日本美術全集2006/11/30 23:10

CANONIXYDIGITAL70で撮影

ヤフオクで書店さんが出品している日本美術全集全25巻(学研)
を1万3千円で落札した。本来の価格は、11万円前後だと思う。
本の状態は良くて、一冊当たり500円前後の価格(これだけの
大判のカラー図版の本!)

目当ての巻は、第9巻王朝の美術や第7巻浄土教の美術で、
大抵の絵画は殆どが既知のものだが、図版が大きいので、
それなりに意義がある。それにしても飛鳥白鳳時代から近世
の終わりまで、仏教に関連した美術がいかに多いことか、
日本美術史を学ぶ事は、仏教美術史を学ぶ事につながると
言う事を今更の様に悟った。

凄く得した様なルンルン気分だったのはつかの間、本の置き場所
に困り果てて、ようやくこうして鎮座まします。

ずらっと並んだ壮観を見て、これから勉強しなければとも、期待
の様な変な気持ちになる。

下の段は、社会学やら仏教やその他の雑漠とした本の堆積と
なっている。

私の部屋は、寝床の枕元から、ベッドがある左側の壁面は、
総て書籍類(つまり2方向は本棚、1方向は窓でここには、
32インチディスプレイとオーディオのホーンスピーカーや
ファクシミリが並んでいる。右側は壁面だが、こちらは、
CD類が並んでいる。

慣れない人が見れば、何やら閉所恐怖症になるだろうが、
オタクの部屋に変わりはない。

ちなみに私のベッドというか寝床の下も収納ボックスに入った
書籍で敷き詰められており、どうしようもない状態で、他の
収集品やカメラ、真空管アンプ等の置き場に困っている。

こんな部屋でリモコンヘリも飛ばしている。

フルトヴェングラーの命日2006/11/30 23:23

スキャナーで取り込んだ。

今日は、フルトヴェングラーの命日。

フルトヴェングラーは、サイモン・ラトル→クラウディオアバド→カラヤン→フルトヴェングラー→アルトゥール・ニキシュ→ハンスフォンビューローとベルリンフィルの3代目の常任指揮者を努めた大指揮者。

当然、生で演奏を聴いた事はないが、EMIのベートーヴェン全集を1979年
に母親に買ってもらってから、彼の演奏を聞かない日はないほど。

大昔のモノラル録音なので、最近の石とかICのアンプで聞くと音が、
いかにも古めかしくなるが、私の2A3の真空管アンプとホーンスピーカー
を通して聞くと、フワッと音が広がって聞こえる。

今日は、1954年の10月の彼の最後の録音であるワーグナーの
ワレキューレ第3幕を聞いて、追悼とした。


彼は、この録音から2ヶ月を経ない1954年11月30日にこの世を去る
のである。

切手は、没後1周年にベルリンで発行されたもの、同時代の空気を
呼吸していた訳だ。