最悪の天気、最悪の身体のコンディションの中での撮影だった。2009/05/17 22:19

FZ28で撮影
 フォーミュラ・ニッポンRound2(2009.05.17)。
 恐らく、私の今後の記憶に残るレースになるだろう。
 最悪の天気、最悪の身体のコンディションの中での撮影だった。

 まず、エンジン始動段階で脱落車が出る。

 雨が時折大降りになる中で、水煙が霧の様に立ちけぶり、後続車の視界を遮るので、追い越しに失敗、追突・接触で、エアロパーツが砕け散る。あるいは、コースアウトで2台とも走行不能。

 アクシデント連続で、見ていても、完走するのがやっとで、実際に3台しか、最後には走っていなかった。

 私の体調も最低で、昨日、金曜日に医院に行って、土曜日静養したのが効いて、持続的な痛みはなくなったが、靴を履くのにも激痛が走る状態であった。

 それでも、観戦前売券のお金が勿体ないので、強行する。
 さらに、あいにくの雨である。

 鈴鹿で雨が降るとどんなことになるのか、一度でも体験した人だったら、頷いてくれるだろう。登山用に買い揃えた雨具一式が本当に役立った。上下に分かれており、非常に動きやすいゴアテックスで出来たアシックス製品で、ズボンから上まで完全武装で、登山靴を入っていた。足下も大変すべり安い。痛風で腫れ上がった足で斜面を歩くので尚更である。

 朝、9時に出発して、鈴鹿到着は、正午過ぎ、行きは、バスがなかったので、タクシーをやむなく利用する。(本当に助かったが、2000円が消えた。)

 食事もケチり、ビールも飲めないので、酒代も要らないので、予算の範囲に収まった。帰りはバスなのでお金が安くついた。

 写真の出来は、イマイチ、やはり、AFの遅さが致命的である。AFLOCK以外の方法での、レーシングカー等高速物体の撮影は無理。恐らく、ソフトの問題だと思うので、パナソニックさんにお願いしたいのは、ファームウエアのバージョンアップと、AF方式の変更である。おっかけフォーカスは要らないので、その分フォーカシングが速くなって欲しい。また、MFについてももっとやりやすい方法で出来る様になって欲しい。(それならば、G1を買って下さいと言われそうだ。)

 ファームウエアを追っかけフォーカスバージョンとクイックフォーカスバージョンに2種類をユーザーが選べて、インストール出来るというのは良いアイデアではないだろうか。

 今日は、日照がなかったので露光は、1段階位、シャッタースピードが落ちていると思う。ISOを上げれば良いのだろうが、もともと良くないノイズが更に増えてしまうので、200で通した。

 最初は、ヘアピンに向かう途中の短い直線の部分でF3のレースを撮影後、ヘアピンの反対側の観戦席があるところに移動。ここのポイントは良好で、一番前にはカメラ用の長方形の穴が開けてくれているので、座りながら、撮影を楽しむことが出来る。この前で立ち上がったり、カサをさしては後ろの人に迷惑だそうだ。

 車は直前に突っ込んでくるので、凄い迫力で、この場所は、指定席以外では穴場だと思う。

 フォーミュラーカーは、GTよりも、高速で、被写体としては、バイクとGTの中間位か。こちらの方が迫力がある。
 今年から、ドライバーの後ろにランプが点灯する様になっており、オーバーテイクシステムが5回まで許可。これをONするとエンジンの回転数が一挙に500回転上がる。これが20秒間持続する。これを使って先行車を追い抜くのだが、凄い迫力だ。

 こんな訳で、今回の撮影は無事修了。

 疲れましたが、満足した。

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