2部廃止等で行き場を失った学生さん達2009/05/31 10:48

 不況の嵐が吹き荒れる中で、教育の機会均等の場が失われようとしている。
 昨日の毎日新聞夕刊で大学の2部の廃止が続いており、働きながら大学教育を受けたい人が困っているという記事があった。
http://mainichi.jp/kansai/news/20090530ddf041100017000c.html

 大学も学生数の減少で採算状態は悪くなってきているところへ来て、今回の不況の影響で資産運用の目減りが目立ち、大手大学企業でも特損を計上するところも出てき始めた。

 大学の営利法人化により、不採算部門を切り捨てることが当然の様に行われる様になった。昨日の記事は、大阪市立大学の2部の廃止の件であるが、国公立大学も営業採算を重視する独立法人への組織機構の切り換えで、当然、リストラも断行される。

 大学が「企業」に変わってしまって、迷惑なのは、真面目に勉強しようとする学生達だ。

 実際、大学には不要とみられる豪華なキャンパス建築や学生には分不相応なスポーツ施設、或いは、定員割れを起こしているのに校地を新たに購入して、人のいない学舎建設、天神祭の為の巨大船購入等の馬鹿らしい無駄遣いをしている。

 一方で、文系の研究助成金は削られ、図書館の図書の補充も行われない様なことが当然の様に行われている。

 この様な無駄遣いを止めて、経済的にハンディのある学生達の為に「分け隔てなく」教育を行う為に費用を振り向けてみたらどうだろうか。

 佛教大学では、通信教育を実施しているが、ある意味、これだけお金に余裕がなくても学びたい学生さんたちが大勢いる訳で、2部廃止等で行き場を失った学生さん等を受け入れれば、一層、「共生」の思想を実現することになるのではないだろうか。

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