「人が家に合わせて住む~瓢箪稲荷辻裏の狭隘家屋」 ― 2009/08/03 23:06
今日は、夕方から、近鉄瓢箪山駅に出かけた。生駒山麓にあり、瓢箪山稲荷で有名。
ここのお稲荷様は、変わっており、辻占専門である。実際に辻占を行っている神主さんに出逢ってしまった。東畦野のお稲荷さんも素朴でよかったが、ここのお稲荷さんは、少し神秘的で気味が悪い面もある。建物も古色蒼然としており、清明な感じというよりも、蒼然とした感じである。
このお稲荷さんの辻を抜けたところに私が今回捜していた家があった。懲りずに家探しを続けている。今回の予算は、300万円台(土地付き1戸建て)でそんなものがあるのかと思っていたら、実際に存在する。
発見して驚愕した。家の幅は、玄関の扉三枚分でこれが家の幅である。その幅の中にリビングキッチンとトイレ、風呂が直線的にレイアウトされている。(間取り図だけで実際にみていない。)2階は、3畳と5畳の2部屋がある。
つまり、小さなマンションの間取りをそのまま1戸建てとして実現した狭隘建築である。坪数は、10坪程か。角地であるが、隣の家との境界線(私道負担部分、前面の接道の部分)が気になった。建築基準法か何かの基準を満たす為に1角をカットしてあるので、一層、狭くなっているようだ。
「人が家の形に合わせて住む感じ。」
ワンルームでは、そんな部屋もあるが、1戸建てでは珍しい。。
以前、これと同じ坪数の狭隘建築を新築するTV番組があって、それをみていたが、こんな場合には、隣の家の様に3階建てにしないと、2名以上住むのは困難。
私一人には、十分な広さである。一応、上下、左右、前後がヨソの壁と接していないので、マンションよりもマシだと思う。近隣騒音としては、裏にアパートか何かあり、そこからTVの音が少し漏れている程度で静かな環境である。
前の道路が狭いので、クルマも走れず、精々、バイク程度。引っ越しなどが大変そうだ。トラックは入れないだろう。隣の人が良い人だったら、楽しく暮らせそうだ。
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