危険なガスコンロ2009/03/21 09:56

最近、この様なガスコンロが多く発売されている。システムキッチンのユニットに組み合わせて使用することを前提に最小限のスペースで設計されている。

リンナイ社の説明では、側面を15㎝以上、壁面から離して設置することを忠告している。

実際に、この機種では、右側のコンロの火力が強く、フライパンや幅広の鍋等を載せると、最大の火力では、炎が大体15㎝以上ははみだす。(左側のコンロは、はみ出なかった)

最近の家屋では、システムキッチンの中央部に設置する様にしているところが多いので問題はないが、私の家は、古い台所なので、これまでのコンロの替わりにこのコンロを設置。

右側の壁面に密着して設置されていたので、タイルが真っ黒に焦げていた。メーカーでは、15㎝以上のスペースが採れない場合は、防火板の設置を推奨しているが、それでも危険であると思う。

他社製品も同様で左右のスペースが採れないので、火災の危険性がある。

私の家では、ガスレンジは殆ど使用していないので、中央のガスレンジがなければ、そんな妙なことにはならないと思うが、このままでは、大きな事故につながると思う。

常連の居酒屋にいるのと変わらない2009/03/21 10:28

 関西大学国文学科同窓会が4月5日(日曜日)に開催される。
 同窓の方は、参加していただきたい。
http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~uranishi/zemi/page029.html

 このお世話をされているのが、浦西和彦先生で、最初の会から1回も欠かさず参加しているが、本当に先生は、一生懸命にこの会の世話をされておられ、頭が下がります。

「オーよしよし!」と参加者に、実に、嬉しそうな表情をしてビールを注いで回られる先生の姿。こんなことがあるから、会を休む訳にはいかないのである。

 実は、私は、この会に参加するのは、あんまり気乗りがしていない。それは、この同窓会でお知り合いになった方ばかりなので、本当の同窓生と一度も顔を合わせたことがない為である。

 参加をうながす葉書等を出しているが、梨の礫なんで、本当にがっかりである。

 つまり、この会では、常連の居酒屋にいるのと変わらない訳で、周囲の人達の話題に「ウンウン」と頷いている他はない。

 先生方も清水好子先生もかなり前にお亡くなりになってしまっているし、途中で退職された肥田皓三先生は、別として、他の先生方も大部分が定年退職されている。

 「現役」の先生方は、大島薫先生(この人は学部1回生で関大に入学された時から知っている。生え抜きの先生である。中世文学がご専門。)以外は、私とは縁ががない。京大とかその他のエライさんの大学から天下りされた方ばかりなので、そうしたつながり出来にくい。

 浦西先生は、関西大学ご卒業後、大学院にも行かず(だぶんそうだと思う)高校の教員になられて、プロレタリア文学史(葉山嘉樹等のプロレタリア作家の書誌、年譜考証)の研究が高校の機関誌か何かにずっと発表され続けていて、大学に戻り、見事教授になられた。

 私は、浦西先生が教授になられた時の最初の学生であった。(基礎ゼミかなにかで、先生のクラスであった。)

 それから幾星霜、先生はますます元気でご活躍され、最近では、四国近代文学事典や、大阪近代文学事典、紀伊半島近代文学事典等、ご当地ものの文学事典を編纂、刊行され続けている。

 また、この写真の様な『セメント樽の中の手紙』解説や年譜考証をされている。

 プロレタリア文学史は、浦西先生以外には吉田永宏先生(この人は、天王寺の生まれ、産業新聞社編集局員等、新聞の仕事もされてから高校教師、関大教授になられた。)に詳しくならった。

 ナップ(知る人ぞ知る!!)の機関誌、「戦旗」とか「種蒔く人」、「労農芸術家連盟」、「前衛芸術家同盟」等についても学習したと思うが、あんまり印象に残っていない。

 例えば、『セメント樽の中の手紙』と今読んでいるアミーチスの『クオレ』とどちらが、文学性が高いだろうか。

 なんか、王朝文学の世界に居る私にとって、文学は美しくないと駄目と思うが、プロレタリア文学では、やはり、ブルジョア的で、現実を描かねばならないということになる。

 プロレタリア文学を読む位ならば、『明治東京下層生活史』中川静編、岩波文庫等の方が、事実を描いているだけに説得力があると思う。

 少なくとも文学というならば、秀逸な表現力がある作品ということになるだろう。プロレタリア文学の中には、たしかに、21世紀の私たちの文学認識を越えた前衛的な作品も中には存在するが、大部分が、表現力の稚拙さ故に、時代に埋もれてしまっているものが多いと考える。

