雪女郎、雪女は、山姥以上に俳句には、難しい2011/01/11 17:02

俳句の季語って奇妙きてれつだと思う。

この時期に季語として、「雪女郎」、「雪女」という信じがたいというか判りにくいのもある。

小泉八雲の世界である。

「凍死人」という季語もある。これは、現実的である。

 雪女郎、雪女は、山姥以上に俳句には、難しい。

 ○山姥の住みけりといふ谷の雪

と言った風に比較的山姥は、俳句に詠みやすい。

 ○雪女郎熱燗片手は苦手かな

なんか、川柳風になるし、真面目に詠もうとすれば、現実体験というか、とにかくイメージの世界である。

 ○雪女郎美男子のみを相手にす

 どこかの売れっ子の遊女の様な雰囲気である。

 雪女の句、例えば、辻桃子先生は竹夫人は俳句にされているが、これは、難題だと思う。

 雪女郎が季語になる位ならば、いくらでも季語として、公認して欲しい冬の風物詩はいくらでもある。

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