今日も中古物件1戸建ての見学。 ― 2009/08/09 22:38
今日も中古物件1戸建ての見学。
阪急で宝塚に出て、そこからJRで三田まで、三田から神戸電鉄に乗り換えて50分で鈴蘭台に到着。
今回の物件は、駅からだいぶ離れている。従って不動産屋さんの18分では歩くのは、無理で、計算では、23~24分位かかる。
不動産屋さんいわく、「僕なら、この距離は歩けませんよ。クルマで移動する距離です。」
ところが、私は、自動車を持っておらず、精々、原チャリなので、1~2㎞位の歩行は日常茶飯時である。グーグルマップで調べてみると、経由距離で1.5㎞の計算結果となった。曲線なので、更に歩行時間はかかるだろう。
大体、私が毎日、運動の為に1駅飛ばして歩いている距離であり、不便を感じる程ではない。
それよりも気になったのは、鈴蘭台駅の周辺の商店街であり、大手ダイエーが進出してしまったので、ダイエー以外の通常の商店がさびれてしまっていて本屋1軒もない。パチンコ屋のみである。不動産屋さんとの約束の時間よりも早く来てしまったが、雨は降るし、時間を潰す場所がないので難儀した。マクドもなくミスタードーナツのみで、付近にこの手の店がないので、驚く程、混み合っている。駅からの距離よりもこうした部分(町に生活感ない)が気になった。
三宮等の神戸の都心が非常に近いので、みんなそこで買い物してくるという訳か。新開地行きの電車の本数も多い。仕事でこの辺を直行直帰で回るには非常に便利。
住宅の裏は中学校の校庭で野球ネットが貼ってあり、きっと昼間は野球の練習でウルサイかも知れない。右手は、学校への通学路で自動車は通行禁止の細い坂道。正面は、通常の住宅だが、豪邸で、庭が広いので、向かいの家の中は見えない。唯一、ご近所さんが気になるのは、左となりのみだが、距離がある程度あるので、あまり気にはならないだろう。(カーテンは閉めるかも知れないが。)
もっと高額な新築物件でも環境の悪いところにギチギチに詰め込んで建設されていると思われる様な劣悪な例が一般的であるが、それに比べると雲泥の差。あんなところに金をかけて美麗な家を建てても、なにかお金がもったいないというか、プライバシー等の住環境なんか気にならないのかと思う。私は、人間嫌いなので、余計にそう思う。
家は、コンクリート土台で、シャッターがある上等な車庫がついている。(私はクルマがないので、物置として利用か。今の困っている荷物の大部分がここに入れられるだろう。)
その上に2階建ての住宅が建っている。敷地が狭いので、間取りも少ない。3SDKという聞いたことがない分類である。事前の話だと外壁の損傷がないとの話だったが、大きめのクラック(これは、家の中までつながっていて、充填補修してある。)モルタルの剥がれ落ちもみられる。
その他、小さな亀裂が2箇所。前々回見学の畦野の家の様な基礎部分の損傷はみられないようだ。家の中は、家の中は、畦野の物件に比べて相当痛んでいたが、壁の損傷もあるが、それよりも2階の天井に明らかに雨漏りとみられる染みが1箇所。キッチンとか壁とか風呂場のタイル等も老朽化しているが、実用に使えれば、補修、リフォームの必要性を感じない。奥さんなど女性がおれば汚いと思うかも知れないが、私の場合は、一応綺麗?に掃除して、畳のみは貼り替えるか、上にそのまま絨毯をしくか等する程度。
リフォーム費用は、250万円位という。これでも安いが、僕には払えない。別にこのままでも差し支えない。
この家の最大の難点は、結局、雨漏りである。この修理にいくらかかるかという点である。「この価格帯の中古住宅は、築年数も古いし、みんなこんなもんですよ。」と不動産屋さん。
しかし、あんな激震でもこの程度の損傷で済んでいるので、この家は、築年が古いのに耐震設計が偶然、優れていたのかも知れない。
設計者か、前の持ち主の趣味か窓が全て小さい。壁の構造が分厚く、モルタルというよりもコンクリ風で、エンブレムの様な装飾が入っている。(これは好き嫌いが分かれるかも知れないが、家にとっては、デザイン上のアクセントにはなっているようだ。)
価格は、瓢箪山の家よりも、100万円高いが、付近の生活水準は、私が現在、居住しているニュータウンとあまり変わらず、周辺が文教地区だし、空気も自然環境も抜群だし、そういった点では、ハイクラスと思った。
前にこの隣駅に住んでいるアメリカからやって来た商社マンのお宅を訪問したが、こうした人達が静かに自然を楽しんで暮らす場所らしい。
オフィスに戻って住宅ローン等の説明を受ける。「ガーン」と思ったのは、生命保険に入れないとローンがおりないという点と、火災保険料の値段が案外高いということ。
ローンの支払いは、毎月3万円程度だという。この程度の月々の支払いで、これくらいの家が手に入るとなれば、やはり、誘惑に負けてしまうが、やはり、ローンがおりないと契約自体が出来ないので、意味がない。
前にお世話になった某大手商社系列銀行系の不動産屋さんは、契約申込みをその場で迫ったが、今回は、そんなことはなかった。S林業の営業マンが紳士的なのか、私には見込みがないと思ったのか、受付票というのを書かされて、それで勘弁してもらった。
写真は、三田駅から乗車した神戸電鉄有馬線、途中で有馬温泉行きの路線等もあり、行楽と住宅地が一緒くたになったところ。
鈴蘭台の駅も夏なのに非常に涼しかった。
この路線は、「山また山」である。
