佛大通信教育部の学部の入学申込み期間は、第Ⅱ期が4月1日から4月15日まで2011/03/29 09:40

 佛大通信教育部の学部の入学申込み期間は、第Ⅱ期が4月1日から4月15日まで。

 前回、このブログで書いたが、全く改善されていない。この募集期間について等は、本来は、通信教育部のトップページに載せるべきなのに、新着インフォメーションをみてもどこにも書いていない。

 「新着」といっても宣伝したいことなら何度でも載せても構わない筈なのに、学生募集の記事を載せていないのには、唖然。

 学生数が多すぎるので、募集人員を減少させようとしているのだろうか。

 また、申込み手続きも煩雑。ネットで出来る様にすれば良い。健康診断書類等は、締め切りに余裕を設定しても良いと思う。つまり、必要事項をネットで入力して、銀行振り込みが確認されれば、それでOKにすれば良い。学費の支払いについても、口座振替の申込みが必要だが、初年度の学費はたしか振り込み制なので、申込書をネットで提出して、振り込み用紙が送られてくる仕組みにすれば良いだけ。

 僕はまた、入学したいけれど、お金に余裕がないし、手続きとかややこしいので、敬遠になりそう。

東電の責任を国有化により、国の責任にすり替えると、これらの「人災」が全て、震災という不可抗力にすり替えられてしまう2011/03/29 10:01

これも予測通り、東電国営化案が政府内で浮上。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000042-yom-bus_all

但し、問題なのは、賠償額が数兆円に達すると言われているが、国営化されることで、その賠償金は、結局は、国民の税金から支払われることになるいうこと。

東電には、大きな過失と責任がある。銀行等の経営破綻の様な甘いものではない。


①燃料保管プールが平時から上に蓋もなくて、非常に無防備、安全面への配慮を欠いた使用済み核燃料の管理というか放置が行われていたこと。

②緊急用電源について日常的に訓練等で稼動させた経緯もなく、また、津波等の被害も想定されながら、津波等に無防備な海側に設置されていたこと。

③地震発生後の対応が後手に回り、事態を更に悪化させたこと。

④注水作業の前に周辺の放射能汚染を想定して、防水対応を行わなかったこと。(僕は、放射能漏洩の懸念を強く指摘。前のブログの記事でも排水と防水対応について書いていた。)

⑤前震でも津波や地震の被害の兆候がみられたにも係わらず、本震に至るまで、平時の運用を続けていたこと。(当然、前震でも相当の震度であった為に1週間程度の稼動停止と安全点検が行われるべき)

⑥設備が老朽化した原子炉をなんら抜本的な対策を行わず、そのまま運用を続けていたこと。

つまり、東電の責任を国有化により、国の責任にすり替えると、これらの「人災」が全て、「震災」という不可抗力にすり替えられてしまい。日本国内での原子力運用を肯定する結果に終わってしまう。

そうなると、東電側には、過失が認められず、責任者の処罰等も行われない。あの誰1人、責任を問われなかった悲惨な日航機事故の様な状況になってしまう。

ドイツでは、原発反対のデモが行われたが、日本は、静かなもの。乳幼児の生存権を脅かす原子炉に反対する全国のお母さん達が何故、反対運動に立ち上がらないのか、疑問に思う。

諦めるか、それとも抜本的対策か2011/03/29 13:56

 トレンチ縦溝で、プルトニウムが含まれた汚染水が検出されたということで、使用済み核燃料の保管プールではなくて、原子炉本体ということになれば、相当怖ろしい状態になっている。

 万が一、圧力容器が破損した場合でも、この図の様に、その外側には、コンクリートのシールドがあり、その中で、核物質が止まる仕組みである。更に、その外側を格納容器が覆っている。

 本来は、格納容器が破損、亀裂が入った場合には、核分裂に伴って生じる放射能が漏洩しても、プルトニウムは、検出されない筈である。

 今回の場合は、殆ど燃料棒全体が、熱溶解して、大部分の燃料が圧力容器の下に貯まり、更に、コンクリートのシールドをも核反応の熱で熔解させて、更に、外側の格納容器の底部に貯まっている。そこに注水が行われた結果、底部に貯まった未反応の核燃料を含めた溶液が更に地下に浸透して、タービン室まで汚染が拡大したと考えられる。

