挨拶って2010/09/13 23:09

一戸建てに住む様になってから近所づきあいの矢面に立たざるを得なくなった。

一番、辛いのが挨拶である。

家の前の通りが狭いので、嫌でも毎日顔を合わせる。
その場合は、黙礼は駄目で、必ず、「こんにちわ」と言わねばならない。また、そのままだとロボットの様に奇妙なので、時節の挨拶とかそうゆうのも入れる必要がある。これが大変。

犬の散歩をする人が多いので、朝夕の外出は控えるべきだ。

でも、そうして「控えて」いると今度は、「人付き合いの悪い変わった人で気味が悪いねぇ。」と言われかねない。

そんな風に、「声かけ事例」と同じ位に慎重に対応しなくては、ならない。

僕は、知らない人に声をかけるのは、なんともないが、ある程度の知り合いに声をかけるのが一番つらい。本当につき合っている人ならば、色々と、こちらからもしゃべりたくなるが、そうでない場合は、億劫である。

実家では、親父が自治会長にならされてしまって、国政調査に一軒一軒訪問している。80近い爺さんになってまで、そんなことをしなければならない人間社会って嫌なもんだなぁー思うが、これが、むしろ世間からみれば、正常なんだということで、嫌になる。

一人暮らしをする様になって、父親というか戸主の大変さが身に染みる。

コメント

トラックバック