日本のたまご研究もここまで進歩したか2010/10/15 23:25

 今日は、早い目に起床して午前10時位に原稿をなんとか書き終えて、午後からは、京大桂キャンパスで開催された第7回たまご研究会に参加。

 第1回目から参加しているが、もう7回目。日本のたまご研究もここまで進歩したかという印象を持った。

 たまごの構造的な研究には、電子顕微鏡が活用され、フワフワ感がどうして出てくるのかとか、調理後のたまご食品のミクロの構造と味覚との関係等の研究。あるいは、たまごは、生命の源であり、今まであまり知られていなかったり、成分の抽出が上手に出来なかった為に進まなかった機能的な研究も飛躍的な進歩を遂げており、医学の分野にも応用されて始めており、一部は、実際の治験の段階まで進んできている。

 当日は、NHK京都が取材にきており、京都の方はご覧になられたかもしれない。午後6時から放映されたようだ。

 このたまご研究会の世話役の会社さんが、ファーマフーズという先端企業で、京大リサーチパーク(桂キャンパス)に隣接した超先端企業が立地する企業団地に本社があり、京大からだいだい5分位の距離。

 超現代的な建築で、しかも、丘陵地にあるので、京都の西側から、京都駅方面から北区まで、遠くは比叡山まで全てが展望が効くテラスがあり、なんと、会社の中にレストランがあるという信じられない豪華さ。

 別にこの企業に資本力があるのではなくて、たまごの研究を進めた結果、これだけの収益を挙げられているという。やはり、京都の人は、大阪の人と違って起業力・発展力・情報発信能力が優れていると感じた。

 お土産に全農しんたまご2パック、12個を頂く。京大桂キャンパスは風光明媚なところにある。(写真下)しかし、交通は超不便。阪急桂駅からバスが出ているが、バスでも十数分かかる。帰りは、阪急桂駅からでは、座れないので、JR上桂駅行きのバスに乗車して、普通→快速急行の便で帰った。帰宅したら、こんな時間になった。タクシーをファーマフーズさんの方で手配して下さったのだが、全然来ないので、バスで帰ることにした。

 年輩の人が怒鳴って怒っていたが、せっかくお世話をしてくれた企業さんにそんな風に短気で起こってはいけないと、幼稚な私でさえも感じた。

流通業界で1人勝ち 業務スーパー(神戸物産)2010/09/22 10:36

業務スーパーという名前は、たしか、探偵ナイトスクープで、ヘンなお姉ちゃんが、プロモーションビデオを製作するという依頼があって、始めて知った。

その後、行きつけの立ち飲み屋さんとかそういったところで、業務スーパーの袋を発見、凄く浸透しているのだと思った。

業務スーパーを経営している会社は、(株)神戸物産といって、本社は、兵庫県加古郡稲美町という神戸の西側の外れにある。

このカイシャのモットーは、コンビニとかの流通産業、あるいは、外食産業が、少子高齢化で飽和状態となり、如何に生き残るがかが課題になっている時に、オリジナリティを尊重する差別化食品を提供している。

値段も安いが通常と異なった仕入れルートを確立し、中国等海外に同社の食品加工工場や貿易会社等を有している為に、低コストで多様な商品の輸入販売が可能。

例えば、居酒屋に必要不可欠な枝豆とか冷凍野菜、小鉢料理(冷凍品)等も豊富、あじフライ等の冷凍加工品、徳用ウィンナー等もある。

玄人筋だけではなくて、一般客も利用可能な店舗もあるという。

この会社、為替円高ということもある凄く儲かっている。平成二十二年十月決算予想では、売上高が1370億円(前年1259億9800万円)、営業利益が26億円(前年七億6200万円)、経常利益が26億円(前年5億7500万円)、純利益が11億5000万円(2億4400万円)を見込んでいるいるという。この内、営業利益は、前回予想から30%以上の増益修正されている。

 円高でこれだけの恩恵を受けていると言えそうだが、同じ、スーパーやコンビニチェーンでは、これだけの利益を挙げておらず、この会社の販売方針が営業業績に影響したと言えそうだ。