多田源氏の末裔 苧蘿山人2009/09/22 14:30

関大の校友会誌「関大」第553号が届いていた。その書評で、

『多田源氏の末裔 苧蘿山人を追って 』(宇崎壽美子著,神戸新聞総合出版局)が紹介されていた。
http://shop.tsutaya.co.jp/book/product/9784343004888/

宇崎さんという方は存じ上げないが、関大の校友らしい。現在、私が住んでいる多田源氏発祥の地にこの苧蘿山人(ちょうらさんじん)は、非常に深い縁があるという。多田源氏多田蔵人行綱の末裔で、18世紀末期(1780年代)になくなり、岡本寺のご住職であり、医者、漢詩人、画家、篆刻家でもある文人である。

私の近所の能勢電鉄平野駅に近い曹洞宗の寺院岡本寺にその墓所がある。別名、多田玄介と呼ばれていたらしい。

ところで、私は不勉強なので、苧蘿山人(ちょうらさんじん)の読み方も判らなかったが、インターネットのちょい調べによると、「現在の浙江省にある苧蘿山には春秋戦国時代には、西施という絶世の美女がいた。姓は施 で名前は夷光である。 幼い時から美しかったが、呉越の戦争中で、母国越国が危機に処すると、 西施は敵国君王夫差を誘惑するための政治的任務を負って夫差の愛妾になってその目的を果たす逸話が伝えられている。

その中には、西施を手引きした男との恋愛ドラマがあり、深山に美女の幻をみるといった伝説もあり、王義之も西施にちなみ書を巨岩に刻んでいる。
恐らくは、苧蘿山人は、書、詩歌の嗜みあったので、この名前にあやかろうとしたのかも知れない。

ギアの噛み合わせ位置を調整2009/09/22 14:47

 「太陽系をつくる」のギア部の調整を行う。説明書には書かれていなかったが、雑誌に載っている完成見本図では、長方形のシャフト軸の向きが綺麗に、揃えてあったので、これを揃えることにする。

 以前、ID-01というロボットのキットもディアゴスティーニのものを組み立てたが、その時も、ギアの噛み合わせ位置の調整の重要性について説明書に明記されていなかったので、私を含めて多くのユーザーで組み立て後の不具合が続出。

 今回も同じ轍を踏まじとばかり、噛み合わせ調整を行うことにする。

 案外に面倒な作業であった。最初から揃えて組み立てていないので、全部、噛み合わせを外して組み直さないと行けない。

 先日、購入したレンチ(附属のレンチは無くしてしまった)でネジを緩めていくのだが、全て金属部品なので、大変な重さである。

 手では支えきれなくなる。この為、部分的に緩めて、噛み合わせ位置を直してから、上にずらして止めなおすという作業を繰りかえしてようやく真っ直ぐらしくなったが、微妙にずれている。

 模型の機能とは、関係ないが、やはり美観が大事である。この模型の上部の天文文字盤の部分は、占星術の記号が刻んであるが、これを一般の文字盤(ギリシャ数字)にして、ちょうど地球の動きを10歯=1/365度=24時間で一定速度で動かすと、時計(暦計)を作ることが出来る。

 ディアゴさん、改造キット作ってくれないかなー。ギアの速度を調整できれば、非常に楽しい模型になると思う。