阪急10系2006/11/12 23:15

IXYDIGITAL70で撮影 高感度モード
 阪急10系とは、大正14年から昭和4年に作られた阪急電鉄の初期の車両だ。この車両が阪急の線路を走ったのを見たことはないが、昭和30年台の終わり頃に能勢電鉄として走行しているのを見た想い出がある。

 パンタグラフでは、なくてポールである。運転手がポールを挙げて電線に接触させる青い火花が走った。そうしておもむろに走行を始める。

 川西能勢口の駅前をのろのろと走る有様は、それなりに見物であった。また、この電車は、鶯の森駅から鼓滝駅に至る急カーブを2両編成でなんとか通り抜ける有様もスリルがあった。

 大正時代の車種ながらも、阪急カラーで塗装されており、緑色のシート、天井の電灯照明とか素晴らしかった。

 その車両をなんとかZJゲージで、再現できないものかとやってみたが、なんとも見栄えがしない車体が完成した。

 クラリスワークスというドローソフトで車体展開図描いてをフィルムに印刷して、それを組み立てるやり方をとった。

 フィルムの接着が難しく、失敗であった。でも、なんとかえっちらおっちら動く様は、返って昔を想い出させてくれる。

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