現代医療の無駄遣いCPAP治療 ― 2008/04/22 23:17
2000年頃に、近くの内科で気道が特に狭い事を指摘されて北野病院で検査をしてもらった。
診断は、重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)
北野病院では、現在は、SASの専門外来を設置しているが、当時は、特殊な患者扱いで、1泊5万円の病室で大きな機械類を設置されて宿泊検査を受けた。
管轄は耳鼻咽喉科で、CPAP治療の知識がない医者にかかってしまったので、「現時点では、治療法がない。」と言われて、帰宅、高額の検査費用無駄になった。
その後も、金縛りというか、息苦しさとか、翌朝の頭痛、唇が土気色になる等の症状が出たので、治療法をインターネットで捜したら、CPAP治療というのが見つかった。
そこで、鶴橋の柳耳鼻咽喉科というのを発見して、自宅でできる簡易検査を御願いして、重度のSASの可能性があるというので、警察病院を紹介していただく。
http://www.i-apple.co.jp/clinic/ryu.html
警察病院では、京谷先生という専門医の診察を受けて、今度は、1泊3万円の検査を2回に分けて、行いCPAP治療を開始する。
その後、警察病院は、検査費用がかかるのと待ち時間が長いので、警察病院を辞められて開業された京谷クリニックで診療を受けている。
http://www.kyotani.net/
機器は、図の通りで、レンタル料と診察料で月々4750円かかる。
もう治療を開始してから6年以上が経過しているので、34万円以上も病院に払い込んでいる事になる。
重度のSASで保健が効くので、実際の医療費は、6年間で100万円という事になる。
大部分は機器代である。この機械は、フランス製で、小型なので出張や佛大のスクーリング宿泊にも持参した。
機器の価格は、30万円位という事は、機器を購入した方が安上がりではないかという事になる。
この機械は、一定の設定圧力で圧搾空気をチューブとマスクを通して鼻腔に送り込むだけの単純な機械であるが、日本製がないという事で、オーストラリア(カンガルーの国が開発で変な話)フランス製が主な機械で舶来製(なんといってもおフランス製!!!)の機械だから高いということ。
しかし、実際にこの機械を製造している本社に問い合わせてみたら、600米ドルで購入可能ということ。カード決済も出来るが医師の処方箋が必要で、一般の人の購入は難しいとの回答が還って来た。
でも精々6万円の機械を30万円の保険点数で販売出来るなんて美味しい商売だと思った。
疑問に思った人がいて、自分で輸入して患者にインターネットで直売サービスを始めた人がいたが医師法違反という事で告発されると警告されて商売を辞めている。
日本で、この程度の機械を開発して、販売すれば、精々、3~4万円程度の商品である。それを医療機器企業が販売・リースを独占して高額で販売、高い保険料を患者から搾取している状況をどう考えたら良いのだろうか。
3~4万円で買い取り制に出来れば、患者の負担が相当軽くなる。また、健康保険からの費用の浪費を防ぐ事が出来る。
医療費の中で、高額である抗生物質、実は、これは、家畜の医薬品として人間に与える場合の1/1000のコストで供給されているのが実情だ。ところが、人間向けの場合は、様々な安全面を配慮した費用がかかり、莫大の薬代となる。
日本の医療費の大部分を製薬会社とこういった医療機器会社が搾取しているのが現実で、医師が受け取る診療報酬は僅かなので、特に、過労とか割が合わない診療科目の医師が不足する状況がずっと続いている。
内科の主治医は、「豚マスク(CPAP)は、応急措置で治療などと呼べるものではない。」と意見している。私もそうだと思うが、1患者の立場では、どうにもならないのが現状なのだ。
メタボリックシンドロームや睡眠時無呼吸症候群等、時流に乗った病気を喧伝、儲けるのは、製薬会社と医療機器商社だけという現実に早く、みんなが気づいて欲しい。
こうした無駄遣いを止めさせることが出来れば、現状の国民保険や政府管掌保健、健保組合でも財政破綻どころか余裕で乳幼児からお年寄りまで豊かな医療を受けることが出来るのだ。
