ついにPHS300が発売2008/11/16 10:45

 ついに期待していた製品が日本でも発売された。
 それは、どこでもWifiを可能にしてしまうPHS300という製品。
 スタパブログに紹介記事が掲載されていた。
http://bb.watch.impress.co.jp/stapa_blog/archives/2008/11/14/
 製品自体のリリースは、
http://cmtrshop.com/
 ポータブル無線ルーターであるが、例えば、PSP等のゲーム端末で、無線LANしか接続手段がない様な機器や、あるいは、モバイルパソコンと、Wifi対応のカメラをセットで使えば、撮影した画像を瞬時にパソコンに取り込むことが出来る等、色々な使用法が考えられる。
 同時数台のパソコンがアクセス出来るので、セキュリティの面で少し心配だが、お仲間同志で、PSPでのスカイプも楽しむことが出来る。
 USB接続のHSPDA(High Speed Downlink Packet Accessの略)モデム、ぶっちゃけた話、イーモバイル以外の製品の動作は保証されていない。これが、ウィルコム等に対応していたら、直ぐに買いだが、その点を確認してからになりそう。
 PSPの場合は、ブロードバンドから配信されるビデオのストリーム再生機能がついていないので、遅い回線で十分。
 これで、無線LAN後進地帯の大阪でのWifi環境は飛躍的に改善する筈。
 ああ、イーモバイルにしておけば良かった。
 価格が1万9800円が果たして安いか高いか。
 どうせ、イーモバイルは、商売熱心なので、セット製品が発売されるだろう。

アナ・アナ好みの私です。(追記:LP-R500について)2008/11/16 11:20

IXYDIGITAL70で撮影。
 ヤフオクでブルックナー交響曲第3番「ワーグナー」(シューリヒト指揮・ウィーンフィル)のLPを落とし損なってアナログの虫が騒ぎ出した。
 手元のカールベーム指揮、ウィーンフィル(ロンドン国内盤)のアナ→アナダビングをしてみる。
 真空管式のCRイコライザーを点検後、点火して、暫く様子を見る。
 カセットレコーダは、3ヘッドのTDV721で往年の高級機。
 バイアスやキャリブレーションの設定機能付で学生の頃には買いたくても買えなかったものが、今では、ジャンク同様の価格で手に入る。(写真上、下は、現在使用中のDAコンバータ、D/AC800米国パラサウンド製、試聴してこれが一番音が良かったので購入して10年位になる。これでにCDをつなぐと音が生き返る。)
 一番、情けないのはカセットテープで、30年前の百花繚乱の時代には、ローノイズ、ノーマルタイプだけで、数十種類が発売されていたが、今ではTDKの2~3種類の製品だけ。
 PCM放送を聞きながら、レベル調整、TAPE、SORCEを切り換え(3ヘッドなので、少し遅れてSORCE音声が再生されるが、実際にテープに録音されている音を聞きながら、作業が出来るので便利。)ながら、バイアスのレベルを決定する。ノイズリダクションは使いたくないが、CDに汚染された耳には、ヒスノイズがどうしても耳につくので、ドルビーCを使用する。
 なんども試聴を繰りかえして最善のバイアス値を探し出してから、おもむろに、YAMAHAGT750を起動、アームの調整や清掃を行ってから、レコード盤をターンテーブルに載せる。
 レコード盤の清掃、針先の清掃、注意深くスタピライザーを載せて録音開始。
 ブルックナーの長大な曲が1枚のLPに入れてあるので、第2楽章の途中でA面が終わってしまうので、裏返す際に音のつながりに注意しなければならない。
 ようやく録音し終わったものをカセットで聞いている。
 同じ曲のCD盤も持っているが、実におだやかでふくよかな音である。CD化されたことで音は、硬質に変わっていたのが、もともとのウィーンフィルとムジークフェライン、そして、巨匠ベームの演奏が聴ける。
 最近は、LPをCD化するのが流行っているらしく、ライン端子からパソコンに直接取り込むことが出来る。
 しかし、パソコンの電源自体が汚染されているので、ここでラインレベルの音質が悪くなってしまう。この為、私は、LPをデジタル化するのは、クリエイティブ・サウンドブラスターというUSB端子接続のADコンバーターを使用して、パソコンに信号を取り込む時には、デジタル信号に変換している。
 レベル補正、ノイズ除去、トラックの番号打ち、CDの焼き込みまで、最善の注意を払って行っているが、やはり、音は、デジタル臭がする。
 世の中、アナ~デジブームでTEACからは、LP-R500という製品が発売された。価格は、7万円、LP、SP、カセット、FM放送からCD-R、CD-RWにお手軽にデジタル変換して録音できる商品。
 先行のLP-R400を更に機能アップし、高級化を図った商品。でも、私として気になるのは、MCカートリッジが使えないことや、イコライザーの性能、ターンテーブルのSN比(モーターやデジタルサーボ系の乱ノイズの影響を受ける)等々気になるが、SPレコードが簡単に録音できる(専用の針先で再生しないと大切なSPレコードを痛めてしまうので注意)のは評価出来ると思う。来月に発売されるらしい。
http://www.teac.co.jp/audio/teac/lpr500/index.html
 団塊・熟年世代向けの商品らしい。
 私は、アナ・アナを選ぶ。アナログはアナログで聞かれるべきだと思う。

