淡路島かよふ千鳥の河内ひょうたん山恋の辻占2009/08/04 23:29

 瓢箪山稲荷の瓢箪山とは、6世紀に築造された前方後円墳がちょうど2つの山と1つのくびれがある様にみえた為の名称という。

 瓢箪山稲荷の祭神は、素戔嗚尊、若宇迦乃賣命(保食神)ほかとなっている。

 稲荷神社としては、太閤秀吉が大阪城築城に当たって、伏見桃山城からふくべ稲荷を勧請した為で、秀吉が瓢箪を好んでおり、瓢箪山という古来の名称にあやかろうとした為とみられる。

 辻占いについて、前回、簡単に述べたが、この辺りの東高野街道では、昔から辻占いの風習があり、明治初期にここの宮司が神社として、「辻占」を始めて、「淡路島かよふ千鳥の河内ひょうたん山恋の辻占」として全国に知られる様になったという。実際、現在でも料金を払うと辻占託宣をいただけるという。

 費用は、3000円で、まず、おみくじを引くと番号があり、東参道入り口の占場で占場石(写真)を中心に正面を向き、通行人の姿、年齢、持ち物、言葉等々を詳しく観察する。観察する通行人は、くじの番号により、1~3番目の人に分かれており、この観察したことがらの些細を宮司(社務所)に申し出る。こうして託宣が受けられるわけだ。

 こんなに面白いところの近くに居住出来ればと思ったのだが、これも狭隘建築で、土地・建物共に現金決済で無いと駄目らしい。

 やはり、お金を貯めてからでないと無理らしい。(当然のことだが。)

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