これが、関西大学の特色で、今も昔も変わらない。2010/09/01 11:47

文部科学省 平成22年度「大学教育・学生支援推進事業 大学教育推進プログラム」に文学部の取組が採択
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2010/08/22_4.html

「関西大学文学部では、1学科多専修制による一括入学、初年次教育の充実、2年次専修分属、19の専修領域におよぶ幅広い学び、専修ゼミによる卒業論文作成をとおした深い専門的探求など、継続的に改革を進め、現在、多様な領域の総合性と課題探求の独創性を培う教育課程を実現しています。本取組は、このような教育課程のもとで、学生自身の気づきと主体的な学びを促すことによって、多様な社会の中で生きる力(学士力)をより効果的に培い、約2万字(400字原稿用紙50枚程度)におよぶ卒業論文の作成過程を通じて文学士を実質化するために、初年次教育から専修ゼミを学びの中心にした学びの環境作りをめざします。」

 この文章、日本語なのか、何が書いてあるのか全くワカランし、具体的なことが一切書かれていない。某政党のマニュフェストでもあるまいし、文科省のご機嫌取りの為に適当に文章を並べたものに過ぎない。

 ここには、実際の学部生への思いやり等も微塵もない。これが、関西大学の特色で、今も昔も変わらない。

 果たして、「学士力」とはなんぞや。また、また、「文学士の実質化」って、どんなこと、今までは、「空」の存在だっていう訳なんだろうか。

 学生を馬鹿にしている。前回の記事で僕が書いた通り、1回生からの専門教育を充実させるらしいが、具体的に何を行うのか。

 「気づきと主体的な学び」そんなのは、もともと基本であり、日々の教育の中で実践されるものである。

 「多様な社会の中で生きる力」(学士力)というが、具体的には、どんな「力」を指すんだろうか。

 こんなハッキリしない教育方針の大学の出身者を僕が、経営者だったら、採用したくないなぁ。

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