ニホンザルが大量死2010/11/14 10:29

京大霊長類研究所でニホンザルが大量死、それも出血性の惨い死に方らしい。

http://www.asahi.com/science/update/1111/OSK201011110073.html

カニクイザルからニホンザルに感染して、ウイルスへの抵抗力がないので、大量感染・大量死になったとしている。

人間には感染性が低く発症例がないとしているが、突然変異を起こす可能性もあるので、危ないと思う。

1980年代のエイズの最初の発症例の報道が想起されて気味が悪い。

ここ数年間は、太陽風の活動が弱まっており、その為に、これまでにない量の宇宙線が地球に降り注いでいるという。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110801000812.html

動物園などで、カニクイザルとニホンザルを同じ様に飼育していてそんな感染症の発症例はみられなかった。宇宙線が、DNAの塩基配列を壊して、本来は無害であり、地球上の生物と共存していたレトロウイルスが、凶悪ウイルスへの突然変異等の原因になり、地質時代のある時期には、大量の生物絶滅さえ引き起こしている。

最近の研究では、大量絶滅の原因は、宇宙線による直接の被爆死ではなくて、ウイルス等の微生物が変異し、キラーウイルスとして、その生物種を絶滅させたという学説まで登場している。

高等生物は、宇宙線の影響を受けにくいが、特にレトロウイルスの様な遺伝子構造が単純な生物ほど影響を受けやすく、人類や生物に惨事を引き起こす可能性もあるようだ。

仏像シリーズ 迦楼羅2010/11/14 19:58

 仏像フィギャーシリーズ(ガシャポン)を久しぶりに繁華街にあるウチの会社の近くのゲーセンで発見。

 今回のシリーズは、大日如来やカルラ、多聞天等々。

 何やらデーモン小椋(漢字忘れた)がフルート吹いているみたい。

 カルラとは、迦楼螺と書く。岩波仏教辞典によると、サンスクリットのガルーダ(garuda)のことで、伝説上の怪鳥である。カルラは、蛇の一族の奴隷となった母を救うために、不死の飲料である甘露を手に入れて、母を見事助け出した。ヒクイドリの化身なので、蛇や蜥蜴を好んで食べる。

 ヒンドゥでは、ビシュヌ神とつながり、それが仏教では、八部衆の1つとされている。

 インドネシアの航空会社のガルーダはカルラのことであるし、「迦楼羅火」という不死の炎の象徴でもある。

 光背の部分の炎が迦楼羅火である。

 ゲゲゲの鬼太郎のアニメ版の最初のバージョンに登場し、牛鬼を退治する役回り。

 牛鬼は、鬼太郎シリーズの中では最強の妖怪で鬼太郎でさえも、退治出来ず、目玉親父が「一心にカルラ様に祈るのじゃ」と漁民を説得して、ようやくカルラが登場して、簡単に牛鬼をやっつけてしまう。

半月もこの通り。2010/11/14 21:35

 今日は、おうぶの家に戻ってきたので、FZ28で月面撮影。ほぼ半月となった。望遠鏡だとクレーターが一杯見えて一番楽しい月齢である。

 やはり、クレーターの撮影は無理なようだ。FZ28の望遠端の焦点距離は、フィルムカメラの500㎜相当ということだが、実際の焦点距離は、86.4㎜しかない。

 月は、焦点距離の1/100の直径に結像するので、実際の画像の大きさは、1㎜にも満たない。通常、月面は、1000㎜から2000㎜の超望遠でクレーターが美しくシャープに写り、フィルム上の結像は、10~20㎜位で月面の全体を捉えることが出来る。

 こうしたことを考えると、これでも良く写っている方だが、世界で最初の月面写真が1890年代かに撮影されたのを以前みたことがあるが、これよりも良く写っていた。

清盛の丁石寒し有馬道2010/11/14 22:31

 またまた童子投句締め切りが迫ってきた。

 句会が岡山県児島であるので、その時に詠んだ句でもと思うが、
 句会から残り1日しかないので、今の内に幾つか作っておかないと、間に合わない。

 最近は、スランプというか、つまらないものしか出来ない。
 秋はいくらでも詠むことが出来そうだが、実際には夏よりも難しい。

 熊の子の蜂の巣取りし裏山に
 
 鵯の拝み残せり木守柿

 清盛の丁石寒し有馬道

 枯れ菊も香り残せし夜伽かな

 大流星飛び消えたるは近江路と

 どうもうまく出来ない。