診断は、重度の睡眠時無呼吸症候群(SAS)
北野病院では、現在は、SASの専門外来を設置しているが、当時は、特殊な患者扱いで、1泊5万円の病室で大きな機械類を設置されて宿泊検査を受けた。
管轄は耳鼻咽喉科で、CPAP治療の知識がない医者にかかってしまったので、「現時点では、治療法がない。」と言われて、帰宅、高額の検査費用無駄になった。
その後も、金縛りというか、息苦しさとか、翌朝の頭痛、唇が土気色になる等の症状が出たので、治療法をインターネットで捜したら、CPAP治療というのが見つかった。
そこで、鶴橋の柳耳鼻咽喉科というのを発見して、自宅でできる簡易検査を御願いして、重度のSASの可能性があるというので、警察病院を紹介していただく。
http://www.i-apple.co.jp/clinic/ryu.html
警察病院では、京谷先生という専門医の診察を受けて、今度は、1泊3万円の検査を2回に分けて、行いCPAP治療を開始する。
その後、警察病院は、検査費用がかかるのと待ち時間が長いので、警察病院を辞められて開業された京谷クリニックで診療を受けている。
http://www.kyotani.net/
機器は、図の通りで、レンタル料と診察料で月々4750円かかる。
もう治療を開始してから6年以上が経過しているので、34万円以上も病院に払い込んでいる事になる。
重度のSASで保健が効くので、実際の医療費は、6年間で100万円という事になる。
大部分は機器代である。この機械は、フランス製で、小型なので出張や佛大のスクーリング宿泊にも持参した。
機器の価格は、30万円位という事は、機器を購入した方が安上がりではないかという事になる。
この機械は、一定の設定圧力で圧搾空気をチューブとマスクを通して鼻腔に送り込むだけの単純な機械であるが、日本製がないという事で、オーストラリア(カンガルーの国が開発で変な話)フランス製が主な機械で舶来製(なんといってもおフランス製!!!)の機械だから高いということ。
しかし、実際にこの機械を製造している本社に問い合わせてみたら、600米ドルで購入可能ということ。カード決済も出来るが医師の処方箋が必要で、一般の人の購入は難しいとの回答が還って来た。
でも精々6万円の機械を30万円の保険点数で販売出来るなんて美味しい商売だと思った。
疑問に思った人がいて、自分で輸入して患者にインターネットで直売サービスを始めた人がいたが医師法違反という事で告発されると警告されて商売を辞めている。
日本で、この程度の機械を開発して、販売すれば、精々、3~4万円程度の商品である。それを医療機器企業が販売・リースを独占して高額で販売、高い保険料を患者から搾取している状況をどう考えたら良いのだろうか。
3~4万円で買い取り制に出来れば、患者の負担が相当軽くなる。また、健康保険からの費用の浪費を防ぐ事が出来る。
医療費の中で、高額である抗生物質、実は、これは、家畜の医薬品として人間に与える場合の1/1000のコストで供給されているのが実情だ。ところが、人間向けの場合は、様々な安全面を配慮した費用がかかり、莫大の薬代となる。
日本の医療費の大部分を製薬会社とこういった医療機器会社が搾取しているのが現実で、医師が受け取る診療報酬は僅かなので、特に、過労とか割が合わない診療科目の医師が不足する状況がずっと続いている。
内科の主治医は、「豚マスク(CPAP)は、応急措置で治療などと呼べるものではない。」と意見している。私もそうだと思うが、1患者の立場では、どうにもならないのが現状なのだ。
メタボリックシンドロームや睡眠時無呼吸症候群等、時流に乗った病気を喧伝、儲けるのは、製薬会社と医療機器商社だけという現実に早く、みんなが気づいて欲しい。
こうした無駄遣いを止めさせることが出来れば、現状の国民保険や政府管掌保健、健保組合でも財政破綻どころか余裕で乳幼児からお年寄りまで豊かな医療を受けることが出来るのだ。
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