追記:高針圧で貴重なLPレコードを痛めない為に

 LP-R500の仕様を確認してみたが、レコードプレイヤー部のカートリッジは、セラミックタイプだと判明。カートリッジの交換は出来ない仕組み。セラミックカートリッジは、圧電素子をセラミックのV字型突起(オス)に貼り付けて、音溝をトレースして振動する針から直接V字型の金属製のメス溝から左右のステレオに分離した圧力振動に変換、更に圧電素子からステレオの電気信号を取り出す仕組み。
 信号の増幅率は高く、しかも圧電素子の高域特性が悪いので、RIAAカーブから高倍率増幅・補正するイコライザー回路も不要で、そのままライン信号レベルとして取り出すことが出来る。これらのメリットから、幼児向けのソノシートプレイヤー等のオモチャや普及品でも最も安い価格帯の製品に採用されていた。
 また、最大の難点としては、針圧が4.5㎏と非常に高いので、LPの溝を痛めてしまう可能性もあるので、大切なレコードをこれらのプレイヤーでかけない方が良い。
 何故、高級品を含めてLPレコードプレイヤーやMMやVMカートリッジの老舗であるTEACがこんな製品を売るのか理解に苦しむ。
 その理由として考えられるのは、LP、SPレコードをカートリッジの交換をせずに針先交換だけ再生するには、セラミックカートリッジがもっとも無難ということだろう。SPの場合は、音溝が粗いので、専用の針先と高針圧が必要、また、通常カーブで録音されているので、イコライザー回路も要らない。つまり、針先交換だけで、SPレコードを簡単に再生できてしまうという一応のメリットはある。
 また、セラミックカートリッジの高域特製の悪さを持ってしても、SPの狭い再生周波数帯域をクリアできるので、SPレコードは、このプレイヤーで専用の針先を使用すれば、安全に再生可能。(音質は、やはり、それなりだと思う。)
 但し、価格が7万円だということ。SPレコードを再生する人は購入者の内、10人1人程度だと思われるので、不要の機能だと思う。そうしたら、LPレコード再生専用にして、交換可能か、最悪でもMM(ムービングコイル式)のカートリッジ、軽量・自動制御のトーンアームを採用するすれば、実用に耐える製品が出来たのにと思う。
 この程度の機能であれば、オーディオテクニカの1万円位のMM式カートリッジがついて、再生イコライザー回路内蔵のLPプレイヤーを購入して、変換コネクト経由で、パソコンのラインイン端子から、フリーウエアの超録やソースネクスト等で販売されている録音ソフトを使用して、デジタル変換し、CDを焼いた方がずっと音が良いものが出来ると思う。
 費用もずっと安く出来る。カセットだって、ウォークマンや安物のラジカセからラインイン録音すれば、簡単に採れてしまう。
 不思議というか、さすが、TEACだと、思うのは、ターンテーブルの回転系は、クォーツDDサーボ制御の高級モーターが使用されている点である。でも、これも、全体のスペックから言えば過剰品質だと思う。
 SPレコードをCD-R等に焼いてみたい人は買ってみても損はないと思う。また、不幸にして、LP-R500を買ってしまった場合は、外付けで、安物の専用LPプレイヤー(イコライザー付き)を接続して、ラインインで録音したら、案外、良い音でダビング出来るかもしれない。

和歌山から大阪に向けて歩行中2008/11/16 19:52

 久しぶりに歩数計のデータをPCに移してみた。今月は体調不良の時が多く、特にスローペースで、奈良から和歌山に到着後、未だ、大阪に到着していない状況。このままだと、年内に兵庫県に着くのかが微妙な状況。体重は殆ど減らない。Vバランスも最後の会社もなくなったので、何もしていない。漢方薬の偏せきを再開してから2週間になる。お腹が張った感じがだいぶ引いてきた。