飢餓惑星・日本は生き残れるか。 ― 2010/09/08 23:31
飢餓惑星・日本は生き残れるか。
「飢餓惑星」これは、当然、我が地球の姿である。
いくら不景気とか失業とかホームレスといっても、水道の水を自由に飲めて、残飯でも食べるものがあれば、まだ、この国は恵まれている。地球温暖化、乱開発による自然破壊と経済発展による貧富の格差で、既に、この地球では、飢えていない人の割合を飢えている人が上回り始めている。
現在の世界の穀物生産量は、アメリカ農務省が今年、8月に出した予想(10~11年度)によると22億1281万メトリックトンで、前年の22億2648万メトリックトンを下回っている。
今、現時点での全地球の人口は、68億9195万2900人である。
http://arkot.com/jinkou/
これから1人当たりの穀物供給量は、備蓄とか在庫とかをのけても、約320キロである。
○つまり、地球人1名/1日当たりになおすと、僅か876グラムとなる。
全人類の穀物を平等に分けると、これ位にしかならないのである。
この中には、酒やパン、加工品、油脂、もろもろの植物由来の原料も含まれている。
更に、この見積もりは、最低限の穀物生産に必要な気象条件が保たれていることが前提になっているので、このまま地球温暖化や異常気象が続けば、大幅減産ということもあり得る。
ロシアでは、干魃の影響で、穀物の輸出を停止するという。EUも凄まじい干魃の被害。
更に、世界的な景気後退で、農民の肥料やその他の農業資材を購入するお金も底をつき始めている。日本では、考えられないことだが、「水利権」の負担が困難になっている。水が無ければ穀物が出来ない。
あのアメリカの穀物生産を支えているのも膨大な地下水であるが、穀倉地帯の地下に広がっている水脈が、既に浪費され尽くしており、今後は、農業用水の制限を行わなければならない事態が予想されているようだ。
一方、中国では、40年前の日本が辿ったのと同じ道を歩んでいる。都会と農村の経済格差の影響で、「棄農」する農民が増えている。当然、土地は荒れ放題。売られた土地も農地以外の用途で使用されている。
中国の金持ちは、穀物には関心があるが、それは、投機の対象としてで、自分が汗水流して、農業をやろうとする奴はだれもいない。
一定の所得保障を行うことで、農業生産を維持出来るという考え方自体がもはや時代遅れとなっている。
民主党政権下、日本でも農民とつなぎ止めておく為に個別所得保障制度が行われているが、それ位の財源では、農業を支え切れないし、効果は期待出来ないだろう。
今後の地球温暖化が進めば、現在の中緯度地域の気温が低緯度地域並みの気温まで上昇、もともと冷涼な環境を想定して品種改良された小麦とか多くの穀物の生産時代が難しくなり、遺伝子組み換え等の最新技術を用いても、人口の増加に対応する為の増産はおろか、今の水準を維持することすら困難になっている。
今の民主党政府は、江戸時代並みの刹那的かつ狭量な視野しか持っていない。
日本国内の自給率を上げるのが、最も有効な食糧安全保障への対策だとしているが、既に、世界の現実をみると意味がなくなってきているのである。
日本が、このままの自然環境に恵まれるといったあり得ないことが起こったとしても、最大限頑張っても60%以上に自給率は上がらない。この水準では、戦後の食糧不足時代の供給量にも遙かに及ばない。多くの餓死者が出るだろう。
つまり、海外から食糧を輸入する以外に方法がないのが日本であり、何も日本だけではなくて、アメリカや南米の一部以外の国でも、食糧を輸入しなければやって行けない状態になっている。
今、政府がやることは、海外からの穀物輸入を如何に安定的に維持するかが最大の課題であり、それが唯一国民の生活を保障するのである。
日本は、相当量の穀物輸入をアメリカや豪州等に依存しているが、極僅かな例を除いて、輸出国から穀物を「売ってもらっている」のである。そうして、日本以外に金持ちの国がどんどん出てきている中で、食品原料穀物から飼料に至るまで、既に足下を見られ始めている。
幸いに、今は円高だから良いが、急激な円高の後に来るのは、日本経済の崩壊と急激な円の暴落である。つまり、風船が膨らんで爆発するのと同じ出来事が起こる。
我が国は、円高の恩恵を受けているが、その影の実体は、もう萎みかけており、カタルーシスは、そう遠くない招来にあるだろう。
日本が経済的に凋落すると、海外から穀物を輸入することが出来なくなる。旧ソ連では、金資源と引き替えに不足する食糧をアメリカから輸入したが、日本には、その様なレアメタルや金資源もなくて、貧乏人がいるだけである。
人道的な見地から食糧援助がされる可能性もあるが、世界中が飢えている中で、日本だけが特別扱いされる訳はない。
○食糧自給等の非現実的な幻想・夢にとらわれていけない。
○今の内に海外から食糧を調達出来る様な手を打たねばならないのである。
それには、この一時的な超円高の千載一遇のチャンスを利用して、日本人が世界の農地を買収しなくてはならないのである。政府は、海外の農地買収に最大限の援助しなければならない。(国内農業予算を削ってでも。)
実際に、欧米はもとより、中国等のアジア圏の国が海外の農地を買収に動いている。
日本の様な狭い国土の山林でさえも、前日のNHKの特集をみても判る様に、日本の山林が中国人やアラブの金持ちに買収されている。
誤った判断はもはや許されず、国民が暴徒と化して、一握りの米を血眼になって探し回り、奪い合う時代が直ぐそこにやって来ている。
「飢餓惑星」これは、当然、我が地球の姿である。
いくら不景気とか失業とかホームレスといっても、水道の水を自由に飲めて、残飯でも食べるものがあれば、まだ、この国は恵まれている。地球温暖化、乱開発による自然破壊と経済発展による貧富の格差で、既に、この地球では、飢えていない人の割合を飢えている人が上回り始めている。
現在の世界の穀物生産量は、アメリカ農務省が今年、8月に出した予想(10~11年度)によると22億1281万メトリックトンで、前年の22億2648万メトリックトンを下回っている。
今、現時点での全地球の人口は、68億9195万2900人である。
http://arkot.com/jinkou/
