宇治上神社2009/01/11 10:39

FZ28で撮影
写真上段
 昨日訪問した宇治上神社。平安後期の木材が使用されていることが確認され、平安時代に建築されたことがほぼ確実視されている。
 みぞれが降る寒い中での撮影だった。人も少なく閑散としていたが、それだけに神秘的な雰囲気が素晴らしい。狛犬の様子が特に風格があってよかった。

写真中段
 こちらは、鎌倉時代に作られた拝殿。拝殿の前庭のところに竹で四隅が仕切られて結界が作られており、富士山の様な形のものがお祀りされていた。

写真下段
 半蔀が外側に開かれたところ、平安時代、そのまま家屋構造をそのままみることが出来る。

 全てFZ28で撮影。少し彩度を強調、色調をウォームモードに変更している。Pモードを使用。

改装なった源氏物語ミュージアム2009/01/11 10:44

FZ28で撮影
 宇治市源氏物語ミュージアムは、昨年夏に改装された。20万人を越える来場者があり、さすがに「源氏物語千年紀」の効果は絶大であった。
 案外小さな建物であり、そのこじんまりした中に宇治らしい良さが出ている。講義室は昨年、全面改装され、今回の外山先生の講演が改装後の初の本格的講演だという。
 今年から定期的に源氏物語講座が開催され、8月の講座には、愛知淑徳大学の外山敦子先生が講演されることが決定した。
 講義室はかまぼこ型で音響効果もよく、朗読ショーや、室内楽のコンサートもできそうだ。

黄金の鳳凰2009/01/11 11:22

FZ28で撮影
 1月10日に宇治源氏物語ミュージアムの源氏物語講演会に出席した後、直ぐに平等院に向かった。
 何よりも改修をおえた阿弥陀如来に再開する為である。
 15時50分の拝観時間が待ち遠しかった。
 3年前と同じ女性の係員の人が解説して下さった。御堂の中は、暗く、冬の寒さが、足下から身体の芯から染みこんでくる。それでもすっかり綺麗になった丈六の阿弥陀仏に見とれていた。
 「大分、印象が変わったなあ。」
 と内心思いながら、尊顔を拝見していると、俄に冬空の切れ目から目映い夕陽が差し込んで御堂一体を明るく照らした。
 その光線が暗い堂内にも差し込んだ時、拝観者達は歓声を上げた。阿弥陀如来の全身が金色に光、水晶の白ごうからは、プラチナ色の光線が照らし出した。
 佛教大学の安藤佳香先生は、阿弥陀の光は、蓮華座から如来の身体を透過して、頭上の天蓋に共鳴して輝くと表現されていたが、その通りとなった。
 全身の黄金の光は、衆生救済を現し、白ごう(びゃくごう)のプラチナ色の光は、あらゆる罪を浄化する働きをしていることが、この目で確かめることが出来た。
 写真は、その直後に撮影した平等院の屋根の上の鳳凰。
 それ以外の画像はビデオにまとめた。
写真とビデオは、FZ28で撮影。
http://jp.youtube.com/watch?v=I9b4ufS-_vo

Lumix-G1で金星を撮影2009/01/11 20:20

lumix-G1で撮影
夕暮れに西の空に明るく輝いているのは、宵の明星金星である。
 100㎜F5屈折とLumixG1を組み合わせて撮影してみた。(PL20㎜接眼レンズ使用コリメート法)
 『星空年間2009』(アストロアーツ社刊)によると、ちょうど今の時期の金星は半月に見えるらしい。1月15日に東方最大離角。
 屈折式なので収差が大きく、模様も判然としない。この程度の写真しか撮れないのでは、つまらない。また、挑戦してみることにする。