FZ28で紅葉とお猿さんを撮影 ― 2008/11/23 21:24
今日は、3連休の中日で、体調も比較的良かったので紅葉の箕面に出かけた。
「秋深い紅葉に染まる滝道を孤独に歩む先には、野猿の声が哀しく響き、晩秋の寒さが身に染み、山寺への道が急がれるのであった。」という状況とはほど遠く、富士登山の8合目から上の混雑の様な、人を見に来たのか、それとも紅葉を見に来たのか判らない様な酷い人混みで静かな秋の気分など微塵もなかった。
阪急ノースモールの混雑よりも酷いので、山道の上の方の遠回りの道から、滝を目指す。こちらも人が多かったが、川沿いの道ほどではない。
久しぶりの山道というか勾配が快く、少し、汗をかいたが気持ちよかった。
カメラは、先日届いたFZ28を持参。
このカメラには、全面的に信頼をおいていたのだが、やはり、使用していて、幾つか気になる点があった。紅葉等の被写体の場合には、AFのフォーカシングがかなり遅い。特にコンティニュアルのAFモードの方が、クイックモードよりもかなり遅い。
例えば、追いかけAFモード等は、上のAFボタンを押してから、筐体の液晶側のAFロックボタンで「ロックオン」するのだが、これが遅いので、素早い動きをする被写体には間に合わない。
実際、今回、お猿さんの撮影で追っかけフォーカスを試してみる為に箕面に出かけたが、残念ながら、役には立たない。
予め構図を決めておいたところに置きピン(AFロック)をしておいて、素早く一発狙いの方が確実。
連写も遅いので、猿の動きには追いつかない。
次いで、山道飛び跳ねて歩く子供さんを遠方から狙ってみたが、やはり、うまく撮影出来ない。
これ以外の欠点としては、追っかけフォーカスモードでは、バッテリーが相当早く消耗してしまうことでこれも欠点だと思う。
これ以外の欠点としては、これは、FZ18にも言えることだが、電子ファインダーの画質に不満が残る。画面の質感を確認するところまでいかなくて、構図に確認にとどまる。
撮影された写真をみると、発色が派手め(紅葉の赤さを強調する為に、カラーをウォームにして、更に彩度を上げる設定を行っている。
実際の紅葉の印象は、こうした補正をしていない右の滝の色調が自然である。
滝の写真は、シャッター優先モード1/15でテレ端で撮影したが、やはり、三脚がないと少し厳しいかな。
夕方近かったので、かなり暗い目なので、シャッター速度は遅い目、IAモードでも、やはりも遅いので、それほど気にならないけれども手振れが発生してしてしまう。
一番、気になったことは帰宅後、32インチのディスプレーで確認してみたけれども、FZ18に比べて、ピントというか解像度が甘い目で、とても800万画素の画質には及ばない。
ノイズが多く、ホコリっぽい。印象的には、500万画素以下という感じの写真もあった。拡大した時にギザギザノイズが目立つ。
普段使いのカメラとしては、FZ18の方が画質が良かったような気がする。同じ1000万画素のNIKONのCOOLPIX-S600の方が写真は精細感がある。勿論、EOSkissXの画質にも遙かに及ばない。
気になったので、新聞紙を拡大する撮影テストを行ってみた。以前のテストでは、S600は、FZ-18に負けていたが、画質的には、600万画素並み。
なんとか調整して改善できないかとコントラスト及びノイズリダクション、シャープネスを調整したら、若干改善された。
個体差で、初期不良交換ということもあるが、この程度の画質の悪さでは、仕様ということで異常なしとされそうだ。LUMIXには、ビーナスエンジンという画像処理システムが搭載されているが、どうやら、画質の点では、課題が残されているようだ。
来年からは、鈴鹿でレースの撮影をするが、「どんなもんだろう。」と思ってしまう。撮影会の写真は凄く良い出来だったのに、試作機と実販機の違いということだろうか。
新型コンパクト1眼レフのG1との格差をつける為に敢えて、画像処理を甘くしているのではと疑いたくなってくる。標準価格よりも1万円以上も安い値段で買ったので、問題があったのかとも疑いたくなる。
唯一、良いと思ったのは、やはり、撮影モードと再生モードの切り換えがスイッチ切り換えでワンタッチになり、便利になったこと、動画モードでズームが出来、更に、画質は、HDモードなので、32インチ目一杯拡大してもまずまずの画質でビデオ再生が出来る点は評価出来る。
「秋深い紅葉に染まる滝道を孤独に歩む先には、野猿の声が哀しく響き、晩秋の寒さが身に染み、山寺への道が急がれるのであった。」という状況とはほど遠く、富士登山の8合目から上の混雑の様な、人を見に来たのか、それとも紅葉を見に来たのか判らない様な酷い人混みで静かな秋の気分など微塵もなかった。
阪急ノースモールの混雑よりも酷いので、山道の上の方の遠回りの道から、滝を目指す。こちらも人が多かったが、川沿いの道ほどではない。
久しぶりの山道というか勾配が快く、少し、汗をかいたが気持ちよかった。
カメラは、先日届いたFZ28を持参。
このカメラには、全面的に信頼をおいていたのだが、やはり、使用していて、幾つか気になる点があった。紅葉等の被写体の場合には、AFのフォーカシングがかなり遅い。特にコンティニュアルのAFモードの方が、クイックモードよりもかなり遅い。
例えば、追いかけAFモード等は、上のAFボタンを押してから、筐体の液晶側のAFロックボタンで「ロックオン」するのだが、これが遅いので、素早い動きをする被写体には間に合わない。
実際、今回、お猿さんの撮影で追っかけフォーカスを試してみる為に箕面に出かけたが、残念ながら、役には立たない。
