PSPでインターネットラジオを受信2010/02/23 09:06

 実家では、PCM放送(音声のみ)のミュージックバードを聴いていたが、アンテナ等を撤去して再取り付けが面倒くさいので、放置したまま。

 おうぶでは、TVさえも、まともに映らないので、FMの受信も無理だし、大体、FMではクラシック番組が減っているので、面白くない。

 そこで、PSPでインターネットラジオを受信し、音声出力を管球プリアンプにライン経由で出力して、楽しんでいる。

 日本には、クラシック専門局がないので、海外局が中心で、特に、イタリアのベニスクラシックラジオという放送局がお気に入り。

 古典派のソフトタイプの曲を中心に128KBPS、44.1khzで流しているので、音質も辛うじてオーディオ的になんとか聴けるレベル。

 仕事をしながら流しているが、管球アンプ、16㎝フルレンジのスピーカーシステムから聞こえてくる音は、心地よい。

 PSPは家中持ち歩いていて、ダイニングでは、ワンセグでTVをみたり、色々と活用している。勿論、ゲームもやっているが、最近は,新しいゲームを買うお金がないので、中古品を捜している。

売り主を責めることは出来ない。買った方が悪いのである2010/02/23 19:35

 ボロ家の不動産取得税8万円弱也の支払い完了。

 今日、天井裏を覗いて唖然!顔を急いで塞いで退却!!びっちりアスベストが敷き詰めてある。どうりで事項説明の時にこの件について免責を売り主側が言っていた筈だ。

 この様な家を買う時は、まず法務局にいって土地と建物の所有関係、測量データ等を手に入れる必要があるが、こんなことは素人には判らない。

 現地見学には、数回行ったが、内見は2度のみ。これでは、屋根裏まで観察出来ない。道理で不動産屋が、事項説明の時にこの件の免責事項をしつこく話し、内見の時に屋根裏を除くことを拒否した訳。

 気が弱い私は、この件を強く言い出すことは出来なかった。これだけで、解体費用が100万円以上余分にかかる。そらそうだと思う。発がん性なので、誰もやりたがらない仕事なのだから。

 これまでで、中古不動産の取得手続きが概ね全て完了したが、やはり、中古住宅を第3者仲介(不動産業者仲介物件)で購入するのは、やめた方が良い。

 安心して中古住宅を買えるのは、不動産売買以外に人間関係がある家族、知人が保有している物件のみである。

 今、このブログを読んで、中古住宅を買うべきか止めるべきか迷っておられる方は躊躇なくやめることをお薦めする。

 中古マンションは尚更である新築でもトラブル山積、最近話題の管理組合の問題もある。

 第3者仲介で、しかも瑕疵担保免責が書いてある物件は、絶対に「お買い損」である。

 これは、アンタッチャブル、タブーの物件なのである。

 これらの物件は、まず、震災対策の強化や、建築基準法の改悪で、再建築が非常にしづらくなっている上に、建物の解体と土地の整地費用、セットバック....物件の敷地の路線価を天秤にかけて、更地にして販売した場合に赤字となる物件である。

 私のもそうで、建物の解体費用が200万円、土地の整地費用が200万円(震災の影響で掩壁の工事から必要)、更に建物の解体費用が、アスベスト無しの場合でも200万円で合計、400万円のコストがかかるが、路線地価を計算すると、これよりも50~100万円程安くなるので、更地で販売したら損である。

 この為、不動産屋も買い取りたがらないし、私にこの家を売った方も、これよりも100万円近く高い値段で売れたので、大いに喜んでいることだろう。
 
 でも、売り主を責めることは出来ない。買った方がバカで悪いのである。

 全て、後の祭りである。

 私も、高い代償を犠牲にして、様々な経験を積んでこれだけの知識がついたので、この物件に関心を持った時点の「無知な私」、広告等をみて、咄嗟に中古物件購入の物欲が沸いた買い手(私も)には、そんなことも判りようがない。