これから1人当たりの穀物供給量は、備蓄とか在庫とかをのけても、約320キロである。
○つまり、地球人1名/1日当たりになおすと、僅か876グラムとなる。
全人類の穀物を平等に分けると、これ位にしかならないのである。
この中には、酒やパン、加工品、油脂、もろもろの植物由来の原料も含まれている。
更に、この見積もりは、最低限の穀物生産に必要な気象条件が保たれていることが前提になっているので、このまま地球温暖化や異常気象が続けば、大幅減産ということもあり得る。
ロシアでは、干魃の影響で、穀物の輸出を停止するという。EUも凄まじい干魃の被害。
更に、世界的な景気後退で、農民の肥料やその他の農業資材を購入するお金も底をつき始めている。日本では、考えられないことだが、「水利権」の負担が困難になっている。水が無ければ穀物が出来ない。
あのアメリカの穀物生産を支えているのも膨大な地下水であるが、穀倉地帯の地下に広がっている水脈が、既に浪費され尽くしており、今後は、農業用水の制限を行わなければならない事態が予想されているようだ。
一方、中国では、40年前の日本が辿ったのと同じ道を歩んでいる。都会と農村の経済格差の影響で、「棄農」する農民が増えている。当然、土地は荒れ放題。売られた土地も農地以外の用途で使用されている。
中国の金持ちは、穀物には関心があるが、それは、投機の対象としてで、自分が汗水流して、農業をやろうとする奴はだれもいない。
一定の所得保障を行うことで、農業生産を維持出来るという考え方自体がもはや時代遅れとなっている。
民主党政権下、日本でも農民とつなぎ止めておく為に個別所得保障制度が行われているが、それ位の財源では、農業を支え切れないし、効果は期待出来ないだろう。
今後の地球温暖化が進めば、現在の中緯度地域の気温が低緯度地域並みの気温まで上昇、もともと冷涼な環境を想定して品種改良された小麦とか多くの穀物の生産時代が難しくなり、遺伝子組み換え等の最新技術を用いても、人口の増加に対応する為の増産はおろか、今の水準を維持することすら困難になっている。
今の民主党政府は、江戸時代並みの刹那的かつ狭量な視野しか持っていない。
日本国内の自給率を上げるのが、最も有効な食糧安全保障への対策だとしているが、既に、世界の現実をみると意味がなくなってきているのである。
日本が、このままの自然環境に恵まれるといったあり得ないことが起こったとしても、最大限頑張っても60%以上に自給率は上がらない。この水準では、戦後の食糧不足時代の供給量にも遙かに及ばない。多くの餓死者が出るだろう。
つまり、海外から食糧を輸入する以外に方法がないのが日本であり、何も日本だけではなくて、アメリカや南米の一部以外の国でも、食糧を輸入しなければやって行けない状態になっている。
今、政府がやることは、海外からの穀物輸入を如何に安定的に維持するかが最大の課題であり、それが唯一国民の生活を保障するのである。
日本は、相当量の穀物輸入をアメリカや豪州等に依存しているが、極僅かな例を除いて、輸出国から穀物を「売ってもらっている」のである。そうして、日本以外に金持ちの国がどんどん出てきている中で、食品原料穀物から飼料に至るまで、既に足下を見られ始めている。
幸いに、今は円高だから良いが、急激な円高の後に来るのは、日本経済の崩壊と急激な円の暴落である。つまり、風船が膨らんで爆発するのと同じ出来事が起こる。
我が国は、円高の恩恵を受けているが、その影の実体は、もう萎みかけており、カタルーシスは、そう遠くない招来にあるだろう。
日本が経済的に凋落すると、海外から穀物を輸入することが出来なくなる。旧ソ連では、金資源と引き替えに不足する食糧をアメリカから輸入したが、日本には、その様なレアメタルや金資源もなくて、貧乏人がいるだけである。
人道的な見地から食糧援助がされる可能性もあるが、世界中が飢えている中で、日本だけが特別扱いされる訳はない。
○食糧自給等の非現実的な幻想・夢にとらわれていけない。
○今の内に海外から食糧を調達出来る様な手を打たねばならないのである。
それには、この一時的な超円高の千載一遇のチャンスを利用して、日本人が世界の農地を買収しなくてはならないのである。政府は、海外の農地買収に最大限の援助しなければならない。(国内農業予算を削ってでも。)
実際に、欧米はもとより、中国等のアジア圏の国が海外の農地を買収に動いている。
日本の様な狭い国土の山林でさえも、前日のNHKの特集をみても判る様に、日本の山林が中国人やアラブの金持ちに買収されている。
誤った判断はもはや許されず、国民が暴徒と化して、一握りの米を血眼になって探し回り、奪い合う時代が直ぐそこにやって来ている。
ロボットに優しい家は、人間にも優しい ― 2010/09/09 08:37
今も隣の部屋でお掃除君が掃除してくれているが、壁に当たる音が、ゴトゴトと響く以外は、案外静かだ。
朝からゴミ出し、トイレ掃除、洗濯物干し、部屋掃除と進んできたが、ロボットは、部屋の床、僕は、階段の掃除機かけと共同で作業をしている。
それが、楽しくなっている。ロボットが掃除してくれる様になって、凄く楽になった。特に腰とかそうゆう負担が和らげられる。
また、あのゴトゴトいう音を聞くと、昔、母親が元気だった時に掃除機かけをしているのを聞いていたことを想い出して懐かしい。
ヒューマノイドが現在、家事・介護ロボットとして開発されているが、おそらく、一般の人間が買える様な値段で、実用ロボットjは難しいだろう。
別に人間の形をしていなくても、お掃除君の様に機能を特化したロボットを幾つか、使い合わせれば、ヒューマノイドの家事手伝いロボットを導入するよりもずっと効果が期待出来るのではないかと考える。
また、現状では、ヒューマノイドに汎用性(つまり人間の様に何もかもやらせる)のが良いと思われているようだが、もっと、汎用ロボットに向いた形があるのではないだろうか。
足なんかは、ムカデでもゴキブリでもキャタピラでも良い。
ボデーは、お掃除君の様に円盤形が家具や人間、ペットに優しく行動的。
後は、上層型、中層型、下層型に3タイプに分類し、それぞれの機能に適したユニットを取り付ければ良い。
制御コード、プログラムを統一して、無線LAN経由でプラグラミング出来れば良い。
