火星撮影再開2007/12/26 23:35

 今日は久しぶりに天気が安定していたので、火星撮影を再開。
 依然、シーイングは悪く、ピントすら合わない瞬間がある。
 20時45分、CM30.00付近。
 面白い模様が見えている。 MARE ACIDALIUMが比較的ハッキリ見える。ERYTHEREUMの複雑な構造がスタック処理で見えて来た。
 これまでに比べて、火星の表面の透明度が改善されて来ている様に感じる。
 今回から撮影にND4フィルターを使用した。光線の被りが少なくなったので、比較的模様がハッキリ写せる様になったが、それでも、まだ、輝度が大きすぎるので処理が難しい。
 接近している火星の撮影は、露光が手動で細かく設定出来るカメラが必携だ。
 8秒分のAVIファイルを切り出して、合計203フレームの画像の内、自動処理で21フレームのマルチポイント処理を行う。
 右は、スタッキング画像、左は、プロセス後の画像。
 光学系の色収差がかなり目立ってしまった。115㍉の反射では、この程度が限界かも。
 最も近づいていた時に比べてかなり小さくなってしまった。前回、前々回の撮影時に比べても火星の輝きも少ない感じがある。

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