今度は肺炎か。でも忙しい。2007/12/17 23:49

FZ8で撮影したムービーをregistax4.0で処理。
 佛教大学のスクーリングは、12月第3週まで無事完了。
 この間のスクーリングは、先生が体調を崩してお休み。急遽、小野田先生がピンチヒッターで、私は、チベット仏教等の興味が非常にあるので、ラッキーだと思った。
 同じクラスの中でもインフルエンザで欠席されていたり、今年の冬スクは大変だ。
 残り、23~24日で終わり。これで仏教芸術コースのスクーリングは全部こなした事になる。
 今日は、午後から病院で診断を受ける。ステロイド剤は、残り1週間の服用で治療は完了。
 先生から、「大分長くかかったけれど、これで一区切りという事にしよう。」とのご託宣。有り難い。
 でも、実は、スクーリングの授業を受けていて悪寒が走るので、アスピリンで凌いでいたら、今日になって更に症状が悪化。
 その後、内科の主治医に診てもらうと「肺炎を起こしているね。ステロイド剤で抵抗が落ちているためかも。」
 抗生物質その他の薬をもらって帰宅。
 その後は、昨日の仏教芸術資料研究の宿題のレポートにとりかかる。
 絵巻物を1作品選択して、その詞書とイメージの関係について論じるというのがテーマである。
 面倒くさいので、卒論に取りあげている国宝源氏物語絵巻から最も、詞書が判りやすいと思った橋姫巻について書くことにした。
 病院で順番を待っている間にメモ帳に文章のアウトラインは書き付けてあるので、その設計図に従って、サッサと書いていった。
 最初は、作品の説明、流麗な筆致で書かれている詞書の翻字の作業。敢えて改行もそのままにする。
 その後、青表紙本の校合。詞書と異なっている部分をマーキングして指摘する。
 結構、絵巻の詞書と異なっている部分が多い。美し→ろうたし等の形容詞が多い。
 定家本は、混合本文、詞書は、12世紀後半に宮中で一般に読まれていたテキストで、こちらの方が古体を残している。
 この点について、更に調査すれば、鎌倉時代以前の源氏物語の本文の性質等判る可能性もある。
 その後、現代語訳。この作業も久しぶりで楽しい。一部は意訳をせざるを得ないところもあった。
 次に、絵巻物に相当する箇所をマーキングする。
 その過程で、絵巻の構図は、源氏物語作品本文の場面への視点導入と同じ順序と方向になっている事を発見し、面白かった。
 最後にまとめを書いて、文章の部分は終わり。残りの作業は、レポートに貼り付ける画像の処理だが、これは、明日に回す。
 9時30分になったので、望遠鏡を持ち出して火星を観測、今日も、模様が少ない部分しか見えていないが、北極冠が急激に拡大している事を写真で認められた。
 火星の写真の画像処理の後は、鉄道模型の複線駅の組み立てと、何時もなにか作業をしている感じ。
 疲れた、疲れた。

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