いよいよ、ロボットの時代、次の10年間で、病院、学校、駐車場、多くの公共施設で、ロボットが活躍する時代に替わってくるだろう。
また、家の設計もロボットに優しい家というのは、バリアフリーなので、ロボットが家庭が働くことを想定した設計になってくるだろう。
朝からゴミ出し、トイレ掃除、洗濯物干し、部屋掃除と進んできたが、ロボットは、部屋の床、僕は、階段の掃除機かけと共同で作業をしている。
それが、楽しくなっている。ロボットが掃除してくれる様になって、凄く楽になった。特に腰とかそうゆう負担が和らげられる。
また、あのゴトゴトいう音を聞くと、昔、母親が元気だった時に掃除機かけをしているのを聞いていたことを想い出して懐かしい。
ヒューマノイドが現在、家事・介護ロボットとして開発されているが、おそらく、一般の人間が買える様な値段で、実用ロボットjは難しいだろう。
別に人間の形をしていなくても、お掃除君の様に機能を特化したロボットを幾つか、使い合わせれば、ヒューマノイドの家事手伝いロボットを導入するよりもずっと効果が期待出来るのではないかと考える。
また、現状では、ヒューマノイドに汎用性(つまり人間の様に何もかもやらせる)のが良いと思われているようだが、もっと、汎用ロボットに向いた形があるのではないだろうか。
足なんかは、ムカデでもゴキブリでもキャタピラでも良い。
ボデーは、お掃除君の様に円盤形が家具や人間、ペットに優しく行動的。
後は、上層型、中層型、下層型に3タイプに分類し、それぞれの機能に適したユニットを取り付ければ良い。
制御コード、プログラムを統一して、無線LAN経由でプラグラミング出来れば良い。
いよいよ、ロボットの時代、次の10年間で、病院、学校、駐車場、多くの公共施設で、ロボットが活躍する時代に替わってくるだろう。
また、家の設計もロボットに優しい家というのは、バリアフリーなので、ロボットが家庭が働くことを想定した設計になってくるだろう。
前の方が良かったみたい ― 2010/09/09 15:24
台風一過、爽やかな陽気です。ペンキ塗りにピッタリ。という訳で、2度目の塗装。
上が1次のさび止め、下が2次の仕上げ1回塗り。(2回塗りをしないと行けないみたいだが、面倒臭くなった。)
今回は、ビニールシートで養生したので万全と思いきや、ベランダの外側にピタ落ち。壁に染みをつけてしまった。(残念)
1回目の色が、ホワイトグレーで、2回目がオリーブブラウン。
この家の最初の有様が一番下の写真なので、結局、ベランダを塗り替えたと入っても、殆ど、以前の色と変わらないというか前の方が良かったみたい。
でも、確実にさび止め効果はある筈なので、意味がない訳ではない。
それにしても、ペンキ塗りは、周囲が汚れるし、一番、大変なのが、服が汚れること。出来れば、ボロの服を上下揃えて持っていると重宝する。手袋というか軍手はしない方が良い。
塗料で手が荒れるけれど、軍手だと筆を持つ、手の感覚が鈍くなるので、失敗の原因。
素人の場合は、余計に周囲を汚してしまったりしがち。
汚れは、ペンキの希釈液で簡単にとれるので、手袋をしない様にしている。
上が1次のさび止め、下が2次の仕上げ1回塗り。(2回塗りをしないと行けないみたいだが、面倒臭くなった。)
今回は、ビニールシートで養生したので万全と思いきや、ベランダの外側にピタ落ち。壁に染みをつけてしまった。(残念)
1回目の色が、ホワイトグレーで、2回目がオリーブブラウン。
この家の最初の有様が一番下の写真なので、結局、ベランダを塗り替えたと入っても、殆ど、以前の色と変わらないというか前の方が良かったみたい。
でも、確実にさび止め効果はある筈なので、意味がない訳ではない。
それにしても、ペンキ塗りは、周囲が汚れるし、一番、大変なのが、服が汚れること。出来れば、ボロの服を上下揃えて持っていると重宝する。手袋というか軍手はしない方が良い。
塗料で手が荒れるけれど、軍手だと筆を持つ、手の感覚が鈍くなるので、失敗の原因。
素人の場合は、余計に周囲を汚してしまったりしがち。
汚れは、ペンキの希釈液で簡単にとれるので、手袋をしない様にしている。
これでも地獄の冬よりはマシ。 ― 2010/09/09 21:54
今夏は、腕がこんな風に日焼けしてしまった。
何時も半袖で行動することが多いので、多少は日焼けするが、今年は異常。
おうぶの家から駅まで遠いので、紫外線がキツイ中で、歩くとこうなるのかも。標高が300メートルでも空気が澄んでいるのか、日照が凄くキツイ。
更に、今週に入って、ベランダで塗装していた為かも。ベランダの床は暑くて素足では、焼けどする程。
早く涼しい季節がやって来て欲しいとも思うが、おうぶは、冬の厳しさが地獄なので、100年ぶりの猛暑といっても、この方が良いです。
夏は暑くても、洗濯物は早く乾くし、薄着でおられるし、エアコン代が以外に実害は少ない。
冬は、寒くて、室内でも零度以下、大体、眠れない。灯油代が呆れる程かかるし、水道管の凍結も2回経験、つまり、お湯も水も出ない状態。天気が荒れてヒョウ等が降ってくる。屋根に登った修理屋さんがヒョウで屋根瓦が割れていると言っていた。
その分だけ、夏は涼しいかと言えば、日照がキツク、やはり、冬寒く、夏暑い、盆地か準高地風の気候。
ブドウを栽培したら良いのが出来るかもしれない。
日陰は涼しく、湿度が非常に少ないので、記録的猛暑でも、家の中は、1階は、エアコンいらずで、避暑に行くみたい。
家の鬼門側と裏鬼門側の扉を開けて、空気が入る様にしたら、扇風機もいらず、お昼寝が出来る。
でも、地球温暖化対策で、この家を買った訳ではない。
そういえば、近くで、1000万円強の値段で、平成7年築のセキスイハイム製の家が売りに出ていた。
中の上クラスの人が暮らしていた家なのか、造りも頑丈そうで、良い家だと思ったが、いずれにしても1000万円なんて自分には無縁のお金だ。(まだ、居住中ということで家が売れたら、引っ越すということか。ローンとか厳しかったのかな。)
恐らく新築当時は、4000万円から5000万円位しただろう。
地震の後に建築されているので、気持ち良く棲めるだろう。
安いと思う。これからみると、自分の買った490万円の家は、損な買い物だったと思うが、これ程までに家の値段が下がるとは思わなかった。もう、欧米並みの水準まで下がったのではないかと思う。