阪急で宝塚に出て、そこからJRで三田まで、三田から神戸電鉄に乗り換えて50分で鈴蘭台に到着。
今回の物件は、駅からだいぶ離れている。従って不動産屋さんの18分では歩くのは、無理で、計算では、23~24分位かかる。
不動産屋さんいわく、「僕なら、この距離は歩けませんよ。クルマで移動する距離です。」
ところが、私は、自動車を持っておらず、精々、原チャリなので、1~2㎞位の歩行は日常茶飯時である。グーグルマップで調べてみると、経由距離で1.5㎞の計算結果となった。曲線なので、更に歩行時間はかかるだろう。
大体、私が毎日、運動の為に1駅飛ばして歩いている距離であり、不便を感じる程ではない。
それよりも気になったのは、鈴蘭台駅の周辺の商店街であり、大手ダイエーが進出してしまったので、ダイエー以外の通常の商店がさびれてしまっていて本屋1軒もない。パチンコ屋のみである。不動産屋さんとの約束の時間よりも早く来てしまったが、雨は降るし、時間を潰す場所がないので難儀した。マクドもなくミスタードーナツのみで、付近にこの手の店がないので、驚く程、混み合っている。駅からの距離よりもこうした部分(町に生活感ない)が気になった。
三宮等の神戸の都心が非常に近いので、みんなそこで買い物してくるという訳か。新開地行きの電車の本数も多い。仕事でこの辺を直行直帰で回るには非常に便利。
住宅の裏は中学校の校庭で野球ネットが貼ってあり、きっと昼間は野球の練習でウルサイかも知れない。右手は、学校への通学路で自動車は通行禁止の細い坂道。正面は、通常の住宅だが、豪邸で、庭が広いので、向かいの家の中は見えない。唯一、ご近所さんが気になるのは、左となりのみだが、距離がある程度あるので、あまり気にはならないだろう。(カーテンは閉めるかも知れないが。)
もっと高額な新築物件でも環境の悪いところにギチギチに詰め込んで建設されていると思われる様な劣悪な例が一般的であるが、それに比べると雲泥の差。あんなところに金をかけて美麗な家を建てても、なにかお金がもったいないというか、プライバシー等の住環境なんか気にならないのかと思う。私は、人間嫌いなので、余計にそう思う。
家は、コンクリート土台で、シャッターがある上等な車庫がついている。(私はクルマがないので、物置として利用か。今の困っている荷物の大部分がここに入れられるだろう。)
その上に2階建ての住宅が建っている。敷地が狭いので、間取りも少ない。3SDKという聞いたことがない分類である。事前の話だと外壁の損傷がないとの話だったが、大きめのクラック(これは、家の中までつながっていて、充填補修してある。)モルタルの剥がれ落ちもみられる。
その他、小さな亀裂が2箇所。前々回見学の畦野の家の様な基礎部分の損傷はみられないようだ。家の中は、家の中は、畦野の物件に比べて相当痛んでいたが、壁の損傷もあるが、それよりも2階の天井に明らかに雨漏りとみられる染みが1箇所。キッチンとか壁とか風呂場のタイル等も老朽化しているが、実用に使えれば、補修、リフォームの必要性を感じない。奥さんなど女性がおれば汚いと思うかも知れないが、私の場合は、一応綺麗?に掃除して、畳のみは貼り替えるか、上にそのまま絨毯をしくか等する程度。
リフォーム費用は、250万円位という。これでも安いが、僕には払えない。別にこのままでも差し支えない。
この家の最大の難点は、結局、雨漏りである。この修理にいくらかかるかという点である。「この価格帯の中古住宅は、築年数も古いし、みんなこんなもんですよ。」と不動産屋さん。
しかし、あんな激震でもこの程度の損傷で済んでいるので、この家は、築年が古いのに耐震設計が偶然、優れていたのかも知れない。
設計者か、前の持ち主の趣味か窓が全て小さい。壁の構造が分厚く、モルタルというよりもコンクリ風で、エンブレムの様な装飾が入っている。(これは好き嫌いが分かれるかも知れないが、家にとっては、デザイン上のアクセントにはなっているようだ。)
価格は、瓢箪山の家よりも、100万円高いが、付近の生活水準は、私が現在、居住しているニュータウンとあまり変わらず、周辺が文教地区だし、空気も自然環境も抜群だし、そういった点では、ハイクラスと思った。
前にこの隣駅に住んでいるアメリカからやって来た商社マンのお宅を訪問したが、こうした人達が静かに自然を楽しんで暮らす場所らしい。
オフィスに戻って住宅ローン等の説明を受ける。「ガーン」と思ったのは、生命保険に入れないとローンがおりないという点と、火災保険料の値段が案外高いということ。
ローンの支払いは、毎月3万円程度だという。この程度の月々の支払いで、これくらいの家が手に入るとなれば、やはり、誘惑に負けてしまうが、やはり、ローンがおりないと契約自体が出来ないので、意味がない。
前にお世話になった某大手商社系列銀行系の不動産屋さんは、契約申込みをその場で迫ったが、今回は、そんなことはなかった。S林業の営業マンが紳士的なのか、私には見込みがないと思ったのか、受付票というのを書かされて、それで勘弁してもらった。
写真は、三田駅から乗車した神戸電鉄有馬線、途中で有馬温泉行きの路線等もあり、行楽と住宅地が一緒くたになったところ。
鈴蘭台の駅も夏なのに非常に涼しかった。
この路線は、「山また山」である。
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