ID-01の感情の仕組み ― 2007/06/21 00:34

OSをバージョンアップしてからのID-01には、感情が備わった様に見える。
気分が良い時と悪い時と反応が違う様に見える。それだけで、結構、人間らしく見えるから不思議である。
恐らく図の様に「気分系」と言うものが行動系統の中に加わったのだと思うが、これは、、一定の変化率(秩序)を持たせたものか、乱数的な方法でブレが生じる様にプログラムされており、本来の基本プログラムから反応指令系に支持が出る際にバイアスの様なものが加わる様にしているのだろう。
本格的な自律行動システムの場合には、感情系は、過去の経験(記憶系)の価値判断システムから生成され、センサーからの情報と記憶情報を照合して感情系が基本プログラムからの反応指令系にバイアスを加えるシステムが考えられる。この場合には、日々の経験により、感情に変化が生まれるが、ID-01の場合は、今後、どのような変化を見せるのだろうか。非常に興味がある。
但し、システムの記憶領域が小さいので、恐らくブレインボード上では無理なので、PCからデータをコントロール転送が出来る様になれば、その様なコントロールも可能になると思う。
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