やっぱりワカマル君が大人気2006/12/03 21:32

IXYDIGITAL70で撮影 高感度モード4枚の写真を合成

11月30日から12月2日までインテックス大阪で開催されていた
「国際次世代ロボットフェアジャパン2006」を見学した。

会場についたのは、最終日の午後3時であまりゆっくり見学して
いる時間はなかったが、まず、目についたのは慶応大学が開発
している。次世代自動車で、1970年代のSF映画を思わせる様で
面白い。

早速、会場に入ると、ウジョウジョといろんな形のロボットが、
動き回っている。子供のおもちゃレベルから先端技術を活かした
もの、ヒューマノイド型、自律制御の知性派、動物型、飛行型、
昆虫型等色々な形に進化した彼らをみると、さながら、「ロボット
古生代カンブリア期」と言った感じかな。

メカトロニクス制御技術やサーボについては、現在の方法はほぼ
行き着いた感じで、どうしたら動きを更にしなやかに洗練させられ
るかかとか人に優しい動きがテーマになりそうだ。

また、昆虫型は、大阪大学のグループが開発したもので、天井
にクモのように張り付いて、動き回っていたのが、スルスルと
落下して来て、今度は、反対向けに脚をそのまま折り曲げて動
きだすのは、気味が悪いが、登山救援とかに使えそう。

飛行型も低コストのものが開発されており、量産化されれば、
個人所有も夢ではない。簡単に航空写真や農業や林業、
考古学等に役に立ちそう。

ヒューマノイド型は、案内や介護、癒し型、単なるおもちゃまで
多種多様だが、認識技術はなんとか進歩してきたものの、
ニューロン型の制御が出来るものは少なく対応は機械的。

それでもワカマル君は愛らしく、子供達の人気を集めていた。
http://www.asahi-net.or.jp/~ZZ2T-FRY/robot1202
背丈は、7~8歳程度の子供と同じくらいなので、子供には、
親近感がある。

一人一人の顔を認識して、簡単な言葉、コマンドを理解する。
但し、言語としては理解しておらず、音声信号解析している
だけだ。(今、私が作っているロボットと大差ない。)

この他、色々なロボットが居て興味が尽きなかった。
帰りに抽選したら、ロボットフィギュアが当たってしまった。

また、こんな催しが開催されるのを期待。
入場料無料だったし、得した感じだ。