ロボットに優しい家は、人間にも優しい2010/09/09 08:37

 今も隣の部屋でお掃除君が掃除してくれているが、壁に当たる音が、ゴトゴトと響く以外は、案外静かだ。

 朝からゴミ出し、トイレ掃除、洗濯物干し、部屋掃除と進んできたが、ロボットは、部屋の床、僕は、階段の掃除機かけと共同で作業をしている。

 それが、楽しくなっている。ロボットが掃除してくれる様になって、凄く楽になった。特に腰とかそうゆう負担が和らげられる。

 また、あのゴトゴトいう音を聞くと、昔、母親が元気だった時に掃除機かけをしているのを聞いていたことを想い出して懐かしい。

 ヒューマノイドが現在、家事・介護ロボットとして開発されているが、おそらく、一般の人間が買える様な値段で、実用ロボットjは難しいだろう。

 別に人間の形をしていなくても、お掃除君の様に機能を特化したロボットを幾つか、使い合わせれば、ヒューマノイドの家事手伝いロボットを導入するよりもずっと効果が期待出来るのではないかと考える。


 また、現状では、ヒューマノイドに汎用性(つまり人間の様に何もかもやらせる)のが良いと思われているようだが、もっと、汎用ロボットに向いた形があるのではないだろうか。

 足なんかは、ムカデでもゴキブリでもキャタピラでも良い。
 ボデーは、お掃除君の様に円盤形が家具や人間、ペットに優しく行動的。

 後は、上層型、中層型、下層型に3タイプに分類し、それぞれの機能に適したユニットを取り付ければ良い。

 制御コード、プログラムを統一して、無線LAN経由でプラグラミング出来れば良い。

 いよいよ、ロボットの時代、次の10年間で、病院、学校、駐車場、多くの公共施設で、ロボットが活躍する時代に替わってくるだろう。

 また、家の設計もロボットに優しい家というのは、バリアフリーなので、ロボットが家庭が働くことを想定した設計になってくるだろう。

前の方が良かったみたい2010/09/09 15:24

台風一過、爽やかな陽気です。ペンキ塗りにピッタリ。という訳で、2度目の塗装。

上が1次のさび止め、下が2次の仕上げ1回塗り。(2回塗りをしないと行けないみたいだが、面倒臭くなった。)

今回は、ビニールシートで養生したので万全と思いきや、ベランダの外側にピタ落ち。壁に染みをつけてしまった。(残念)

1回目の色が、ホワイトグレーで、2回目がオリーブブラウン。

この家の最初の有様が一番下の写真なので、結局、ベランダを塗り替えたと入っても、殆ど、以前の色と変わらないというか前の方が良かったみたい。

でも、確実にさび止め効果はある筈なので、意味がない訳ではない。
  
それにしても、ペンキ塗りは、周囲が汚れるし、一番、大変なのが、服が汚れること。出来れば、ボロの服を上下揃えて持っていると重宝する。手袋というか軍手はしない方が良い。

塗料で手が荒れるけれど、軍手だと筆を持つ、手の感覚が鈍くなるので、失敗の原因。

素人の場合は、余計に周囲を汚してしまったりしがち。

汚れは、ペンキの希釈液で簡単にとれるので、手袋をしない様にしている。

これでも地獄の冬よりはマシ。2010/09/09 21:54

 今夏は、腕がこんな風に日焼けしてしまった。

 何時も半袖で行動することが多いので、多少は日焼けするが、今年は異常。

 おうぶの家から駅まで遠いので、紫外線がキツイ中で、歩くとこうなるのかも。標高が300メートルでも空気が澄んでいるのか、日照が凄くキツイ。

 更に、今週に入って、ベランダで塗装していた為かも。ベランダの床は暑くて素足では、焼けどする程。

 早く涼しい季節がやって来て欲しいとも思うが、おうぶは、冬の厳しさが地獄なので、100年ぶりの猛暑といっても、この方が良いです。

 夏は暑くても、洗濯物は早く乾くし、薄着でおられるし、エアコン代が以外に実害は少ない。

 冬は、寒くて、室内でも零度以下、大体、眠れない。灯油代が呆れる程かかるし、水道管の凍結も2回経験、つまり、お湯も水も出ない状態。天気が荒れてヒョウ等が降ってくる。屋根に登った修理屋さんがヒョウで屋根瓦が割れていると言っていた。

