リサイクルとエコロジーによる偽善社会の出現2010/04/22 23:14

 リサイクルショップで購入した本達である。

 今日、恒例の春季の仕事で桜井市方面にいったが、雨の中、1時間も早くついてしまったので、時間をつぶせる場所を探したら、さすが田舎町で寺社以外は、ブックオフしかなかった。

 実家の近くや、おうぶにもブックオフはないので初めて利用したが、新品の本を販売している同じ地域の本屋さんの10倍以上のスペース分量が販売されており、ちょっとした図書館並みである。

 ちょうど新書版が一律250円のセール、下の堀江さんの本は、105円で合計605円の散財となった。

 本のリサイクルショップで、「リサイクルしてはいけない。」というのは、まさに皮肉であるが、これを読めば、省エネ住宅、エコカー減税、エアコンや冷蔵庫の買い換え減税という政府のエコロジー政策が家電業界と自動車産業との癒着でなりたっていて、当然、新しい製品を1台製造する為にCO2が大量に排出されるので、いくら省エネ、エコの製品が出来ても、CO2の発生量はむしろ増えてしまう。

 10年、20年買い換えなくても、十分実用になるクルマ、また、買い換える必要性、つまり、購買意欲を煽らない社会がよい。

 たった40年で廃墟どころか、新しい建築基準法で違法建築にされてしまうというバカらしい住宅行政。50~100年先でも安心して棲める住宅、住居関連の法制度の整備の方が、省エネ・リサイクル住宅よりもずっと有効である。


 住宅やリフォーム。これ程、本来の価値以上の高い値段が住宅メーカーや不動産屋が結託して庶民を騙している商品はない。

 デフレデフレというが、貧乏人には、全ての生活資材の価格は高杉である。

 エコポイント制度というのは、金持ち優遇政策の一環であると思う。堀江氏も小泉内閣の時は時代の寵児扱いされたがいまや犯罪者呼ばわりされている。エコロジーだっていずれは、覆される日がやってくる。

 CO2を削減するには、みんなが個人所有のクルマに乗らない、買わない、買い換えないを守れば、交通事故も減るし、鉄道も生き残るし、それが一番効果的で、高い補助金で、お化けみたいな風車を作るよりも絶対マシである。

 エコロジーをいわなくてもいずれ、ガソリン自動車が走れる時代は終わる。電気自動車というが、現状では、充電時間が大幅にかかる。ガソリン自動車の様な手軽さはない。

 各自動車エーカーで共通規格のカートリッジ式のバッテリーで電気がなくなると交換が何時でも可能なシステムで、このバッテリー自体をフリーエクスチェンジのシステムを確立しないと、数時間とか1時間の充電時間でも自動車に乗るのに不便を感じるので、結局、電気自動車は廃れるだろう。

 一番、可能性があるのは燃料電池であるが、クルマに燃料電池を積載するアイデアはいつの間にか、どうゆう陰謀か葬り去られてしまった。

 クルマがこの世から消えたら、平和がやってくるが、同時に生活は不便になるだろう。その時に鉄道やバスが廃線になったと騒いでも遅い。

 地域社会保全の為の廃線予定の鉄道の復活プロジェクトが全国が行われているが、これは、実は、次の世代の為の現代人の唯一の良識である。

 横断歩道を歩いていても、平均で、全速で、突っ込んでくるクルマに今日、遭遇した。殺人マシーンである。

 1度や2度ではない。交通法規等は、存在しない無法地帯に鈴蘭台一帯は成り果てている。警察も知らん顔である。

 エコカー、リサイクルほど、庶民をバカにした話はない。自転車がエコロジーというが、自転車にぶつかられて下半身不随になった知人をみてから自転車も僕の敵になった。

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