生活費の高騰が始まった2011/03/09 10:07

 昨日、灯油の宅配をしてもらったが、1缶当たり、一気に300円の値上げとなり、1650円/18㍑となった。もし、中東紛争が12月に深刻化していたら、この冬の懐具合は最悪になっていただろう。

 それにしても、おうぶは、未だに真冬の寒さなので、灯油がなければ、凍えてしまう。近所の家はお金持ちで、こんなにガソリンが値上げとなっても、象狩りに行くような大型車に一人乗ってコンビニに買い物に出かけている。暖房もエアコンで、高い電気代を支払っている。

 灯油の値段が更に2000円近くまであがったら考えるが、これでも、電気代に比べたら、暖房効率を考えると灯油の方が割安である。

 おろかな為政者の為に、国民生活は、どんどん苦しくなるばかり。おかしいのは、子供手当は支給打ち切りになっても扶養家族控除の一部廃止は、残ってくるという。そうなれば、増税ばかり。

 特別国債が発行出来ないので、40兆円の資金が不足するという。つまり、これまでの輸入食品に行われていた価格安定対策が出来なくなるという。

 これらの結果、輸入食品の価格もこれから上昇してくるし、賃下げの中で、生活必需品の物価は高騰。

 こんなに国民の生活は苦しくても、政府の物価指数の計算では、象狩り用の自動車とか、BMWとか、贅沢な耐久消費財を含めての算出なので、デフレが続いているとの判断となる。

 この為、今年度から、年金の支給額が大幅に減額されているお年寄りも大勢いる。

 そうして行き着く先は、消費税は、大幅値上げである。

 僕は、この様なことを民主党がマニフェストを出した時点で見抜いていたので、みんなが馬鹿みたいに民主党を支持していた時から、ずっと批判を書き続けている。

 民主党は、既に死に体になっているので、崩壊することは、確実だが、この後始末さえせずに消えていけば、迷惑するのは、嘘つき政党・内閣に騙された国民なんである。

 「税金の無い国ってないかなぁ。」

 先日も飲み屋で税金の話をしていたが、税金が高すぎるという話をしていたが、「あんたは金持ちなのか。」と言われてしまった。

 一般の人達は、案外に税金が高いという意識を持っていないのが怖い。自営業とかやっている人は、申告するので、判っているが、サラリーマンや年金生活者の人は、天引きなので、口座から引き落とすだけでは、高い税金を払っているという実感はないようだ。

 「減税ニッポン」という政党が今度の選挙に出てくると思うが、これも信用出来ない。だって、あの民主党でさえも、選挙の時は、「減税」を一番、頭に掲げて動いていた訳だから。

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