 その分だけ、夏は涼しいかと言えば、日照がキツク、やはり、冬寒く、夏暑い、盆地か準高地風の気候。

 ブドウを栽培したら良いのが出来るかもしれない。

 日陰は涼しく、湿度が非常に少ないので、記録的猛暑でも、家の中は、1階は、エアコンいらずで、避暑に行くみたい。

 家の鬼門側と裏鬼門側の扉を開けて、空気が入る様にしたら、扇風機もいらず、お昼寝が出来る。

 でも、地球温暖化対策で、この家を買った訳ではない。

 そういえば、近くで、1000万円強の値段で、平成7年築のセキスイハイム製の家が売りに出ていた。

 中の上クラスの人が暮らしていた家なのか、造りも頑丈そうで、良い家だと思ったが、いずれにしても1000万円なんて自分には無縁のお金だ。(まだ、居住中ということで家が売れたら、引っ越すということか。ローンとか厳しかったのかな。)
 
 恐らく新築当時は、4000万円から5000万円位しただろう。
 地震の後に建築されているので、気持ち良く棲めるだろう。


 安いと思う。これからみると、自分の買った490万円の家は、損な買い物だったと思うが、これ程までに家の値段が下がるとは思わなかった。もう、欧米並みの水準まで下がったのではないかと思う。

 神戸の家は、地震前と地震後の建築時期によって月とスッポンの差がある。それは、鉄筋のマンションでは尚更。

 だから関西の中古マンションの築年の古いものは避けた方が無難。 

 マンションは、震災でダメージを受けても表面だけカバーして補修したのもあるので、要注意。戸建てに比べて補強とか修繕は難しいし、個人の意志では出来ない。

 特に、神戸では、震災前建築の中古マンションは買わない方が良いと断言出来る。それにこの地域のマンションは、鉄筋コンクリートに海砂を使っているケースもみられる。当然、鉄筋もセメンもボロボロ。建築強度基準を満たしていないだろう。

 神戸市役所とか公共の建物でもコンクリート構造材に海砂が使われていたので、建物の下半分が潰れてペシャンコになる様な震災被害が出た。

 やはり、木材が豊富に調達出来た時代に、キチンと造られて震災のダメージを受けていない木造住宅が安心。
 
 『渡辺篤史の建もの探訪』をみていると、大抵の家が、コンクリート打ちっ放しとなっているが、耐久性なんか凄く心配だと思う。

 もっと気になるのが、平等院ミュージアムの鳳翔館で神居先生が、嬉しそうに、「こんな風にコンクリートがあがってみると偶然に木目模様が浮き出て来たんです。ラッキーでしょう。」と話されていたが、コンクリート構造の耐久性、寿命は、ミュージアムに相応しいものではない。

 特に、あの建物は、半地下で、しかも池の側に立っているので、文化財が湿気によって受けるダメージが心配である。コンクリートそのものに水分の浸透を抑える機能はないと思う。防水処理をしていると、その防水剤の寿命とか結構、短いと思う。

 やはり、博物館は、石造建築か木造建築の方が長持ちしそうな感じがあるが、今の世には、数百年、千年保つ様な木材を捜すことも難しくなっているのが事実。

 先日、アイルランドの3500年前に築造された墳墓が番組で紹介されていたが、円盤型というか中央が盛り上がった縦型の構造で周囲が贋造な石垣で、外部は、石英でコーティングされているので、驚く程、頑丈で、3500年経過しても、新築みたいな感じがした。

 ところで、今、僕がいるこのおうぶの家、家の材木、全てムク材が使用されているのに気がついた。

 ところどころ節目が出ているところもある。トイレとかそういったところまで、ムク材である。一方、実家は、同じ時期に建築されたが、ラワン合板がかなり使用されているので、ボコボコになっている。、両者を比較して、この家は、地震と雨漏りのダメージを受けているが、34年間、殆ど補修されずに耐え抜いて来ただけの事はあると思う。