FZ7で月面を超望遠撮影 これだけ写る! ― 2007/05/22 23:26

LumixFZ7は、もう大分旧型機種になってしまったが、その画像解像力は凄い。左上の写真は、FZ7を三脚に据えてデジタルズームを含めて最大に倍率を上げて月面を撮影したもの。ISO100、F3.3 1/100マニュアルモード、AF使用。今日は、月と土星が並ぶ面白い眺めだったが、半月の模様やクレータが、結構、映っている。400㍉望遠並みの拡大力と言うが、天体望遠鏡を使用せずにここまで写せたら良いと思う。
右上の写真は、114㍉反射式ポルタ経緯台にPL20㍉接眼を装着し、アダプターを介してFZ7を接続し、コリメート法によって撮影したものである。ちょっと見には、FZ7だけの写真に比べて差が無いように見えるが、細部を大伸ばししてみると、これだけ違う。キルリスとテオフェルスクレータが映っているが、左側の中央火口丘が2つの部分で成り立っているのが、右下の写真では、判るが、左下の写真では、辛うじて中央火口丘の存在が確認出来る程度。
でも大伸ばしでこれ位、望遠鏡を使用しなくても判別出来るのは凄いと思う。
パナソニック恐るべし!ライカレンズと名乗るだけの事はあるか。
最近のコメント