水道水浄化フィルターを外そう!2011/03/23 21:15

 3月12日付で書いたブログ記事がまたまた現実化。

http://fry.asablo.jp/blog/2011/03/12/5737287

 10日前に、水と野菜を僕の記事をみて揃えておいた人は、暫くは一息つけるだろう。まぁ、誰にでも考えつくことだが、政府が言っている安全値とか摂取制限とか出荷制限とか、全く、おのれを守る為には役に立たない。


 ここに書かれている水の放射能除去法、除去装置はガセである。こんなもので、放射能が除去出来るのならば、みんな買って使えば良いが、そんなことはないことを考えても便乗商法だと判る。(営業妨害だと訴訟を起こされたらヤバイので、あくまでも、見解に個人差があることをご了承願います。)
http://miyagikenjishin.seesaa.net/article/191911500.html

 放射能をフィルターで除去するというが、ごく微量含まれている汚泥成分(浄水槽を通っても残っている)に放射能が含まれていた場合に、フィルターに放射能が残留し続けるので、これを使うのならば、通常の水道水を普通に飲んだ方がマシだと思う。

 安全基準については、全然、あてにはならないので、自分で調べて、基準を設定して、それ以上の放射能が含まれる食品、飲料水は口にしないこと。

 一番、注意しておきたいのは、放射線の測定値について政府が安全であるといっても、幾つかの観測点及び観測回数で、平均値をみて決定しているのでは、なくて、ある地点のある時間のスポットの情報なので、その値には、大きなリスクがある。

 やはり、自分の家に来ている水道水や食品に汚染があるかないか確認出来れば、一番たしかである。とうとう消費者が自分で自分の身を守る時代になった訳である。

 関西にも汚染食品が混入する可能性さえある。今日、某コンビニで、ホッケの焼き物が298円で売られていたが、産地表示がないので、どこで収穫されたか判らない。安全なものであれば、お買い得だが、極端に安い値段の国産食品で出所が判らないものは敬遠した方が良い。

 また、農水省等では、産地表示基準を定めているが、実に多くの違反事例が発覚して処分の対象となっている。大手食品メーカー、企業品についても含まれているので、最終的には、産地が安全だからというのも疑った方が良い。

 そういえば、最近、レタスとかホウレンソウとか露地野菜を食べていない。カロリーメートとお蕎麦だけである。

 この蕎麦、中国産だが、放射能と農薬汚染のどちらを選ぶかの話。蕎麦には、各種のビタミン、ミネラルが多く含まれているから、野菜の摂取量が減少した場合には、良いかも。

 最近、お蕎麦を食べる様になってから、かなり体調も良くなった。

 それにしてもこの、山、森、水の美しい自然を誇って来た我が日本が諸外国から、「汚染国」として鼻つまみにされようとは、本当に憤りを感じる。

 別に電気代が高くついても制限されても、火力や蒸気の方が良かった。大体、原発事故の為に計画停電をされる位ならば、火力で夏場は電力不足で、停電しても、放射能まみれになるよりは、ずっとマシだと、だれも思わなかったところにこの国の悲劇がある。

 これで判ったと思うが、原子炉は、パンドラの箱である。一度、開けてしまったら、もう終わりである。