神戸の家は、地震前と地震後の建築時期によって月とスッポンの差がある。それは、鉄筋のマンションでは尚更。
だから関西の中古マンションの築年の古いものは避けた方が無難。
マンションは、震災でダメージを受けても表面だけカバーして補修したのもあるので、要注意。戸建てに比べて補強とか修繕は難しいし、個人の意志では出来ない。
特に、神戸では、震災前建築の中古マンションは買わない方が良いと断言出来る。それにこの地域のマンションは、鉄筋コンクリートに海砂を使っているケースもみられる。当然、鉄筋もセメンもボロボロ。建築強度基準を満たしていないだろう。
神戸市役所とか公共の建物でもコンクリート構造材に海砂が使われていたので、建物の下半分が潰れてペシャンコになる様な震災被害が出た。
やはり、木材が豊富に調達出来た時代に、キチンと造られて震災のダメージを受けていない木造住宅が安心。
『渡辺篤史の建もの探訪』をみていると、大抵の家が、コンクリート打ちっ放しとなっているが、耐久性なんか凄く心配だと思う。
もっと気になるのが、平等院ミュージアムの鳳翔館で神居先生が、嬉しそうに、「こんな風にコンクリートがあがってみると偶然に木目模様が浮き出て来たんです。ラッキーでしょう。」と話されていたが、コンクリート構造の耐久性、寿命は、ミュージアムに相応しいものではない。
特に、あの建物は、半地下で、しかも池の側に立っているので、文化財が湿気によって受けるダメージが心配である。コンクリートそのものに水分の浸透を抑える機能はないと思う。防水処理をしていると、その防水剤の寿命とか結構、短いと思う。
やはり、博物館は、石造建築か木造建築の方が長持ちしそうな感じがあるが、今の世には、数百年、千年保つ様な木材を捜すことも難しくなっているのが事実。
先日、アイルランドの3500年前に築造された墳墓が番組で紹介されていたが、円盤型というか中央が盛り上がった縦型の構造で周囲が贋造な石垣で、外部は、石英でコーティングされているので、驚く程、頑丈で、3500年経過しても、新築みたいな感じがした。
ところで、今、僕がいるこのおうぶの家、家の材木、全てムク材が使用されているのに気がついた。
ところどころ節目が出ているところもある。トイレとかそういったところまで、ムク材である。一方、実家は、同じ時期に建築されたが、ラワン合板がかなり使用されているので、ボコボコになっている。、両者を比較して、この家は、地震と雨漏りのダメージを受けているが、34年間、殆ど補修されずに耐え抜いて来ただけの事はあると思う。
何時も半袖で行動することが多いので、多少は日焼けするが、今年は異常。
おうぶの家から駅まで遠いので、紫外線がキツイ中で、歩くとこうなるのかも。標高が300メートルでも空気が澄んでいるのか、日照が凄くキツイ。
更に、今週に入って、ベランダで塗装していた為かも。ベランダの床は暑くて素足では、焼けどする程。
早く涼しい季節がやって来て欲しいとも思うが、おうぶは、冬の厳しさが地獄なので、100年ぶりの猛暑といっても、この方が良いです。
夏は暑くても、洗濯物は早く乾くし、薄着でおられるし、エアコン代が以外に実害は少ない。
冬は、寒くて、室内でも零度以下、大体、眠れない。灯油代が呆れる程かかるし、水道管の凍結も2回経験、つまり、お湯も水も出ない状態。天気が荒れてヒョウ等が降ってくる。屋根に登った修理屋さんがヒョウで屋根瓦が割れていると言っていた。
その分だけ、夏は涼しいかと言えば、日照がキツク、やはり、冬寒く、夏暑い、盆地か準高地風の気候。
ブドウを栽培したら良いのが出来るかもしれない。
日陰は涼しく、湿度が非常に少ないので、記録的猛暑でも、家の中は、1階は、エアコンいらずで、避暑に行くみたい。
家の鬼門側と裏鬼門側の扉を開けて、空気が入る様にしたら、扇風機もいらず、お昼寝が出来る。
でも、地球温暖化対策で、この家を買った訳ではない。
そういえば、近くで、1000万円強の値段で、平成7年築のセキスイハイム製の家が売りに出ていた。
中の上クラスの人が暮らしていた家なのか、造りも頑丈そうで、良い家だと思ったが、いずれにしても1000万円なんて自分には無縁のお金だ。(まだ、居住中ということで家が売れたら、引っ越すということか。ローンとか厳しかったのかな。)
恐らく新築当時は、4000万円から5000万円位しただろう。
地震の後に建築されているので、気持ち良く棲めるだろう。
安いと思う。これからみると、自分の買った490万円の家は、損な買い物だったと思うが、これ程までに家の値段が下がるとは思わなかった。もう、欧米並みの水準まで下がったのではないかと思う。
神戸の家は、地震前と地震後の建築時期によって月とスッポンの差がある。それは、鉄筋のマンションでは尚更。
だから関西の中古マンションの築年の古いものは避けた方が無難。
マンションは、震災でダメージを受けても表面だけカバーして補修したのもあるので、要注意。戸建てに比べて補強とか修繕は難しいし、個人の意志では出来ない。
特に、神戸では、震災前建築の中古マンションは買わない方が良いと断言出来る。それにこの地域のマンションは、鉄筋コンクリートに海砂を使っているケースもみられる。当然、鉄筋もセメンもボロボロ。建築強度基準を満たしていないだろう。
神戸市役所とか公共の建物でもコンクリート構造材に海砂が使われていたので、建物の下半分が潰れてペシャンコになる様な震災被害が出た。
やはり、木材が豊富に調達出来た時代に、キチンと造られて震災のダメージを受けていない木造住宅が安心。
『渡辺篤史の建もの探訪』をみていると、大抵の家が、コンクリート打ちっ放しとなっているが、耐久性なんか凄く心配だと思う。
もっと気になるのが、平等院ミュージアムの鳳翔館で神居先生が、嬉しそうに、「こんな風にコンクリートがあがってみると偶然に木目模様が浮き出て来たんです。ラッキーでしょう。」と話されていたが、コンクリート構造の耐久性、寿命は、ミュージアムに相応しいものではない。
特に、あの建物は、半地下で、しかも池の側に立っているので、文化財が湿気によって受けるダメージが心配である。コンクリートそのものに水分の浸透を抑える機能はないと思う。防水処理をしていると、その防水剤の寿命とか結構、短いと思う。
