「お母さん」2008/11/22 11:28

無理をしてインフルエンザの予防接種をしたら体調が悪い。

昨日、医院で、「お母さん」と雑談をする。
私が通院している診療所は、梅田の真ん中にあるのに、「お母さん」が薬剤師兼事務・会計、助手をやっている。この「お母さん」の息子が関西医大で博士号と取得して内科・放射線科を開業している。この他、妹さんが栄養士で、メタボとかの指導をする。更に、この上のお嬢さんは、同じビルの地下1階で歯科医院を開業している。
「お母さん」は、Aグループの総元締めというか文字通りグランドマザーである。
「ケッタイなイシャやなぁ。」というのが印象であるが、診療室を除くと更に凄い。
 
ニセ医者でないことを証明する為に、学位記が診療室に飾ってあるし、診療机の左右には、東寺の両部曼荼羅が飾られているし、薬師寺の御札とかいろいろなものが貼られている。これで折角の医学博士号の学位記も帳消しだ。(ちなみもこの学位も開業後、独学で勉強されて取得されたもの。)

先生の様子も少し変わっているが、ずっと通い慣れているので、私の抗生物質等の副作用のリスト等もある。

私は、大変なアレルギー体質で、大抵の抗生物質が出来ない。知らずに使用されるとショック症状になってしまう。ペニシリン系とか原始的なものは大丈夫だが、ニューキノロン系とかオゼックスとかそういったものは、酷いアレルギー症状を起こす。一度、副作用があることを知らせるのを忘れて医院で、オゼックスかなにかの点滴を受けて、体中の粘膜が腫れ上がってしまって、「なんかやらしい病気にかかったんやろ。」とからかわれる始末。

折角、保険証がカード化されているので、ICカードにして、副作用と持病等の情報を共有出来ればと思う。カードをリーダーに差し込んだが、電子カルテに、そういった情報が記録される仕組みにすれば、ミスが防げる。最近では、診察と投薬支持が担当医が電子カルテをみながら薬剤データベースをかちゃかちゃ操作して、その場で説明しながら、処方箋を作成するところも増えているので尚更。

現時点では、兵庫県で住民基本台帳に疾病情報を入れたデータベースを立ち上げるということで物議を醸しているが、そんな行政がしなくても医療の現場で、データベースを作成すれば、それで、患者のプライバシー保護さえきちんとやっておけば、行政にそうしたデータを渡すよりも、ずっと安心して診療を受けられると思う。

「新型インフルエンザと死ぬのと、癌で死ぬのとどちらが苦しいやろか。」と「お母さん」が聞くので、実際に鳥インフルエンザの現場等の取材経験や講演会などで得た情報から、「咽喉の粘膜が腫れ上がって、更に脳の呼吸中枢等がウイルスに侵されて窒息して死ぬから苦しい筈や。」といったら、「それじゃ、癌で死んだ方がマシかな。」というので、「癌でも膵臓癌等は、背中に激痛が走るし、骨転移等を起こしたらもだえ苦しんで死ぬことになるからな。」とか、他愛ない会話が、予防注射の代金3000円也を支払いながら、交わされた。

出来るだけ早く、新型インフルエンザの予防ワクチンを増産しないと、日本全体の5割の人間が発病、鳥インフルエンザの死亡率をみると、その内の7~8割が死んでいるので、日本人の3~4割程度の人口が失われることになる。

そうなれば、数十年来の大恐慌の現状よりも酷い状況になるだろう。