フルベンのステレオ発見! ― 2008/05/03 20:00
マイミュージックスタジオには、SSW6.0がついて来ているが、このアナログのミキシング機能はなかなか充実している。
6チャンネルまでのWAVファイル等の外部形式のファイルをインポート出来る。
更にアナログミキサーには、ハイパス、ローパスフィルター、左右レベル調整機能等があるので、マルチトラック録音のデータを2チャンネルにミックスダウンが可能。
但し、残念なのは、現段階でミックスダウン機能がないので、これは、後の号でバージョンアップされる。また、ミキサーでリバーブとかコーラス機能がついていない。(MIDIエディターには、この機能が附属している。)
一方、別にかったSSW-lite5.0には、ミックスダウン機能があるし、リバーブ、コーラス機能がついているが、アナログデータは、たった2チャンネルしか編集出来ないという欠点がある。
両者の機能を活かすには、SSW6のファイルをSSWLite5.0で読み込んで、リバーブ、コーラスを添加し、ミックスダウンする方法が現状ではある。
この方法を使えば、モノラルの古い録音を疑似ステレオ加工することが出来る。
左右チャンネルで周波数特性を変えるには、フィルターを駆使する。オーケストラでは、ヴァイオリンを左側、チェロ、コントラバスを右側に来るようにするには、左右の周波数特性を変えてレベルを調節してやれば良い。このファイルをSSWLite5.0で読み込んで、残響や位相を変化させて奥行きのある録音に仕上げる。
この間、ワルティ堂島で、フルトヴェングラー・ベルリンフィルのR・シュトラウスのドン・ファン(1954年録音)を300円で買ったが、モノラル録音であることは除けば、録音状態は奇跡的に優秀であり、フルベンの録音では、最高品質に近いものだと確信出来た。
このCDからWAVファイルを起こして、それを素材にステレオCDを作成してみた。
モノラルファイルを2チャンネルのオーディオトラックに読み込んで、左右の音質や位相に変化を徐々に与えていく。試聴を重ねながらベストのポイントを捜していく。
こうした作業の結果、仕上がったファイルは、奥行き、左右の広がり、ダイナミックレンジまで伸びて、まるで1960年代の録音の様に聞こえる。楽器の定位等は不自然なのは致し方ないが、フルベンの足音とか演奏ノイズまで左右から聞こえてくるから不思議だ。
早速、このファイルからCDを作成して、今、家のシステムで聞いている。
SSW6.0がバージョンアップして、そのままミックスダウンが可能になれば、3チャンネル、5チャンネルのファイルを起こす事が可能になる。そうなれば、高音弦楽器群、管楽器群、低音弦楽器群、打楽器群をそれぞれの特性毎に位相を変えて、ミックスダウンすれば、現代録音を遜色ないリマスターが可能になる。
まさに、リマスターの奇跡といいたい。
ステレオ化ファイル
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/donfanstereo
原音ファイル
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/donfanmoto
6チャンネルまでのWAVファイル等の外部形式のファイルをインポート出来る。
更にアナログミキサーには、ハイパス、ローパスフィルター、左右レベル調整機能等があるので、マルチトラック録音のデータを2チャンネルにミックスダウンが可能。
但し、残念なのは、現段階でミックスダウン機能がないので、これは、後の号でバージョンアップされる。また、ミキサーでリバーブとかコーラス機能がついていない。(MIDIエディターには、この機能が附属している。)
一方、別にかったSSW-lite5.0には、ミックスダウン機能があるし、リバーブ、コーラス機能がついているが、アナログデータは、たった2チャンネルしか編集出来ないという欠点がある。
両者の機能を活かすには、SSW6のファイルをSSWLite5.0で読み込んで、リバーブ、コーラスを添加し、ミックスダウンする方法が現状ではある。
この方法を使えば、モノラルの古い録音を疑似ステレオ加工することが出来る。
左右チャンネルで周波数特性を変えるには、フィルターを駆使する。オーケストラでは、ヴァイオリンを左側、チェロ、コントラバスを右側に来るようにするには、左右の周波数特性を変えてレベルを調節してやれば良い。このファイルをSSWLite5.0で読み込んで、残響や位相を変化させて奥行きのある録音に仕上げる。
この間、ワルティ堂島で、フルトヴェングラー・ベルリンフィルのR・シュトラウスのドン・ファン(1954年録音)を300円で買ったが、モノラル録音であることは除けば、録音状態は奇跡的に優秀であり、フルベンの録音では、最高品質に近いものだと確信出来た。
このCDからWAVファイルを起こして、それを素材にステレオCDを作成してみた。
モノラルファイルを2チャンネルのオーディオトラックに読み込んで、左右の音質や位相に変化を徐々に与えていく。試聴を重ねながらベストのポイントを捜していく。
こうした作業の結果、仕上がったファイルは、奥行き、左右の広がり、ダイナミックレンジまで伸びて、まるで1960年代の録音の様に聞こえる。楽器の定位等は不自然なのは致し方ないが、フルベンの足音とか演奏ノイズまで左右から聞こえてくるから不思議だ。
早速、このファイルからCDを作成して、今、家のシステムで聞いている。
SSW6.0がバージョンアップして、そのままミックスダウンが可能になれば、3チャンネル、5チャンネルのファイルを起こす事が可能になる。そうなれば、高音弦楽器群、管楽器群、低音弦楽器群、打楽器群をそれぞれの特性毎に位相を変えて、ミックスダウンすれば、現代録音を遜色ないリマスターが可能になる。
まさに、リマスターの奇跡といいたい。
ステレオ化ファイル
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/donfanstereo
原音ファイル
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/donfanmoto
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