ＢＬＯＧ　ＦＲＹ

　日本中の中古住宅のデータベースを検索することが出来る。

　その中で、もっとも低価格な物件をこの２～３ヶ月探し求め続けて来た。

　その結果、低価格ランキングで全国10位以内には入るであろうという物件に当たることが出来た。

　他にも300万円台の物件があるが、大抵、大阪府内であるが、これらは、住宅ローンの条件に合わず、住宅ローンの条件としては、住宅面積が50平米以上で、合法建築であること、また、セットバックを含めて50平米以上の再建築が可能な物件ということになると、500万円前後の物件に絞り込まれるが、こんな安い物件は、首都圏はおろか、中京、九州にもなくて、関西、それも東大阪か神戸の郊外ということになってしまう。

　神戸は、震災以来、地価が大幅下落となり、中古住宅が低価格で購入しやすい地域である。

　例えば、4000万円から5000万円という30歳位のサラリーマンが35年ローンで購入可能な物件価格であるが、首都圏では、一般的な家だが、神戸とか私の家の近所では、ガレージ２台分、庭付き（ウッドデッキを設置してガーディニングやパットゴルフが楽しめる庭である）がついている。

　今、地価が極限まで下落し、金利もアホみたいに安いので、中古住宅の購入に最も適した時期だと思われる。

　私の場合は、そんな裕福なことは、夢のまた夢であり、全国ランキング最下位に近い物件で出来るだけ「棲めそうな」ものを足を棒にして探し歩いた。

　この家もそうだが、実に、不気味というか凄い。階段には赤い絨毯が敷いてある。「なんでやろう。」と考えるかも知れないが、そうなんだから仕方がない。

　極楽浄土への階段か、なにやらサイケな感じの家である。