ウイルス対策不要の全く新しいコンセプトのOSの概念2010/07/23 10:23

 昨日は、久しぶりにブログの更新をサボった。

 パソコンの具合が悪い、ウィルスセキュリティが勝手に更新して、再起動する筈が起動しなくなってしまった。

 恐らく使用しているアプリケーションとの相性が悪い。

 大体、ウイルス対策ソフトを常駐させないといけなくなってからは、パソコンの調子がずっと悪い。動作も遅く、僕みたいにイラチな人間は、強引にしようとするので、良くシステムが落ちる。

 一番、難儀なのは、週に1回とか月に1回とか、銀行決済に使用するパソコンがあるが、これを起動した時にシステムやプログラム更新に手間取って、場合によっては、1時間位も、本来の作業が出来ないこともある。これでは、コンピュータの手軽さが失われてしまっている。


 ウインドウズXPもこれまで、どれだけの回数更新したか判らない。マイクロソフト社だって、対策の為の更新経費の方が、人件費とかライセンス料を上回って、会社が傾く原因となっている。

 つまり、もともと、スタンドアロンでの使用を前提にしたDOSV系パソコンのOSの基本コンセプト自体がフリーアクセスのネットワーク時代にそぐわないものになっている。

 次から次へとウイルスやハッカーが登場してくるだろう。ウイルス対策で、IT業界自体の発展が鈍っている様な感さえある。

 最近、私は、ウイルス対策不要の全く新しいコンセプトのOSの概念を考え出した。

 それは、現在のOSのファイル構成やファイル名等は、どの機種でも共通のものであるから、ウイルスやハッキングの対象になりやすい。

 それならば、個々のユーザー毎のファイル名や構成が固有の別々なものにすれば、問題ない。

 つまり、OS自体を暗号の組織体に変換してしまうのである。

 その固有のファイル名や構成は、2種類の暗号を利用して作られる。つまり、OSのDVDを買ってきてインストールすると、最初、固有のコードが乱数プログラムによって生み出され、そのコードによって、インタープリターされてインストールされる。

 アプリケーションについても、この暗号解析の過程を経て実行され、他ののファイルへのアクセス操作も同様である。

 インタープリターしなければならない分だけ、動作はのろくなるが、現在のハードウェアは過剰品質な位なので問題はない。

 仮にハッキングされて、そのコードを盗み、翻訳して実行しようとしても、それは、2重暗号なので、困難だし、それぞれのユーザー毎に暗号を解読して、システムに侵入しなければならないので、事実上不可能である。

 但し、問題もあるダイレクトX等のネットワークプログラムもインタープリターの過程を経て実行されるので、ネットワーク環境によっては、実行が困難になる可能性もある。

 最近は、アプリケーションがネットワークから実行されるものが、増えて来ている。クラウドコンピューティングも同様だが、これって、更にセキュリティに関して、一層脆弱になることを意味している。

 現在の汎用タイプのウインドウズやネットワークOSが使用されている限りは、ネットワーク犯罪の温床であり、自分ならば、絶対にクラウドコンピューティングみたいにヤバイものは使わない。

 安全は金で買うものである。