定期代というワナ2009/08/17 23:53

神戸北区の鈴蘭台の外れにようやくこれは、という中古住宅物件を発見したが、思わぬワナが待ち構えていた。


鈴蘭台は、結構、安価で良い物件が多く出ているが、これは、何故だろうか。色々考えてみたが、やっと判った。

神戸電鉄の運賃の高さである。鈴蘭台から新開地まで10キロそこそこしかないのに、450円、阪急梅田まで片道なんと770円もかかってしまう。

1ヶ月の定期代は、阪急の場合は、3万420円である。
「ドッヒャーたまげた!!」

会社の総務に聞いてみると、全額支給は無理だという。大きな会社では、税務上の限界である10万円までであるが、そんなのは、資金的に余っている大企業なので、ウチの様な零細では、出せないのも無理もない。また、在宅勤務なので、毎日出勤していないので尚更。

もし、ここに住むことになったら、大阪以東に行くたびに出金伝票を切らねばならなくなる。支払いはピタパにしても、やはり、面倒くさい。

結局、大阪に出てこなくなるだろう。一層、引きこもりが酷くなりそう。

やはり、居住地を選ぶとき、都心への交通費というのも重要な要素になるので、鈴蘭台は、敬遠されるのだろうと思う。

なんで、神戸電鉄の運賃がこんなに高いのか。大変な傾斜地を走っていることや、経営自体が厳しいので、高い運賃設定にしないとやって行けない、しかし、運賃が高いので更に敬遠されるということでジリ貧状態に陥っているらしい。

私の会社と一緒だ。

写真は、神鉄三田駅で撮影。旧型車両らしい運転席である。

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