やはり、博物館は、石造建築か木造建築の方が長持ちしそうな感じがあるが、今の世には、数百年、千年保つ様な木材を捜すことも難しくなっているのが事実。
先日、アイルランドの3500年前に築造された墳墓が番組で紹介されていたが、円盤型というか中央が盛り上がった縦型の構造で周囲が贋造な石垣で、外部は、石英でコーティングされているので、驚く程、頑丈で、3500年経過しても、新築みたいな感じがした。
ところで、今、僕がいるこのおうぶの家、家の材木、全てムク材が使用されているのに気がついた。
ところどころ節目が出ているところもある。トイレとかそういったところまで、ムク材である。一方、実家は、同じ時期に建築されたが、ラワン合板がかなり使用されているので、ボコボコになっている。、両者を比較して、この家は、地震と雨漏りのダメージを受けているが、34年間、殆ど補修されずに耐え抜いて来ただけの事はあると思う。
再び10年前に逆戻り ― 2010/09/10 11:12
民主党が国民不在の代表選の様なくだらない権力抗争、内ゲバに専心、政治空白が長期化している中で、とうとう、恐れていたことが起こった。
党代表など、自民党の様にくじ引きで決めればよいのである。
その様な暇があるのならば、金融・経済対策を行うべきであった。
金融・経済対策は、政治家(素人)には、絶対無理なので、小泉内閣の竹中さんの様な人材を起用して、有効対策を打つ必要がある。竹中さんも気に入らなかったが、今の民主党の烏合の衆が、無策のままで、事態が悪化していくよりもマシである。
振り返れば10年前jは、未曾有の金融不安の時代であった。
「日本の銀行は絶対大丈夫」という国民の信頼が揺らいだのである。
1990年代後半から2001年に至るまでの機関、多くの金融機関が経営破綻となり、大手銀行も合併統合、中小銀行は、国有化等、国民の血税を投入してようやく安定にまで持っていった小泉内閣の唯一の成果さえもが崩れようとしている。
日本振興銀行の経営破綻でペイオフが実施となった。これによって、日本の金融に対する国内外の不信感は強まるだろう。行き過ぎの円高がこれで是正されるという様なあまりに楽観的な見方もあるが、長期的にみれば、日本経済への信頼性の希薄化、国債格付の低化、欧米投資家の日本債離れという事態になりかねない。
☆☆☆
日本の政府財政は、国債の追加発行で、国債の償還費用を賄っている自転車操業の状態なので、今度、銀行の経営破綻の連鎖が生じた場合には、何も有効な対策は打てないだろう。手遅れになるのを黙ってみていた政府民主党の責任は大きい。
ペイオフ等、僕には関係ないし、振興銀行は決済性預金は扱っていないので、当面の大きな影響はないが、日本でペイオフが実施されたという衝撃が、世界の金融界に走った時、連鎖的な悪影響が生じる懸念もある。
再び10年前の1日1日が泥沼に沈んでいくような不安な時代に逆戻りだ。財政再建はもとよりも足下が地盤沈下を始めると国も企業も国民も為す術がなくなる。
党代表など、自民党の様にくじ引きで決めればよいのである。
その様な暇があるのならば、金融・経済対策を行うべきであった。
金融・経済対策は、政治家(素人)には、絶対無理なので、小泉内閣の竹中さんの様な人材を起用して、有効対策を打つ必要がある。竹中さんも気に入らなかったが、今の民主党の烏合の衆が、無策のままで、事態が悪化していくよりもマシである。
振り返れば10年前jは、未曾有の金融不安の時代であった。
「日本の銀行は絶対大丈夫」という国民の信頼が揺らいだのである。
1990年代後半から2001年に至るまでの機関、多くの金融機関が経営破綻となり、大手銀行も合併統合、中小銀行は、国有化等、国民の血税を投入してようやく安定にまで持っていった小泉内閣の唯一の成果さえもが崩れようとしている。
日本振興銀行の経営破綻でペイオフが実施となった。これによって、日本の金融に対する国内外の不信感は強まるだろう。行き過ぎの円高がこれで是正されるという様なあまりに楽観的な見方もあるが、長期的にみれば、日本経済への信頼性の希薄化、国債格付の低化、欧米投資家の日本債離れという事態になりかねない。
☆☆☆
日本の政府財政は、国債の追加発行で、国債の償還費用を賄っている自転車操業の状態なので、今度、銀行の経営破綻の連鎖が生じた場合には、何も有効な対策は打てないだろう。手遅れになるのを黙ってみていた政府民主党の責任は大きい。
ペイオフ等、僕には関係ないし、振興銀行は決済性預金は扱っていないので、当面の大きな影響はないが、日本でペイオフが実施されたという衝撃が、世界の金融界に走った時、連鎖的な悪影響が生じる懸念もある。
再び10年前の1日1日が泥沼に沈んでいくような不安な時代に逆戻りだ。財政再建はもとよりも足下が地盤沈下を始めると国も企業も国民も為す術がなくなる。
危ない銀行からお金を守ろう。 ― 2010/09/10 14:25
ペイオフが実施されるということで改めて、自分の預金が大丈夫かなと思っている人も多いだろう。
1000万円以下だから安心と思っていると大変なことになる。
銀行が経営破綻した場合には、その資産が保全される為に預金者の名寄せが行われる。
その間は、決済や預金引き出しが出来なくなるので、ローンの支払いとかそういったものに支障が生じかねない。
この表は、今年3月末の銀行決算一覧である。一般には、経常利益とか当期純利益等を見がちだが、実際には、超一流企業でも脱税とか株価操作の為に、粉飾決算をしているという裏話が流れているので、信用しない方が良い。
やはり、参考になるのは、不良債権処分損である。これが大きい銀行は、危ない。
UFJとか三井住友等は、リスクが高い銀行とみた方が良いだろう。たしかに住宅ローンは、みずほは落ちたが、三井住友通ったもんな。
実質業務利益も参考にはなるが、これが多くても不良債権処分損があれば、不良債権というものは、金融工学の手法でいくらにでも膨れあがるので、幾ら利益が多くとも、不良債権処分損が大きいとやはり危ない。
つまり、実質業務利益と不良債権処分損のどちらも大きい銀行というのは、リスクが大きい。絶対値(不良債権/実質利益)の比率を計算してみれば良い。UFJの場合は、なんと、41.5%なので、ヤバイ。新生銀行250%、あおぞら銀行71%とこれも酷いし、論外である。やはり、50%を切らなければならない。