 こうなると、高温の核燃料が圧力容器の中に残っている筈で、これらは、部分臨界に達している可能性もあるので、注水でも温度を下げることは、難しい。冷却水を循環させる必要があるが、今回の放射能水除去作業で、復水タンクが使用出来なくなったので、冷却水を循環させるには、新たに別系統の冷却システムを外部から搬入して稼動させる以外に方法はない。

 つまり、現状のシステムを修復して、冷却システムを再稼働させるという当初の復旧方針は、もう、不可能となっている。

 今後、留意しなければならないのは、既に圧力容器を突き破って溶解を続けている核燃料が更に外部のコンクリート隔壁をも、熱破壊して、大量の汚染物質が地下に染みこむことである。

 トレンチは、実際には、原子炉とは、直結されていない。そこでも、プルトニウム検出ともなれば、既に、外部コンクリート隔壁さえも、メルトダウンの結果、破壊、もしくは、破壊されつつあると考えられる。

☆☆☆
 外部に冷却システムを追加工事を行うにしても、格納容器の内部の様子が把握できないと、何をやって駄目である。つまり、もう既に最悪の事態に到達している可能性もある。

 作業が遅々として進まないのは、人間が作業出来る限界を事態は既に迎えた為である。ロボット等を導入して、格納容器の周辺を調査して、亀裂が発見された場合には、そこからファイバーを挿入して、内部の様子、特に圧力容器の様子を確認する必要がある。

 今の作業、まるで、目をつぶって象の尻をなでている様な状況なので、なんら進展がない。いっそ、ロシアのチェルノブイリの様に、何もかも諦めて、4基の原子炉の外にコンクリート隔壁を急造して、汚染水ごと、放射線を閉じ込めてしまう以外にない。

 今回の場合は、アメリカよりもロシアの原子力技術者にアドヴァイスを聞いた方が参考になるかも。

 抜本的な対応としては、破損した燃料棒を除去して、安全な場所に格納する以外に道はないが、それももはや無理だと思う。

グスコープドリになりたい?2011/03/29 21:32

 残念ながら、今晩のNHKの報道特集で東大の先生が、ショッキングな事態をあっさりとした口調で述べた。

 2号炉の圧力容器内と原子炉格納容器内の圧力差は殆どないという。

 つまり、圧力容器内の気密性が失われており、炉心溶融後の核燃料が圧力容器から原子炉格納容器を経由して外部に漏れていることが初めて報道された訳だ。

 前回のブログ記事に書いたことが、そのまま現実である。

 幾つかの夕刊新聞の見出しにも載っていたが、公式見解として、メルトダウンが確認された。

 こうなるとスリーマイル島のレベル5を越えて限りなくチェルノブイリの水準に近づいているか、既に事故のレベルとしては、それを抜いて、世界トップレベルの原発事故になろうとしている。

 つまり、これまでだれもが経験したことの無い対策、対応が求められる事態となっている。

 ただ、1つ言えることは、チェルノブイリは内陸部だが、福島第1原発は、臨海部にあるので、このまま石棺で覆って放置しておけば、海洋汚染の懸念があり、国際世論が許さない筈だ。

 既に放射能汚染は、アメリカ東部まで拡大している。汚染雲が偏西風に載ってアメリカに到達し、仮に、人体への許容レベルを超えた場合には、日本政府、国民に対して容赦ない損害賠償を請求される。特にアメリカは、世界有数の穀倉地帯を擁しており、そこの土壌が汚染されてしまったら、日本が数回破産しても支払えない賠償金が要求されるだろう。

 今から、永久的な措置に向けて準備作業を行う以外にない。

 原発敷地内に深さ1~3㎞以上の縦坑を掘削する必要がある。直径は、格納容器が入る程度の大きさである。この縦坑を4本掘り、そこに1~4号機の原子炉を格納容器毎、クレーンでつり下げて地下に埋却する。

 その時に、大量の放射線を被爆する可能性があるが、「決死隊」を編成する以外にない。

 「あんたが死ねばよいだろう。」と今日は飲み屋で言われたが、自分は嫌だ。でも、私の様に身寄りがない50歳以上の人が適任かもしれない。

 将来、国家の英雄としてグスコープドリの様に伝記化されて児童文学を表紙を飾ることが出来れば、僕もやって見ようかとも思う。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%89%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%BC%9D%E8%A8%98