ニッポンのあそこで2008/11/18 19:21

 PSP用のゲーム「ニッポンのあそこで」(ソニーコンピュータエンターテイメント 2008年発売 3980円)に嵌っている。
 ジャンルは、地図・エンタティメントという分類に入るらしい。
http://www.jp.playstation.com/scej/title/nippon/
 日本国内全域の1/25000の地図に記載されている情報を元に詳細な地図データベースが構築されている。
 移動は、プレイヤーがUFOを操って、地点を移動していく仕組み。
 地図上の世界は、リアルタイムで変化する。昼間、夕方、夜という風に画面は変わる。つまり、夜になると夜景を探索することになる。
 ゲームは、ネコ宇宙人の課長と下っ端の手下の支持に基づいて、調査モードで指令を受けて、現地に趣く。
 そこには、日本全国に宇宙人が放った調査魚が回遊している。
 それらをチュリ(ゲーム用語で釣りのこと)をして、釣り上げると魚の口から様々な地域の特産品、地形、風物が吐き出されて、地図上に配置されていくゲーム。
 ミッション毎にノルマがあり、釣り上げる魚の匹数が決まっている。
 チュリは、ルーレット方式でボタンを押して「ヒット」の青色の部分を全てクリックし終わると魚がライフを失って釣り上げられる。ミスをするとプレイヤーのライフが失われて、ゼロになると失敗となる。
 ライフは、雑魚のライフを採取することで回復させることが出来る。
 魚には、ボスキャラの巨大魚(ミッションの課題で釣り上げる魚)、カメの様な形の魚(お金を持っている。持ち銭がなくなると旅行が出来なくなるので、この魚や雑魚の持ち金を奪って増やす。)、雑魚(直ぐに釣り上げることが出来るが、ウヨウヨ回遊している。1匹に最高3個のライフを持っている。持ち金は様々)
 他愛のないゲームだが、指令された調査を行うことで日本全国の地域文化の雑学が出来るという実に、教育的なソフト。
 正直いってつまらないが、雑魚に分類される魚が飲み込んでいる地域では、身近な地域でも聞いたことがないような遺跡や遺物、天然記念物の様なレアアイテムが大部分)これらを実際に訪ねてみることで意外な発見を行うことが出来る。
 最大の売り物は、全国のwifiサーバの情報をPlaceEngineに収録されているので、GPSが無くても自分の居る場所が判る仕組み。
 写真右上は、自宅から幾分離れたところにある田舎駅の地理情報を表示したみたところ。ワープ機能→現在地へワープを選択すると、PlaceEngineが検索を行って現在地をはじき出してくれる。あまり、田舎では無理だが、結構、へんぴなところでも位置を表示することが出来る。
 市街地では、十分に役にたつと思う。こうして、実際に訪問したスポットも登録することが出来る。写真左下が実際に登録した画面で、地図から詳細を選択して表示させることが出来る。
 また、それぞれの場所で撮影した写真も登録することが出来る。つまり、旅行や調査記録を整理することも出来る。写真は、PSPに接続するカメラ撮影することになっているが、別のカメラでも画素数を640*480位の低画素モードで撮影、もしくは変換し、更に、SONYのデジカメのデータフォーマットをメモリースティックDuoにディレクトリーやファイル名を変えてコピーすれば、後は、変換して取り込むことが可能である。(少し、コツがいるが、説明書に書かれたフォーマット通りにディレクトリーを作成すれば良い。)
 メモリースティックは、大容量が必要になってくる。取りあえず4GB以上がお勧め。私も1GBから4GBに替えた。これもファイルコピーの要領で簡単にできる。
 最も実用的な使い方は、方向音痴の私では、地図を見ても現地点の判別が難しいので、そういった時は、このソフトを入れたPSPを携帯し、現在地へワープを選択すると、自分の位置や主要な建物類が表示されるので、迷子にならないで済む。
 つまり歩行ナビゲータ機能として優れている。
 また、地図データベースは、インターネットでダウンロードしたり、仲間同士で、無線ネットワーク機能で交換出来る。つまり、友達を共同で地域探査を行い、そのデータを共有することが出来る訳だ。

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