三井住友、みずほ銀行は当面は安心出来るかな。りそな銀行も危ない。
面白いのは、銀行の決算って、「リスク運用の終着駅」となっていること。つまり、それは、株式等関係損益をみればわかる。収益が悪い銀行ほど、アブナイ株券で資金運用するので、「損が損を産む」というアホな状況になっている。
新生銀行とかあおぞら銀行、みずほ信託銀行等をみれば良い。みずほ信託の償却は、異常な結果となっている。どんな株券で運用したのだろうか。
今回の初めてのペイオフ発動で何が起こるか。
それは、銀行の金利競争であろう。つまり、優遇金利を預金獲得のセールスポイントになる。
みんなが破綻してアブナイ銀行にはお金を預けたがらないので、当然、金利を優遇せざるを得なくなる。
ペイオフ以下の預金で、緊急性を要しない資金等は、案外、この様な高リスク銀行で運用したら、少しはマシかな。
でも振興銀行の金利が1%位だったら、そんな金利に目がくらんでしまった方が悪いかも。
振興銀行が預金者を募集していた同じ時期に金に投資していた人は、ボロ儲けなのに。
いずれにしても銀行さんって閉鎖的なのは、ノンバンクと変わらない。もっと情報を公開すること、利用する人は、その情報の事態・信頼性を判断する以外にない。
ここに掲載されているところで、悪い成績を出しているところは、案外、正直で、良い成績を計上している銀行が実は大嘘つきである可能性もあるからだ。
金融監督庁の監査能力も一時期に比べてガタ落ちであることも知っておきたい。
1000万円以下だから安心と思っていると大変なことになる。
銀行が経営破綻した場合には、その資産が保全される為に預金者の名寄せが行われる。
その間は、決済や預金引き出しが出来なくなるので、ローンの支払いとかそういったものに支障が生じかねない。
この表は、今年3月末の銀行決算一覧である。一般には、経常利益とか当期純利益等を見がちだが、実際には、超一流企業でも脱税とか株価操作の為に、粉飾決算をしているという裏話が流れているので、信用しない方が良い。
やはり、参考になるのは、不良債権処分損である。これが大きい銀行は、危ない。
UFJとか三井住友等は、リスクが高い銀行とみた方が良いだろう。たしかに住宅ローンは、みずほは落ちたが、三井住友通ったもんな。
実質業務利益も参考にはなるが、これが多くても不良債権処分損があれば、不良債権というものは、金融工学の手法でいくらにでも膨れあがるので、幾ら利益が多くとも、不良債権処分損が大きいとやはり危ない。
つまり、実質業務利益と不良債権処分損のどちらも大きい銀行というのは、リスクが大きい。絶対値(不良債権/実質利益)の比率を計算してみれば良い。UFJの場合は、なんと、41.5%なので、ヤバイ。新生銀行250%、あおぞら銀行71%とこれも酷いし、論外である。やはり、50%を切らなければならない。
三井住友、みずほ銀行は当面は安心出来るかな。りそな銀行も危ない。
面白いのは、銀行の決算って、「リスク運用の終着駅」となっていること。つまり、それは、株式等関係損益をみればわかる。収益が悪い銀行ほど、アブナイ株券で資金運用するので、「損が損を産む」というアホな状況になっている。
新生銀行とかあおぞら銀行、みずほ信託銀行等をみれば良い。みずほ信託の償却は、異常な結果となっている。どんな株券で運用したのだろうか。
今回の初めてのペイオフ発動で何が起こるか。
それは、銀行の金利競争であろう。つまり、優遇金利を預金獲得のセールスポイントになる。
みんなが破綻してアブナイ銀行にはお金を預けたがらないので、当然、金利を優遇せざるを得なくなる。
ペイオフ以下の預金で、緊急性を要しない資金等は、案外、この様な高リスク銀行で運用したら、少しはマシかな。
でも振興銀行の金利が1%位だったら、そんな金利に目がくらんでしまった方が悪いかも。
振興銀行が預金者を募集していた同じ時期に金に投資していた人は、ボロ儲けなのに。
いずれにしても銀行さんって閉鎖的なのは、ノンバンクと変わらない。もっと情報を公開すること、利用する人は、その情報の事態・信頼性を判断する以外にない。
ここに掲載されているところで、悪い成績を出しているところは、案外、正直で、良い成績を計上している銀行が実は大嘘つきである可能性もあるからだ。
金融監督庁の監査能力も一時期に比べてガタ落ちであることも知っておきたい。
祖父の特別展 ― 2010/09/11 08:47
神戸市立小磯記念美術館と朝日新聞社が、祖父の特別展を開催してくれることになった。
会期は、9月17日~11月23日。
祖父の絵は、大部分が売られてしまったし、残ったものも、小磯記念美術館や兵庫県立美術館に寄贈してしまったので、残っていない。
おそらく、今回が最後の特別になるだろう。祖父の絵のデータを管理していた叔母が今年の3月に他界した為である。叔母が、最後の展覧会をやる様に遺言していたのかもしれない。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/tenrankai/schedule.html
自分の様な落層者には、もはや縁がないことであるが。
会期は、9月17日~11月23日。
祖父の絵は、大部分が売られてしまったし、残ったものも、小磯記念美術館や兵庫県立美術館に寄贈してしまったので、残っていない。
おそらく、今回が最後の特別になるだろう。祖父の絵のデータを管理していた叔母が今年の3月に他界した為である。叔母が、最後の展覧会をやる様に遺言していたのかもしれない。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/tenrankai/schedule.html
自分の様な落層者には、もはや縁がないことであるが。
『法然上人絵伝の中の像と想像』 ― 2010/09/11 18:22
『法然上人絵伝の中の像と想像』
カティア・トリプレット先生 (独・マールブルグ大学)
http://www.bukkyo-u.ac.jp/bu/guide/symposium/2010/0914/index.html
9月14日に開催されるが、比較宗教絵画論を中心にした発表・論の展開になるのならば、興味がある。
