スゴロクでクッキリ2007/02/20 22:44


SONYのハイビジョンレコーダー「すご録」RDZ-D700を購入して約1ヶ月が経過した。

買った当初は、IOデータの液晶TV(モニター)の修理騒ぎの為にゆっくり、機能を試している暇はなかったけれど、1ヶ月経過して、この機種の良い点、悪い点が徐々に見えて来た。

それよりも、HDMI端子で接続してみた地上デジタルとBSデジタル放送の画像の鮮明さに最初は驚いてばかりいた。

特に30インチを越える大画面では、嫌でもアナログ放送画面の画質が気になるが、デジタル放送(ハイビジョン収録)を見ると、その様な不満は、一気に解消する。

凄いと思ったのは、特に名山(登山が好きなもので)関係のビデオで遠景の雲の輪郭線が逆行で撮影して場合にクッキリと見える事である。色々な場面を見ていくと、私が実際に山にいってデジカメで撮影した画像よりも鮮明に見えるので、こんな画面が見えるのならば、別に素人がデジカメで撮影する必要もないと思った。(動画でこれだけ見えるのは驚きです。)

また、仏教美術関係では、仏像等は、凄くリアルに見える。例えば、顔の部分の金箔が剥がれかけて浮き上がっている様子や、背後の壁画の輪郭線や、壁面の湿り気、剥落部分の亀裂等もしっかりと見える。このブログで日本美術全集を紹介したが、これに収録されている写真画像に比べて2~3倍の情報量がハイビジョン収録の番組ではあるのではないだろうか。


DRモードで録画すれば、ハイビジョンのクオリティが全く損なわずに録画出来る。但し、HDD容量が僅か250GBなので、あっという間にディスクが一杯になってしまう。

おまかせ録画モードと言う機能があり、AI(人工知能的)機能で、お好み番組を勝手に次から次へと録画していってくれるが、この機能では、低画質モードに設定しない限りは、ディスクの容量で2~3日でパンクしてしまう。

やはり、少し高くても400GB以上の機種を買わなければ駄目と思う。