徒労2009/03/08 18:35

EccPc901のSSDは以前書いた通り、Cドライブが4GBで、Dドライブが8GBなので、8GBにシステムを入れれば、余裕ができると思った。

そこで、NLITEというソフトで、バックアップしたリカバリDVDをカスタマイズして、ドライブをカスタムで選択してインストールできる様に変更したつもりだった。ところが、うまく動作しない。

そこで、この方法を諦め、通常インストールしたシステムをDドライブにコピーする方法を採用した。

使用したソフトは、「HD革命COPYドライブ2」というソフトで、これで、CからDへのイメージコピーはなんなくできたが、このままでは、パーティションが4GBのままなので、このソフトに附属していうパーティションマジックLITEというソフトで、パーティションサイズを変更する。

こうして、一応コピーが成功したが、オリジナルの構成で、Dドライブにも一部プログラムファイル(システムの構成を調整するファイル等もある)があるのが、消去されてしまったので動作しないソフトもある。

再インストールしてみたがうまく動作しない。

更に、ファーストブートができなくなり、一々、オリジナルの起動ドライブと違うという警告が出る。これが鬱陶しい。

実は、SSD以外に、32MB程度のROM(もしくはRAM)ドライブが実装されており、これでシステムの起動やインストール情報をシステムに指示しているので、これを潰さないと不具合が生じる様に仕掛けてある。(改造防止対策がバッチリしてあるという訳。)

BIOSで起動ドライブを変更するが、この場合は、起動ドライブの区別が非常に判りづらい、Mの文字が入っているのがもともとのドライブで、Sに変更する。つまり、Mはマスター(主人)で、Sはスレイブ(奴隷)という訳だ。

この奴隷は程度が低く、アクセス速度があまりにも遅い。こんなに遅いとは思わなかった。書き込みに3倍位かかっている様な感じ。実際の測定値もこんなもの。

だから、バッファローで、MLCタイプの増設SSDが発売(1万円)とかCFDに間違っても換装しない方が良い。(お金の無駄)

一応起動は出来るが、実用レベルにはほど遠い状態。
実質的には、起動ドライブには使用出来ない。

この為、データや遅くても良いアプリ向け、結局、外付けのHDDを購入した方がずっと役に立つ筈。

よかった!!よかった!!実験してみて、そのあまりにも遅い状況が実感できた。壊れたと思う位遅いので、結局、4GBのSLD側のドライブを我慢して使うのが、最善の策。

3万円位だせば、SLCの増設が買えるが、それならば、新品に買い換えた方がマシ。

安物買いのゼニ失いとは、まさにこのことだ。

4GBでは、休止モードは使えないが、無理をして入れ替えたら休止モードが使用出来るにせよ、あまりに遅いので実用にならない。

最後の手段は「総分解」で、ドライブをHDDに換装する以外にない。

ASUS社が唱えている様に、これは、「子供のオモチャ」のパソコンだ。

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