単なる心象的な感想でどうのこうのいうのは、つまらない。どの程度の研究者なんだろうか。
大体西洋キリスト教美術史では、15~16世紀から聖人伝の絵画化が活発に行われる様に、その様な絵画は、イコノロジーとナラトロジーとの融合の中で、特別なキリスト教布教上の重要な位置を占めていく。
キリスト教絵画の中で、「想像」は、どの様な位置づけになるのだろうか。また、それは、14世紀の日本人が法然上人に対して描いたイメージの想像性とどの様な関連と相違点があるのだろうか。
その様な観点から法然上人絵伝をみると面白いかも。しかし、時代が2世紀以上も乖離していることや、やはり、キリスト教美術等と比較すること自体がナンセンスだという見方もあるだろう。
藤本 淨彦先生は、絵画や絵画史等のご専門ではないし、佛大の法然上人絵伝の研究手法は、テキスト中心主義なので、僕が興味を持っている様な観点から質疑などは恐らくされないだろう。
でも、なんとなく興味がある。
「太平洋の火薬庫」尖閣諸島を巡る諸問題 ― 2010/09/12 09:50
民主党政権の外交政策を脅かしかねない重要懸案が発生した。最近、自衛隊の様な行動を海保がとっており、自衛隊は一方で、海保がやるべき行動・作戦を行っているのは、おかしな話である。
海保は、失策だらけで、非難されても仕方がない。機関砲による威嚇射撃1発で済んだ話である。
船長逮捕となると厄介な問題になってくる。
今回の対応次第では、日本は、中共につけいられるし、台湾をも刺激することになる。また、アメリカは、沖縄周辺海域の防衛軍事力強化を必要と、主張、普天間問題等にも影響しかねない。
このままでは、外交関係の悪化は必至である。
いくつかの問題点は、次の通り。
①無人島化
明治時代の終わりから戦前にかけては、琉球諸島の住民が鰹節工場を建設したが、戦後の混乱(アメリカによる沖縄占領)で無人島化した。この時点で、日本が尖閣諸島への主権を一時的に失った形となった。(つまり、尖閣諸島問題は、アメリカにも責任がある。)
②地下資源発見
尖閣諸島に地下資源が発見されたのは、1971年のことである。これもちょうど沖縄返還をめぐるゴタゴタの最中である。沖縄返還後、日本国は、尖閣諸島を含めた領土問題を明確に規定すべきで、米軍統治時代では、軍事力の発動も考えられたが、ベトナム戦争が泥沼化する中で、アメリカにそんな余裕はなかった。しかし、資源を含めた領有宣言を行わず、曖昧にしたことが後で尾を引く事となった。
③灯台等設備の海保への移管
2005年2月の尖閣諸島の灯台等の設備管理の海上保安庁への移管その後の同庁の杜撰な管理の結果、問題が再浮上した。中共や台湾の漁船が排他的水域に侵入した段階で、警告、場合によっては、威嚇射撃を行うことが必要だったが、放置されて来た。民主党政権下になって、同党某議員の働きかけの結果、海上保安庁が積極的な動きを行った結果、今回の外交問題を引き起こす結果となった。
④本来、領土保全業務は、防衛省の管轄にある筈。
海保の役割は、日本の漁民や国民が海上で行われる違法行為から守る、あるいは、違法行為を阻止する為であり、領土主張の実力を行使する権限は持っていない筈である。
⑤尖閣神社、尖閣諸島防衛協会による日本国旗の設置、海上保安庁のヘリポート問題。
海上保安庁がヘリポート建設をしようとしたことは、問題はないが、安易に中共の抗議を受け入れて撤去した為に、今に至ってつけ込まれる禍根を残した。(中途半端なことはやらない方がマシである。)
今後の対応、尖閣諸島が日本古来からの固有の領土であるという正当性の根拠を示す必要がある。尖閣神社等の設置は、その様な運動の一環であるが、近代以前の状況も調査すべきであり、文化的・歴史的にも、日本固有の領土と主張すべきである。
参考資料
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page075.html
☆☆☆
いまや、東シナ海の南西部は、「太平洋の火薬庫」と呼ばれるべき、国際的な緊張状態にある。日本は、国防力を強化して、沖縄諸島から尖閣諸島に伸びるラインを中心に防衛網を整備すべきである。中共側が主張する境界線で妥協した場合には、貴重な資源を失うばかりか、日本のシーレーン防衛自体が不可能になる。
急激に拡張する中共海軍による南下政策が露骨に見えてきている状況の中で、アメリカとも協議して、日米同盟の元で、東シナ海の安全秩序を守る為にも尖閣諸島の領有権を守ることは重要である。
もし、中共軍によって南西諸島の防衛ラインが破られた場合には、日本本州領土の保全も危ういことになる。
場合によっては、日米台の三国軍事同盟を締結して、進出を未然に防止する努力が、日本国民の為にも必要だと思う。
海保は、失策だらけで、非難されても仕方がない。機関砲による威嚇射撃1発で済んだ話である。
船長逮捕となると厄介な問題になってくる。
今回の対応次第では、日本は、中共につけいられるし、台湾をも刺激することになる。また、アメリカは、沖縄周辺海域の防衛軍事力強化を必要と、主張、普天間問題等にも影響しかねない。
このままでは、外交関係の悪化は必至である。
いくつかの問題点は、次の通り。
①無人島化
明治時代の終わりから戦前にかけては、琉球諸島の住民が鰹節工場を建設したが、戦後の混乱(アメリカによる沖縄占領)で無人島化した。この時点で、日本が尖閣諸島への主権を一時的に失った形となった。(つまり、尖閣諸島問題は、アメリカにも責任がある。)
②地下資源発見
尖閣諸島に地下資源が発見されたのは、1971年のことである。これもちょうど沖縄返還をめぐるゴタゴタの最中である。沖縄返還後、日本国は、尖閣諸島を含めた領土問題を明確に規定すべきで、米軍統治時代では、軍事力の発動も考えられたが、ベトナム戦争が泥沼化する中で、アメリカにそんな余裕はなかった。しかし、資源を含めた領有宣言を行わず、曖昧にしたことが後で尾を引く事となった。
③灯台等設備の海保への移管
2005年2月の尖閣諸島の灯台等の設備管理の海上保安庁への移管その後の同庁の杜撰な管理の結果、問題が再浮上した。中共や台湾の漁船が排他的水域に侵入した段階で、警告、場合によっては、威嚇射撃を行うことが必要だったが、放置されて来た。民主党政権下になって、同党某議員の働きかけの結果、海上保安庁が積極的な動きを行った結果、今回の外交問題を引き起こす結果となった。
