これでスッキリ2009/02/04 10:31

IXYDIGITAL70で撮影。
 ディアゴスティーニのDTMのソフトウエアマガジン、マイミュージックスタジオのCD-ROMが50枚貯まってしまった。
 毎週CDがプラケースに入ったものが増えてくるので、保管スペースが大変。CDのプラケースって、①かさばる、②滑り落ちやすいは、③割れやすいとロクなことがないので、カン・プラスティックゴミの日に思い切って捨てちゃいました。
 ヨドバシで、CDフォルダー48枚入りに2枚を余分に押し込んで収納。CDケースから印刷物を抜き取って1つのホルダー1枚のCDと一緒に収納。
 これでスペースが4分の1以下になる。それにしてもディアゴは、ロボットの時もマイミュージックスタジオの時も、ケースとか段ボールとか包装材がやたら多くて捨てるのに難儀した。
 もう少しエコロジーを考えて欲しいと思う。最初から、こんな収納ブックを景品か頒布販売して、紙ケース等に織り込んで、デリバリしたら、カサは、数分の1以下で、コストも下げられるのに、そういった考え方はないのか。

取りたてリスクが少ないだけ、ボロイ商売2009/02/04 13:49

IXYDIGITAL70で撮影。
 ウィルコム(データカード)を解約した。モバイルPCの通信用にこのモバイルを扱っていた前の企業名であった時代から6年以上も契約して来たが、接続速度等、全然進歩がないので、やめた。
 e-モバイルの一番安いコースだと使わない月には、1000円で済む。一方、ウィルコムの場合は、全く使用していないので3800円が口座から引き落とされるので、勿体ない。私の場合、殆ど使わない時と使う時と相当差があるので、この方が安くつく。
 解約の電話を入れる。最初はキカイの女性が応答するので、これに従ってメニュー番号を選択いく。プチプチ、その後、間をおいて、これも女性の声で完璧な発音とイントネーションなので、キカイかと思った。
 「あのう、キカイの方ですか。」
 「いいえ、解約担当のKと申しますが。」
 「今回は、解約のお手続きですね。」
 「使用機種の電話番号をおっしゃってください......」
 (ドキドキハラハラ、声綺麗だなー。)
その後、身元確認の作業後、
「お客様のナントカ契約なので、解約料はかかりませんが、月々の分割払いされていた分が一度の請求されることになります。昨年10月に機種変更されていますので、1万4千円がかかってきます。」
 (ああ、そうだ、機種変更したばかりなんだ。勿体ないなー)
「お客さんの回りに、ウィルコムモバイルを利用した方がおられましたら、機種を割安で譲れば、お客様も譲られた方もお得だと思いますけれど....」
「居ません。」
「それは、残念ですね。携帯電話に機種変更することも出来ますが、その場合は....」
(結構、相手も必死に粘って来るんだなー。でも、声が綺麗だし、腹が立たないなあ。これがおっさんだったら、「もう、いいわい!ガチャ!だけれど。」)
「どうも長い間ご契約いただきましてありがとうございました。」
(そう、6年以上も契約していたんだ。)
 そういう訳で、1週間以内に解約書類が送られてくるらしい。1万4千円の元がとれるだろうかとか色々考えたりしている。
 それにしても、解約手続きの電話受付担当の方って、大変だと思う。対応次第で、相手が、最も良い場合は、解約を思いとどまったり、あるいは、新規別契約というケースさえも考えられる、考え方によっては、電話1本でも、対応次第で大きな差が出てくると思う。

 これからはeモバイルでやっていこうと思う。この会社が宣伝している「100円PC」は、結局、2年マックス契約が義務づけられているので、何もしないでも相手に6万9800円がころがり込んでくる仕組み。つまり、電話契約を別にすれば、3~5万円のモバイルパソコンを7万円で購入する事になる訳。
「そんな美味しい話ある訳ないだろう。」危ないワナだ。
 そこで、私の場合はモデムだけで、モデム代5980円(割引価格なのだそうだ。どうみてもアウトレット品)
◎スーパーライト契約で申込み代+最低月額千円、2年間契約。担当者の方で「良心的そうな人」だったので、「結局、一番、得なのはどれやぁ?」と尋ねたらこのコースだった。
それでも、即時解約した場合で2万9800円のペナルティ+解約手数料が取られる。そうしたことを考えたら、やはり100円PCでも一緒かなと思ってしまう。
 「やっぱり騙されたんだ...」受付の女の子がPSPのゲームキャラの様な可愛い系だったので、つい乗せられてしまった。
最低料金1000円だが、1000円使用出来るのは僅か数メガの通信料にしかならず、ブロードバンドでビデオを10秒位見ていると、直ぐに終わってしまう情報量。
通信料金が従量制なので、結局、電話・通信会社はボロ儲け。
どうしたって、会社に儲けさせるだけのサラ金経営よりも、取りたてリスクが少ないだけ、ボロイ商売だと思う。
最低限の防御手段として、利用者は、やはり上限金額が低いものを選択すべきだと思う。

