ヒヤヒヤ感よりもサラサラ感が良い2008/07/06 10:11

 クールマックスのマットと掛け布団を使用して1週間になるが、そんなにクールという感じではない。(ネーミングと実際の使用感が一致しないという欠点がある。)
http://fry.asablo.jp/blog/2008/06/28/3600407

 むしろ、体温の保温性が高いのではないかと思ってしまう。

 でも、何故か、蒸し暑い夜なのに、これまでの寝具に比べて寝付きやすい様に思える。

 吸水性が高いので、身体の汗はおろか、湿気までも吸収されてしまう感じで、独特のサラサラ感と保温感があり、それが、安眠につながるのかも。

 冬でも使えるのではないかと思う。

 最初は、四隅にゴムバンドがついていて、これをマットにとめて使用するということに気づかず、寝ていてまくれ上がって困ったが、しっかり、固定すれば寝心地はなかなか良い。


 クールマックスを使用したTシャツがユニクロで販売されている情報もあるので、調べて購入してみようと思う。夏場に滝のような汗をかいたら、水分の蒸発特性が特に高いという繊維の性質から、ヒヤヒヤ感が体験出来るかも。

今、法隆寺金堂壁画に中国の学者達の熱い視線が2008/07/06 10:31

 先日の四条センターで安藤先生による法隆寺金堂壁画の講演があったが、その中で、鉄線描について、どの様な文化的背景があるのかという点について簡単な説明があった。

 その中で、于闐(ホータンの旧名)の画家で、『歴代名画記』巻8に登場する「尉遅乙僧(いっそう)」という絵描きの名前が出てきた。

 ホータンの画家達は、西域美術を唐の長安に伝えるという役割も担っていたが、その活動のバックグラウンドは、ダンダン・ウィリク等の地元での活動が際だっている。

 鉄線描は、「屈鉄盤糸」とも呼ばれるが、これは、中国の伝統的な画法である「遊糸描」や「蘭葉描」とは、全く筆つかいはことなっている。

 ダンダン・ウィリクの仏画の特色としては、肉体の輪郭線は、朱線、衣文線は、黒線で描かれる点に特色があるが、そういった場合に従来画法では、立体感、存在感で希薄な印象を受けるが、「屈鉄盤糸」を使用することで、輪郭の生命力が増し、存在感を際だたせている。

 面白いのは、ダンダン・ウィリクの画家、「尉遅乙僧」等の画風を研究している中国の研究者が法隆寺金銅壁画に今、熱い視線を注いでいる点である。

 北京大学の研究グループによるレポート(下記参照)には、特に注目するものがある。今後、西域の仏教絵画の研究が進展すれば、日中交流の文化的背景が一層、明らかにされるのではと期待される。
http://dsr.nii.ac.jp/narratives/discovery/02/

ライカマウントのデジカメ製作記12008/07/06 21:01

先日のEXEMODE210という200万画素のデジカメを3100円で購入したという記事を書いた。
http://fry.asablo.jp/blog/2008/05/15/3516172
 トイカメラとも言えるが、基盤はご覧の通り1枚で構成されている。(写真左上)
 右端の黒いものが、CCDの上に乗っかったレンズである。
 これを外したのが右上の写真。
 プラケース(110*60*40)を買って来て、この中に、基盤と筐体の下半分を装着、更に、蓋側には、ライカマウントのスクリューマウントを螺旋止めした。(左下の写真)
 穴開けに手間取ったので、今日の作業はこれでおしまい。スクリューマウントは、ジャンク品で修理不能のゾルキーC(エス)から取ったもの。
 仮組して、試しにLICA-ELMAR50㎜を装着したのが右下の図。
 次回の作業は筐体のファインダー側に、モニター用の液晶が見える様に穴開けと、シャッター部の穴明け、アクセサリーシューの取り付け(ゾルキーのものを応用)
 試しに、WAVカメラの設定にして、室内を写してみたが、かなり望遠気味になるものの画像は元のレンズよりも鮮明。
 無事に完成すれば、Lマウントレンズで撮影可能なデジカメの誕生。
 ピント合わせは手動・目測で行う。
 Lマウント撮影可能なデジカメは、EPSONのRD-01しかないが、価格は、24万円もする。
 これは費用はカメラを入れて、6千円程度。残念なのは、以前、所有していたカラースコパー24㎜とファインダーを売却したしまったことで、これがあれば、結構、実用になると思う。
 ピントの微調整に苦労しそうだが、うまく、動作してくれたら、EXEMODEの300万画素のカメラを買って、分解して、同様な加工を施して、ライブビュー可能なカメラを作ってみようと思う。
 最近、入手した情報では、使い捨てタイプのデジカメが誕生するらしい。この基盤等も取り出せれば、この様なカメラへの改造に使えるかもしれない。
 それにしてもパナソニックからL・Mマウント可能なデジカメが6~8万円位で発売されないかなと思う。
 名前は、LUMINAX LICAシリーズと言った名前で、エルマリートシリーズで、広角から望遠まで着脱可能、手振れ補正がついたタイプ。
 マニア向けに結構、売れると思う。