ワイドコンバージョンレンズでヨドバシ梅田で盥回し2009/03/21 11:11

 昨日は、ヨドバシカメラに出かけたが、ワイドコンバージョンレンズで盥回し(「盥」って文字、なんで、こんなだろう。ショーケイ文字っぽい)にされた。

 LUMIX-G1の売り場に、このレンズが置いてあった。
 「これ、どうやって使うんですか。」と店員に聞いたら、
 「G1の標準ズームのフィルター径が52㎜なので、これに取り付けて使うんですよ。ご覧下さい。どうですか。凄く広がってみえるでしょう。」
 早速、覗いてみる。
 「これは、凄い!!」
 視野が倍とは言えないが、大幅に広がってみえる。まるで別世界。
 「Lumixの広角単焦点が出ないので、この製品をお客様にお勧めしているんですよ。」
 という訳で、価格は、8000円也(ズーム倍率0.70倍)
 早速、レジにいって商品在庫を問い合わせる。担当の店員が、
「在庫はありません。」という。
「売り場にはありますよ。」というと、
「そこは担当が違うので、そちらに聞いて下さい。」
 さっきの売り場店員に再び話をすると、
「そんな筈はありませんよ。」
 というので、レジ担当を売り場まで連れていって話をしてもらう。(売り場が広いので、大変だ。)
「ありました。在庫は別の所で、見本品を出してもらいました。」
 支払いをしようとすると、
「1万8000円です。」
「エエ!!8000円ではないのですか。」
 と再びさっきの売り場に連れていく。
「捜して参ります。」
 とのいうことで10分位待たされて、
「品切れです................」

 結局、小一時間位かかってなんの成果もなかった。売り場に商品を展示するのだから、売り切れならば、その様に表示して欲しい。

「取り寄せが出来るのですか。」
「出来ますよ。」との店員の返事だったが、実際にレイノックス本社のWEBで調べてみると製造中止ということ。(また、ガセネタであった訳だ。)

 ところで、現行商品のレイノックスの同規格のものは、2万円を越えている。ヨドバシ価格の1万8000円はお買い得ということになる。

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 なんで、こんなにワイドコンバージョンレンズに拘るかと言えば、ヨドバシの店員の様に、不況の影響で売れ行きが落ちたG1対策として、付加価値販売の対策として、ワイドコンバージョンレンズを持ち出した訳ではない。

 「ある秘訣」(笑)を思いついたのである。

 それは、ライカLマウントの標準レンズが50㎜なので、G1の画角では、100㎜レンズになってしまうので、通常の使用法では、使えないので、ワイドコンバージョンレンズを装着する方法を考えたのである。
 
 コロンブスの卵である。オリジナルのレンズ構成が変わってしまうので、抵抗感があるかもしれないが、とにかくLマウントレンズがバンバン使えるし、G1オリジナルのズームに装着しても、超広角効果が期待出来て面白いと考えたのである。

 ズミタールや、ジュピター8やジュピター3のフィルター径は、39㎜なので、ステップアップリングが必要になるが、39→52のタイプは販売されている。でも、2万円近くもかかってしまうのならば、諦めた方がマシだと思った。

ところがありました。
ズーム倍率0.50倍(フィルター径58㎜)でたったの4980円の商品。
http://item.rakuten.co.jp/watch-me/clw-05x-052clw-05x-058/

 残念ながらフィルター径52㎜は売り切れなので、更にステップアップリングを組み合わせる必要があるが、この口径のものはザラに販売されている。

 ところでG1については、悲惨な状況が判明した。

 来月に発売されるG1用の10倍ズームレンズ(14㎜→140㎜)は、価格が10万円近くする。また、現在、望遠側の42~200㎜に比べて大きさはずっと大きく重いという。

 「この望遠ズーム(42~200㎜)を買うか、フォーサーズアダプターをかまして他社製の高倍率ズームレンズを取り付けた方がお得ですよ。」とパナソニックから派遣された商品説明係が実情を話してくれた。

 やはりカメラ専業でないところが、オリジナル規格に挑戦した弱みが出てきてしまっている。サードパーティが互換レンズを発売しないし、肝心のマイクロフォーサーズで提携したオリンパスが、非常に消極的である。フォーサーズのコンパクトタイプの1眼の販売が好調でよく売れているからである。

 わざわざマイクロフォーサーズに手を出す必要はないとの考え方なのか。

通信教育は4円(現在は、15円)破格に安い料金2009/03/21 23:43

CyberShotDSC-W120で撮影
 今日は大阪マーチャンダイズマートビルの2Fで開催されていた第22回関西スタンプショー、JAPEX大阪展にいって来た。

 一般的には世界最初のペニーブラックやブラジルの牛の目、フランスのセレス等の貴重な切手が目白押しということになるが、私には、第2次動植物国宝の展示で、第4種(通信教育)のリーフが注目された。

 当時は、通信教育は4円(現在は、15円)破格に安い料金で、この場合、福知山差し出し、日本大学通信教育部宛の鉄道郵便である。

 恐らく、通信教育のレポートか書類を投函したのだろう。それが大切に鉄道郵便で遙々東京の日本大学まで運ばれた。

 この中には、学生さん(なんと国文学科の学生さん)の大切な書類かレポートが入っていたのだろう。

 この場合は、昭和33年(1958年)なので今から51年前。この時代、佛大には国文学科はなかったと思う。国文学を学びたいのだが、東京の大学には行けない。それで通信教育でこの人はひたすら学修していたのだと思う。

 これ以外のコレクションでは、クリスマスの音楽関連の切手や、仏教関連(スリランカの小座部仏教からインド後期密教、ネパール、チベット、そして日本の伝播された真言密教)のコレクションで、これは、上手に仏教の発生から、伝播の過程を切手コレクションで整理されていたので好感をもった。

 明日も開催されるので、興味ある人は見に行かれたらいかがと思う。