やはりモノクロが良い2010/11/09 21:50

 パルナックライカをLAICAⅢa+ELMAR50㎜を久しぶりに持ち出して、鈴蘭台の風景を撮影してみた。
 
 今回は、現像は自分でしようと思ったら、機材がどこかに行ってしまったので、鈴蘭台の写真屋さんに出す。現像だけなのに喜んで受け付けてくれた。ネガからのデジタル変換はYASICAのフィルムスキャナーFS500を使用。通常ネガサイズ、ファイルの大きさは、40MBを超えるので、JPEG圧縮(高解像度)を行った。


 フィルムは、ネオパンSS。カラーネガ・写真からモノクロ変換するのではなくて、やはり、独特の味がある。
 それは、階調の薄い部分が微妙に柔らかく表現されることで、全体に立体感のある写真が表現出来る点である。

 

 特にELMAR50㎜は、モノクロ写真での立体感を追求したレンズだと思うので、こうした階調表現が見事である。

 カラーでは、むしろこの点が、硬調な割りには、解像度が低いとか、そういった評価になるが、白黒では、プラスに作用する。
 やはりレンズは、モノクロならば、モノクロ、カラーならばカラー用に設計されたものであるので、その様に使うべきなのかも。

  上は、何時も買っている地酒屋さん。小部の地酒は、なかなか美味しい。こうして写すと21世紀なのに、昭和レトロ風な写真が撮れるので、良いと思う。


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