センタ試験2009/01/17 12:46

Coolpixs S600で撮影。
 今日は、センター試験である。

 今年の受験生は大変だと思う。大変な不況の影響で私学には行けず、国公立試験を受けようと思うが学力が足りない人、滑り止めに多くの大学を受けたいと思うが、予算がないので受験校を絞り込まざるを得ない人等、様々なようだ。

 10校私学を受けると、その初年度納付金の25%以上の金額が泡と消えてしまう。更に、返してもらえない入学金を含めると、まさに「大学丸儲け」である。

 内閣府は、昨年までは、景況が回復基調にあるとしていたが、実際には、四~五年前から地方では景況の後退が著しい。特に関西圏の受験生の目減りが目立っている。

 そうした中で、大学は、産学提携の成果で莫大な資金を企業等からの献金で得て、それで、カルト新興宗教の神殿の様な下品極まりない御殿楼閣な様なキャンパスを建設している。

 こうした「産学連携の成果」は、この教育機関に授業料の名目で多額の金額を「投資」している学生には、全く還元されない。

 宮殿の様な校舎やフランス料理のレストランよりも、学生達は、80円でジュースやコーヒー、パン等が買える自動販売機が欲しいと言っている。

 (独=ドク=毒)国公立大学が、大企業による研究成果独占に加担して得た多額の利益をもとでのマネーロンダリング、マンション建設に投資して、今回の不況に遭遇して、莫大な損益を被ったとかの噂等も耳にする。

 もともと投資の素人の大学の先生方が、こうした者に手を出せば損をするのは必然の理だ。
 少しでも学者としての良心があるのならば、世の中の為に研究成果を活かすべきだ。

 例えば、無駄遣いを止めて受験料や入学金、授業料の減免に、その10分の1でも充当してくれれば、学生達は大助かりである。

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