自作管球アンプ ― 2006/04/09 21:08

大分前に製作した12BH7Aプリアンプ(http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/12bh7apr.htmに解説ありますので参照の事。)のシャーシを入れ替え改造をしました。バッファアンプの回路部分は、そのまま前のアンプから外しての「移植手術」です。改造前のプリはシャーシーが小さいので、若干ノイズが目立つと言う事、トランスの共鳴がウザイので、思い切って大きいのに取り替えました。リードと言う会社のCR-100と言うラックサイズのオーディオアンプ用ケースがありました。(価格は、9000円弱、ニノミヤ大阪日本橋店で購入)、新しいケースに穴を空けるのが大変でした。特に前面パネルが分厚いので、電気ドリルがウンウンなりました。その後で、「移植手術」です。これも最初から組み立てた方が簡単でした。以前の小型ケースに合わせて配線、レイアウトしていたので、それを拡張してレイアウトし直すのが大変。また、入力セレクターとかボリウム、バランスコントロールの配線は、当然やり直しです。ようやく2日がかりで完成しました。キットに比べて大変手間がかかります。パーツ屋さんも少なくなってきているので、そろそろケースからの完全自作は限界かなと思いました。組み立てて早速、音だしですが、線の引き回しでノイズの量が変わるので試行錯誤です。また、シールド線を使えばノイズは減りますが、音の感じが鈍くなります。ようやく引き回しを決定して結束して、出来上がり視聴です。12BH7ASRPP回路なので、300Bのパワーアンプ(キット組み立て品)をつないだ場合には、パワーアンプ側で入力を絞る必要がありました。音質はまずまずで、ケースが大きくなっただけで、埃っぽさとかが消えて、低音が一層出てくるような感じがします。
最近のコメント