I-Tuneを使用して驚いた2009/02/04 23:11

IXYDIGITAL70で撮影。
 I-Tuneを使用していて驚いたことがある。

 写真下のカラヤンのブルックナーのLPレコードをサウンドブラスター経由で、パソコンに録音した(当然、WAVファイル)、更にこれをCDに焼き込む作業を行った。サンプリング周波数やビット数は、当然、CD規格である。

 CDには、具体的なアーティストや曲名の情報等は、記録していない。トラック名もただ単にトラック1とかそういったもの。CDのデータ名もMYDATEで特別な名前を入れていない。

 このCDをI-Tuneに読み込ませる。すると、写真右の情報は、インターネット検索システムからダウンロードされて、データベースが形成される。

 例えば、通常のCDならば、アーティストや録音データ等がインデックスデータとして存在しているので、検索すれば、データが表示されるのは、当然だと思うが、アナログ録音のLPをデジタル録音したデータをオーディオCDにしている訳で何らインデックスデータの関連性が無いのに、こちらが指定していないのに自動的にI-TUNEに情報が形成されるのである。

 不思議としか言いようがない。例えば、PCM衛星音楽放送を受信してそのデータを元にCDを制作した場合には、自分で曲目情報を入力しない限りは、インターネットの検索システムと同定、ダウンロードされることはない。

 一番、不審なのは、この場合、曲名、演奏、アーティストの情報で使えるのは、WAVデータの波形と収録時間のデータのみである。I-Tuneの検索システムは、これらのデーターを元に例え、アナログディスクからデジタルダビングしたCD、データから、この様な情報を引き出せる能力を持っているということになる。

 ところで、最近は、ヤフオクで良い出品者を見つけて落札している。この出品者は、アメリカ版のコレクターか業者であり、ジャズのLPも良い出品が多い。

 装置は、MCカートリッジ(DENON DL103R)→管球イコライザーアンプ(球は、自作12AX7A*4)→USB Sound Blaster Digital Music SX→PCというシステムでCDを作成している。LPから板起こししたディスクと、アナログマスターをデジタルリマスターした正規のCDを比較視聴してみるとかなり違うことが判る。

 このカラヤンのブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」も内声部の弦楽パートの位置が、正規CD版では、センター奧やや右寄りに聞こえるが、LP及び自作板起こしCDでは、右側のかなり近い距離で細かな部分まで聞き取れる。主旋律を奏でるヴァイオリンにオブリガートで演奏するビオラやチェロの面白い音形が聴き取ることが出来る。そこが、カラヤンの狙いだったのだ。

 CDマスター編集時に波形を観察したが、実にキレの良い見事な波形で、楽章の構成が、実に明瞭な波形の形の組合せで示されている。シンメトリーな部分は、本当に機械で演奏した様に精密に対照的な図形を描いている。

 これだけとみても、凡庸な指揮者による録音とは、一線を画していることが、音を聞かずとも波形をみることで知ることが出来る。

 アナログ録音のデジタルリマスターCDは、カラヤンは、制作時には亡くなっていたので、当然、関わっていない。一方、1970年頃に制作されたLPでは、マスターテープを最初に編集する時には、カラヤンが元気に活躍していた壮年時代であり、実際に彼が優秀な耳でモニタリングして、ミキシングの指示を行い承諾したものがLPとして制作されている。

 だから、アナログ録音のオリジナルLPが、CDよりも、ずっと貴重な資料になってくるので、マニアにはやめられない訳である。

 上のフルトヴェングラー、エドウィンフィシャー演奏のブラームスのピアノコンチェルト第2番は、アメリカのターンアバウト盤である。もともと、この録音は、ナチスドイツ末期に開発された秘密音響兵器マグネトフォンでテープ収録されたものをソビエトがベルリン侵攻の際に接収し、メロディア盤として出たものの、海賊版(これも妙な言い方で、メロディア盤こそ泥棒、海賊盤かも知れない)である。その後、各社からCDに復刻されたものが発売されているが、元々のメロディア盤の特徴を良く伝えているので、興味深い資料でもある。

 盤質悪く、ジャケットもかなりくたびれている感じだが、落札金額は、僅か千円であったので、ノイズ除去処理をマイミュージックスタジオのSSWのアナログ波形編集ソフトで試みてみたい。どうせ、オリジナルと違うコピーを作るのだから、位相や残響処理を行って音場感があるディスクを作ってみるのも一興である。