予め構図を決めておいたところに置きピン(AFロック)をしておいて、素早く一発狙いの方が確実。
連写も遅いので、猿の動きには追いつかない。
次いで、山道飛び跳ねて歩く子供さんを遠方から狙ってみたが、やはり、うまく撮影出来ない。
これ以外の欠点としては、追っかけフォーカスモードでは、バッテリーが相当早く消耗してしまうことでこれも欠点だと思う。
これ以外の欠点としては、これは、FZ18にも言えることだが、電子ファインダーの画質に不満が残る。画面の質感を確認するところまでいかなくて、構図に確認にとどまる。
撮影された写真をみると、発色が派手め(紅葉の赤さを強調する為に、カラーをウォームにして、更に彩度を上げる設定を行っている。
実際の紅葉の印象は、こうした補正をしていない右の滝の色調が自然である。
滝の写真は、シャッター優先モード1/15でテレ端で撮影したが、やはり、三脚がないと少し厳しいかな。
夕方近かったので、かなり暗い目なので、シャッター速度は遅い目、IAモードでも、やはりも遅いので、それほど気にならないけれども手振れが発生してしてしまう。
一番、気になったことは帰宅後、32インチのディスプレーで確認してみたけれども、FZ18に比べて、ピントというか解像度が甘い目で、とても800万画素の画質には及ばない。
ノイズが多く、ホコリっぽい。印象的には、500万画素以下という感じの写真もあった。拡大した時にギザギザノイズが目立つ。
普段使いのカメラとしては、FZ18の方が画質が良かったような気がする。同じ1000万画素のNIKONのCOOLPIX-S600の方が写真は精細感がある。勿論、EOSkissXの画質にも遙かに及ばない。
気になったので、新聞紙を拡大する撮影テストを行ってみた。以前のテストでは、S600は、FZ-18に負けていたが、画質的には、600万画素並み。
なんとか調整して改善できないかとコントラスト及びノイズリダクション、シャープネスを調整したら、若干改善された。
個体差で、初期不良交換ということもあるが、この程度の画質の悪さでは、仕様ということで異常なしとされそうだ。LUMIXには、ビーナスエンジンという画像処理システムが搭載されているが、どうやら、画質の点では、課題が残されているようだ。
来年からは、鈴鹿でレースの撮影をするが、「どんなもんだろう。」と思ってしまう。撮影会の写真は凄く良い出来だったのに、試作機と実販機の違いということだろうか。
新型コンパクト1眼レフのG1との格差をつける為に敢えて、画像処理を甘くしているのではと疑いたくなってくる。標準価格よりも1万円以上も安い値段で買ったので、問題があったのかとも疑いたくなる。
唯一、良いと思ったのは、やはり、撮影モードと再生モードの切り換えがスイッチ切り換えでワンタッチになり、便利になったこと、動画モードでズームが出来、更に、画質は、HDモードなので、32インチ目一杯拡大してもまずまずの画質でビデオ再生が出来る点は評価出来る。
文字拡大撮影テストの結果に愕然!!!! ― 2008/11/23 21:50
これが、先ほど書いた新聞紙(1頁分)を全景を画角一杯に収まる様にして撮影して、拡大してみたもの。
FZ18の画質がいかに優れていたかが判るだろう。
EOS-KISSDIGITAL-Xは、一見、FZ28に類似した様な画質だが、漢字のハネとか字体の細部はFZ28では不鮮明である。NIKONも辛うじて文字の輪郭を出している感じ。
ところが、FZ18は、2桁位解像度が違うのではないかと思われるくらい。
たまたま優秀な個体であったのかも知れない。
手放したのが悔やまれる。
店頭やカタログや、デジカメ専門紙でもこうした正直なテストをやってくれたらよいのにと思う。
G1も入手してテストしてみたいところ。
メーカーの画素数とか、余計な機能表示、デザインに騙されずに光学系が優れた製品を買うには、どうしたら良いんだろうか。
FZ18の画質がいかに優れていたかが判るだろう。
EOS-KISSDIGITAL-Xは、一見、FZ28に類似した様な画質だが、漢字のハネとか字体の細部はFZ28では不鮮明である。NIKONも辛うじて文字の輪郭を出している感じ。
ところが、FZ18は、2桁位解像度が違うのではないかと思われるくらい。
たまたま優秀な個体であったのかも知れない。
手放したのが悔やまれる。
店頭やカタログや、デジカメ専門紙でもこうした正直なテストをやってくれたらよいのにと思う。
G1も入手してテストしてみたいところ。
メーカーの画素数とか、余計な機能表示、デザインに騙されずに光学系が優れた製品を買うには、どうしたら良いんだろうか。
お猿さん。 ― 2008/11/23 22:14
これが、LUMIIX FZ28追いかけAFモードで撮影した箕面のお猿さん。(18倍ズームのテレ端)
お猿さんは、家族でこの辺りに出没した様で、人間が見物されているのか、猿が人間を見物にやって来たのかわからんかった。
これが一番、良く撮れていたもの。
お猿さんのビデオは、こちら。(HDモードなので縦長に圧縮されてしまっています。)
http://jp.youtube.com/watch?v=wXJ0X2rI018
お猿さんは、家族でこの辺りに出没した様で、人間が見物されているのか、猿が人間を見物にやって来たのかわからんかった。
これが一番、良く撮れていたもの。
お猿さんのビデオは、こちら。(HDモードなので縦長に圧縮されてしまっています。)
http://jp.youtube.com/watch?v=wXJ0X2rI018
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