異時同図法2008/06/21 09:15

 最近、体調がおかしいと思ったら、また、昨晩から高熱で今、帰宅したところ。
 また、顔に何やら赤いものが広がり始めているので、近所の医者で抗生物質を処方してもらった。
 左のコメカミに激痛が走る。
 大きな病院に行きたいが、今日は土曜日なので、応急処置で様子見。
 月曜日には、安藤先生が四条センターで、法隆寺金堂壁画の講演される筈で楽しみだが、参加は危うい。
 本当に楽しみにしていたのに....
 蓮華化生のレポートに使用した画像ファイル等を見ていると、数本の茎から蓮華が別れて中央に阿弥陀如来や菩薩が誕生しているが、
 これは、異時同図法であることが、漫然と眺めていて判った。
 つまり、図の様に2人の菩薩達に見守られながら、赤ちゃんの如来が誕生し、生長を遂げていく有様を同じ画面で表現している。
 蓮華の茎は生命の源泉を伝えるシナプスの役割を果たすと同時に、成仏の道筋や時間的経過を表す役割を果たしているのだという事が判った。
 もう、卒業論文も書いてしまって、全てのレポートを提出してしまったので仏教芸術とは暫くは離れる事になると思うが、図像というのは観察すればするほど、新たな発見があるものだ。
 修士課程の時は、内臓から出血して入院する羽目となり、応用社会学の時も、手術を受けた。
 論文や新たな学修の過程の節目節目で体調を崩す。知恵熱ということになるのかもしれないが、それだけ負担になっているのだと思う。
 もう、学修は止めておこうとおもう。

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