで死滅してしまったのが、MD。
現在、MDが再生可能な機器(コンポ)を現役で出しているのは、ONKYO(ひょっとしたら旧機種の売れ残り?)とSONYしかない。

SONYのは、CD、MD、カセット、ウォークマンと旧メディアの博物館のミニコン。
http://www.sony.jp/system-stereo/products/CMT-M35WM/

昔は、どこにでもあるありふれたミニコンだが、今や、SONYしかない。
結局、SONYはI-PODを使える機器は出せないので、旧機種の博物館にならざるを得ない。

音質などの評価は低いらしい。実売価格2万円位。
同値水準で日本直販等で、レコードとCDとカセットとUSBの機種が出ており、こちらは、2万5千円位。MDはついていない。

面白いのは、MDが死滅しているので、今の20位の人は、もう、このメディアを知らない人がいて、どうやって再生するのかとかそういった質問コーナーまである。お父ちゃんの引き出しから出て来たんだけれどとか。
MDは、僕は、発売された当初から購入して、その音質に感動したが、今や昔話。

このSONYのコンポも昔のカセットやMD等の黄金時代を知るものにとっては、技術的にも品質的にも最低水準。.それでも使えるだけがマシ。

3HEADのカセットデッキや高級MDデッキの音と比較する方がおかしい。最低限の機能が辛うじて退化して残っているのにみんな感動、経緯を表明して購入する。

最近、レコードやカセットをデジタルメディアに簡単にコピー出来る商品が多く発売されているが、プレイヤーは、昔の子供用のプレイヤーに使用されていたレベルのアイドラドライブ、針圧が強すぎてレコードを台無しにしてしまうセラミックカートリッジ(イコライザーが要らない。セラミックの特性でRIAAカーブに使い特性を得る様にされている。)あるいは、ノイズリダクションさえついていないカセットデッキが無理矢理にリバースにされており、ワウだらけ。

これらのメディアに比べると、MDは、音質でみても数ランクつがうが不要に低い扱いを受けて、ガラパゴス化されて日本でロンサムジョージになろうとしている。

ヤフオクで過去のパナソニックのミニコンを買ったが、もう退化の兆候が出ていてカセットは最低ランク、MDも耐久性がなく直ぐに壊れる代物。音飛びがして使い物にならないチェンジャー等々。それでもMDが聴けるので、このぼろい中古を使用している。

これももはやチェンジャーも壊れ、さっき、カセットも壊れた。
真空管のCDプレイヤーやPCのUSBのデジタル音源をこれで聴いていると、それ程、悪い音でもないが、良い音でもない。それでも音楽演奏の良否は判る。

こんなのでもPCからUSBモードでダイレクトで録音出来ないようにプロテクトされているのも哀しいもの。