FZ18、拘りのモノクロモード2007/11/14 23:08

FZ18で撮影した3枚の画像を合成、左オリジナルモノクロ、真ん中オリジナルカラー、右フォトショップでモノクロ化
 睡眠時無呼吸症候群の診察を1ヶ月に一度、受ける事でCPAP器を保険適応でレンタル出来るので、今日は、靱公園の近くのクリニックに出かけた。
 待ち時間があったので、先日、送られて来たLUMIXFZ18で公園の撮影を行ってみた。18日のレース撮影の為にもカメラに慣れておく必要もあるからだ。
 実際に撮影した印象としては、やはり、ズームのレンジが2段程広くなった印象を受ける。35ミリ判換算で28ミリから500ミリまでのレンジが、片手でカメラを持っても、手振れ補正のお陰で夕方の露光条件が悪い時でも、簡単に採れてしまう。これは、デジタル一眼では、なかなか実現出来ない機能だと思える。
 また、前回も書いたが、テレマクロの設定が自動でやってくれるので、比較的近距離の望遠側の撮影でもAF動作もスピーディで殆どストレスが無い。これが、FZ7に比べて最も改良された点だと思う。
 また、オートISO設定では、露光条件、被写体ブレ等の状況を自動的に判断して、ISA感度を最大1600まで上げてくれる機能がある。
 これは、LUMIX以外のカメラ、例えば、このブログで常用しているIXYDIGITALでも、ISOHIAUTO等のモードがあるが、結局、そのISO感度を選択するかが煩わしいが、その様な場合にも自動で最適の露出条件を判定してくれるので、操作の手間が省けるのも嬉しい。
 構図面では、やはり、広角が28ミリクラスまで使えるのは、ありがたい公園の広場とか花壇とか大きな木とか、あるいは、町中で広い範囲を採りたい時等、望遠よりもずっと良く使うのが広角なので、フレーミングなども一層、多彩さが加わる事になる。
 この他、見やすくなった液晶とか、操作面が格段に改良されており、欲しくなった。筐体が大きくなった分だけ設計にも余裕が出来ているようで、機構部の動作もスムーズだ。
 データの保存もRAWやRAWとJPEGの併用も可能と、デジタル一眼と遜色ない。
 また、面白い機能としては、カラーエフェクトのモノクロだ。これは、他のデジカメにもついているが、例えば、カラーで撮影したもの(写真真ん中)をレタッチソフトでモノクロ化したもの(写真右側)とモノクロモードで撮影したもの(写真左側)で明らかにトーンバランスが異なっている。
 このカメラでモノクロで撮影した場合には、コントラストが強調される様に工夫されている。単なる色抜き撮影では異なる拘りのコンセプトの様だ。
 鈴鹿サーキットに出かける前に試用してみて早くもポチイ虫が騒ぎ出し始めている。

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