 相場より極端に低い物件には、それなりの理由があり、それが理解出来るまでは手を出してはならない。

 物欲を払いのけなければならない。お釈迦様も言っておられる。

 100歩譲って、少しでもお得な場合があるとしても、こうした物件を素人が購入するのは無理である。不利な物件を少しでも、高く売りたいという売り主と仲介業者(こちらも売り主側の見方)、更には、他の仲介業者が絡んでいる場合もある。

 プロ並みの交渉力が必要である。

 実際には、無知なヒヨコ同然の買い手がこれらの手ぐすね弾いて待っている売り主サイドと交渉しなければならない。物件の説明も法律通りにされるが、やはり、「売りたい」というバイアスがかかる。

 教訓(中古の家を買う人はやめるべきだ。土地を買いましょう。)
 住宅ローン破綻問題が浮上して、中古物件が安いので、それで我慢すべきだというが、もっと苦労することになる。

 また、ローン破綻する落伍者は、どこに行っても同じだ。

・中古仲介物件の購入の交渉、内見には、必ず経験があるオブザーバーと一緒に行き、第3者の意見を聞く。(本当は、建築・不動産関係のプロと同席するのが良いが、凄く嫌な顔をされるし、警戒もされるので無理である。)

・極端な安値物件には、「目玉物件」と「わけあり物件」(僕が買ったやつ)がある。ためしに目玉物件が買いたいというと、仲介業者は、色々な理由をつけて断ってくるので判る。こうした業者からお買い得物件を買うのはやめた方が良い。「わけあり物件」を売りたいという事情があるのである。

・必ず、出来るだけ長い時間(出来れば、仲介業者立会でない)での内見、建築の知識がある人と一緒にチェックすべき。)

・これらの物件は、プロの人でさえも騙されることがある位のリスクがあることを知るべきである。

・出来れば、中古仲介物件には手を出さない方が良い。新築でも問題がある場合があるので、中古では、必ず問題があり、その場合、仲介では、最終的には売り主と買い主の関係になるので、交渉は困難、直接法的措置が取れる不動産業者買い取り、直接販売物件以外は、止めた方が良い。

・出来れば中古住宅の購入はやめるべき。

・建物の分だけお金を損する訳。それよりもお買い得の土地を買って、納得の出来る建物を自己資金もしくはローンで建てるべき。

・最近では、土地のお買い得物件がある。これらの、住宅に比べてチェック項目が少なく、瑕疵、欠点が事前に把握しやすいから。また、転売する場合の資産価値も建物付土地よりも高い。

神戸の梅の名所 岡本梅林2010/02/23 21:39

 仕事で東灘区に行ったので、ついでに岡本梅林公園を訪問。

 神戸で一番、有名な梅林公園というが、少しガッカリ。
 岡本梅林は、「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀国、栗丹波」と唱われた位なので、大いに期待していった。特に18世紀末に著された「摂津名所図絵」にも岡本梅林の図が登場する程、梅の名所である。
 明治時代中期から後期にかけて、国鉄は、岡本梅林を観望する為に臨時停車場を設置する程であった。残念ながら、昭和13年の災害で山崩れとなり、ここの梅林はなくなり、その後は、高級住宅地となり、梅の木も殆どなくなっていたのを、昭和57年2月に岡本公園として復活されたのが現在の姿という。

 実際に阪急の岡本駅からガードをくぐって、六甲山の麓の高級住宅地に川なりに登っていくと、梅林に到着するが、おそらく、昔は大きな屋敷の庭であったのを公園に改造したのか、段々の土地の上に十数本程度の梅の木が植えられている。
 それなりにちょぼちょぼと梅林があるのも風情がないとは言えない。上品な梅林公園である。大阪城公園とは、全くスケールが違う別世界である。
 人も少なく、アベックで、梅をみながら静かに散策するには良い場所のようだ。神戸には、こんなちっぽけだけれどもそれなりの見所があるところが多い。

 カメラは、LUMIXG1。やはりピンぼけ気味で途中でオートフォーカスからマニュアルにに切り換えて撮影。