失敗は許されない2010/09/21 21:48

 小野田先生のチベット仏画講座。北海道出張の飛行機に乗る直前である。

 月末なので、他の仕事の用事も忙しい中で、宿題を進める。

 今回の宿題は、菩薩の持物や服飾等の輪郭線を完成させて、更に、黒で墨入れしてくること。墨入れ後は、鉛筆の線を消しゴムで消す。

 作業をようやく続けているが、仕事とかあるので、作業は遅々として進まず。まだ、鉛筆線の段階である。

 真ん中は仕掛かりの図をコピーして試しに輪郭線に墨を入れてみたが、コピー紙でもあり、滲むし、細い線を引くのは、素人ではかなり難しい。

 筆ペン等も考えたが極細でも面相筆の倍の太さなので無理。
 墨は、消せないので、失敗は許されない。

 これは、大変だと思って、出来るだけ、鉛筆の輪郭線は、それらしく見える程度におさめて、後での墨の入れやすさ等を考慮する必要がありそうだ。

 これを佛大通信スクーリングで、毎週作業をやられていた方があるとすれば、大変な作業である。

 本当、大変。

改ざんと取扱ミスは紙一重2010/09/21 22:17

 検察が証拠隠滅を謀ったとして,データ改ざんが問題になっている。

 さて、改ざんされたとされている許可証は、どの様なソフトで作成をされたのだろうか。

 例えば、WORDでは、作成日時、更新日時、アクセス日時のデータが残る。

 ただ単にデータを閲覧するだけでは、アクセス日時のみが図の様に変化する。

 しかし、WORDで自動保存をONにしたままウッカリ、ファイルを開いてしまった場合はどうなるか。

 この場合は、そのファイルを印刷しようとした時点で、データの変更であると、WORDは、認識してしまうので、当然、自動的に上書き保存されることになる。

 更にウッカリして、開いていたソフトをそのままにして、ソフトを強制終了させたり、あるいは、パソコンの休止、あるいは、シャットダウンした場合にも自動保存機能が働く。

 その場合には、下の更新日時に新しい日付が入ってしまう。

 つまり、データを印刷しようとしたり、開いた後の操作ミスでも簡単に更新されたしてしまう。


 問題の6月1日を6月6日に改ざんしようとすればどうなるのか。パソコンの日時を変更して、アクセスすれば、更新日時を操作出来る筈。しかし、その場合は、システムを操作しているので、その履歴を辿れば、判明する。但し、ネットワーク等で動作している場合には、その様なことは、不可能だろう。

 今回の事件は、最初から、国策操作として疑問視されていた。過去のニュース履歴をみると、こんな記事に行き亘る。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100909ddm010040002000c.html

 裁判では、証拠として採用されなかったフロッピーだが、操作の段階では、重要な証拠とされている。

 国策操作としては、郵便不正事件以外にも民主党の小沢元代表、鈴木宗男議員等にも例があると言われる。

 民主党を窮地に陥れた国策操作というか、検察の背後の何者かが糸を引いているとすれば、その裏には、黒幕がいる筈であり、データ改ざんを行ってまで、窮地に陥れようとした理由は何なのか、考えてみる必要がある。

 民主党政権奪取後、民主党対検察という動きが裏にある。検察は通常の警察捜査とは異なり、誰かが、垂れ込まない動かないのである。

 政権交代やその後の民主党政策の目の上のたんこぶを除去したいという思惑も、今回の検察内部の暴露事件に、ある様な気がしてならない。

 また、今後は、電子メディアの押収した証拠は、そのデータが改ざんされないような監査システム、取扱規程を設ける必要がある。

 一番危惧するのは、フロッピーを開いたこと無い様な、情報機器についてのど素人の政治や法律の評論家が自分で確かめておらないのに、「これは由々しきことだ。」と発言している点で、本当は、データ改ざんの怖さを知らないのに、マスコミに煽られて、この様な発言を行っているのだと思う。

 結局、マスコミに踊らされているので、この愚かさが新たな情報犯罪、えん罪に結びついていくのである。