④本来、領土保全業務は、防衛省の管轄にある筈。
海保の役割は、日本の漁民や国民が海上で行われる違法行為から守る、あるいは、違法行為を阻止する為であり、領土主張の実力を行使する権限は持っていない筈である。
⑤尖閣神社、尖閣諸島防衛協会による日本国旗の設置、海上保安庁のヘリポート問題。
海上保安庁がヘリポート建設をしようとしたことは、問題はないが、安易に中共の抗議を受け入れて撤去した為に、今に至ってつけ込まれる禍根を残した。(中途半端なことはやらない方がマシである。)
今後の対応、尖閣諸島が日本古来からの固有の領土であるという正当性の根拠を示す必要がある。尖閣神社等の設置は、その様な運動の一環であるが、近代以前の状況も調査すべきであり、文化的・歴史的にも、日本固有の領土と主張すべきである。
参考資料
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page075.html
☆☆☆
いまや、東シナ海の南西部は、「太平洋の火薬庫」と呼ばれるべき、国際的な緊張状態にある。日本は、国防力を強化して、沖縄諸島から尖閣諸島に伸びるラインを中心に防衛網を整備すべきである。中共側が主張する境界線で妥協した場合には、貴重な資源を失うばかりか、日本のシーレーン防衛自体が不可能になる。
急激に拡張する中共海軍による南下政策が露骨に見えてきている状況の中で、アメリカとも協議して、日米同盟の元で、東シナ海の安全秩序を守る為にも尖閣諸島の領有権を守ることは重要である。
もし、中共軍によって南西諸島の防衛ラインが破られた場合には、日本本州領土の保全も危ういことになる。
場合によっては、日米台の三国軍事同盟を締結して、進出を未然に防止する努力が、日本国民の為にも必要だと思う。
網戸の張り直し修理 ― 2010/09/12 22:21
おうぶの実家に戻る途中で、三宮のダイソーによって網戸の修理材を買った。
日曜日ということもあるのだが、大層繁盛している。最近では、100円というのへの拘りが少しなくなって来て300円とか400円位のものも売っている。
木曜日の晩に、網戸を閉めようと思って、網戸の真ん中を押したら、そのまま網戸の網の部分が抜けてしまった。
もう材質的に寿命が来たのだろう。そこで、張り直さなければ蚊の襲来に悩まされるので、チャレンジ。
90㎝×200㎝の大きさのを買ったが、横幅は、修理する網戸よりも少し大きい程度。
網戸の網は、アルミ製の枠に、細いチューブ状の合成樹脂のヒモの様なものが埋め込まれており、それに押さえられることで網が固定される仕組み。(自分は、こんな簡単なことさえも知らなかった)。
早速、埋め込み作業に入る。マイナスドライバーが良い。ヒモの長さは、ちょうど網戸の長方形を囲むだけの長さがある筈だが、用心の為に少し引っ張って伸ばしながら埋め込んでいく。
まず、上の辺から始めて、左の長辺、更に下の辺、右の長辺の順番で固定していく。
上の辺、左の長辺までは、問題なく進んだが、下の辺を張る段階で、どうしても網が撓んでしまう。それを修正しようと思えば、元にもどってヒモを抜かないと駄目なので厄介。
それで少々の緩みには目をつぶって張っていくことにする。みっともない程の緩みではなくて、手で押したら、少しブワブワする程度。この方が、破れにくくて良いと思った。
張り終わったら、余った網材をカッターで切断する。これもうっかり内側を切ると、台無しになるので、少しだけ残して切りとるのがコツ。
結構、プチプチいって切りにくい。デンセンとかなったら最低なので用心してやる。
こうして完成させたが、地震に窓が少し歪んでいるのか、雨戸を填めにくい。そこで、面倒臭いので上のスペーサーを外してしまった。別にしっかり固定されるし、動きがこの方がスムーズなので、良しとする。
網戸の張り替えって何でも屋さん等に頼むんだろうが、材料費以外の手間賃で最低でも、4000~5000円位取られるので、出来る人は自分でやった方が無難かな。
日曜日ということもあるのだが、大層繁盛している。最近では、100円というのへの拘りが少しなくなって来て300円とか400円位のものも売っている。
木曜日の晩に、網戸を閉めようと思って、網戸の真ん中を押したら、そのまま網戸の網の部分が抜けてしまった。
もう材質的に寿命が来たのだろう。そこで、張り直さなければ蚊の襲来に悩まされるので、チャレンジ。
90㎝×200㎝の大きさのを買ったが、横幅は、修理する網戸よりも少し大きい程度。
網戸の網は、アルミ製の枠に、細いチューブ状の合成樹脂のヒモの様なものが埋め込まれており、それに押さえられることで網が固定される仕組み。(自分は、こんな簡単なことさえも知らなかった)。
早速、埋め込み作業に入る。マイナスドライバーが良い。ヒモの長さは、ちょうど網戸の長方形を囲むだけの長さがある筈だが、用心の為に少し引っ張って伸ばしながら埋め込んでいく。
まず、上の辺から始めて、左の長辺、更に下の辺、右の長辺の順番で固定していく。
上の辺、左の長辺までは、問題なく進んだが、下の辺を張る段階で、どうしても網が撓んでしまう。それを修正しようと思えば、元にもどってヒモを抜かないと駄目なので厄介。
それで少々の緩みには目をつぶって張っていくことにする。みっともない程の緩みではなくて、手で押したら、少しブワブワする程度。この方が、破れにくくて良いと思った。
張り終わったら、余った網材をカッターで切断する。これもうっかり内側を切ると、台無しになるので、少しだけ残して切りとるのがコツ。
結構、プチプチいって切りにくい。デンセンとかなったら最低なので用心してやる。
こうして完成させたが、地震に窓が少し歪んでいるのか、雨戸を填めにくい。そこで、面倒臭いので上のスペーサーを外してしまった。別にしっかり固定されるし、動きがこの方がスムーズなので、良しとする。
網戸の張り替えって何でも屋さん等に頼むんだろうが、材料費以外の手間賃で最低でも、4000~5000円位取られるので、出来る人は自分でやった方が無難かな。
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