MDは滅び、カセットは残った・・中高年向き商品2010/07/15 10:46

 SONYからラジカセの「新製品」。

 新製品といっても、既存技術の固まりである。コストダウン等もし尽くし、行くところまでいった。

 http://www.nikkei.com/biz/product/article/g=96958A9C93819499E2EAE2E29B8DE2EAE2E5E0E2E3E2E2E2E2E2E2E3;p=9694E0E7E3E0E0E2E2EBE0EBE5E3

 商品の購買層は、中高年ユーザーである。この紹介記事の様に中高年世代では、カセットを使用する人が多い。

 CDやラジオが聴けて、カセットに録音出来れば、十分。

 パソコンを積極的に使用しないので、CD等をI-PODの様なデジタルプレイヤーに転送することもなかなかしない人達。

 注目すべきは、SONYが独自発案・開発したMDが省略されている点で、今や、MDはカセット以下のマイナーメディアになってしまった。

 スペックを飛躍的に向上させたタイプも出たが、普及しなかった。

 「望まれるカセットウォークマンの復刻版!!」

 いっそのこと、中高年ユーザー層(団塊の定年世代で若者よりも金を持っていて、趣味的な世代)に向けて、昔のウォークマンの復刻版を限定発売したら良いと思う。

 きっと受けるだろう。景品等に、昔のHFシリーズとかのテープも復刻生産したのをつければ、趣味的製品と売れるのも間違いない。

 僕の経験だと、レコードは勿論、SACD、CD、MD等のデジタルメディアをカセットに録音すると、デジタルくささが無くなってまったりとして楽しめる音になるので、良いと思う。

 ハイエンド向けには、久しぶりに3HEADカセットデッキ等を発売してみたら良いと思う。

 音楽、オーディオは趣味の世界なので、性能とかそういったことよりも、いかに楽しめるかという点である。

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